ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

ゲゲゲとレレレとラララ

2010年02月11日 21時54分46秒 | 自己カルト的
「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」

怪盗ラレロのような不思議な響きのタイトルってだけで予約してきた本。
この場合はポポポでなくてゲゲゲなのだけど。

昨日今日と仕事で忙しかったので、明日とりに行く予定。

「ゲゲゲの娘」さんは、今度のNHK朝ドラが「ゲゲゲの女房」なのもあって
すぐに、「水木しげる先生の娘さん」と思い浮かぶ。

「レレレの娘」さんも、マツケンと小池徹平のCMもあって、
「赤塚不二夫センセの娘さん」と判る。

「らららの娘」さんはすぐにはピンと来なくて、グリーングリーンの歌詞が
何故か頭に浮かんだりして、「手塚治虫先生の娘さん」と気づくのが遅れたり。
「鉄腕アトム」の昔の主題歌なのね。空をこえてラララ星の彼方。

…「ラララの娘」さんじゃないのですね。
というか、息子さんだけじゃなくて、娘さんもいたんだ、手塚先生って。

空へ未来へ飛び回ってる人類の「夢」であるアトムと、
地上を走りまくって哲学的に「笑い」を振りまくバカボンのパパと、
地下へ闇へ優しい暗がりにたたずんで「死」を見てる鬼太郎と、

それぞれを生み出した「博士」と「パパ」と「親父」さんに乾杯。

娘さんたちが選んだ「お父さん」の「作品」の「話」というのも楽しみ。
ついでに書くなら、好きな「名ゼリフ」も選んで欲しいところ。


自分的に今それぞれに思い浮かんだものだと、

「お迎えでゴンス」「アッチョンブリケ」
「これでいいのだ」「ニャロメ!」
「この世の中にこれは価値だと声を大にして叫ぶに値することがあるかね すべてがまやかしじゃないか」

水木先生の「名台詞」は長いものが多くて思い浮かばない。
しかも、「深い言葉」のほとんどがねずみ男…。

「お前は未来永劫人間に生まれ変わることはありません」
「テクマクマヤコンテクマクマヤコン」
「エロイムエッサイムエロイムエッサイム」

「悪魔くん」のDVD-BOX欲しいな。あと、「鬼太郎」の第2期TVシリーズも。


「身体は物を食うて大きくなるけど人の心はなあ いろんな魂が宿るけん成長するんだよ」

日本経済新聞の連載「私の履歴書」の水木先生の回、文庫読みたいな。
「私の履歴書」は面白い人と面白くない人がいるけど、水木先生の回は淡々としていて
のんのんばあの最期の話には泣いた。