だんだん話が古くなってきましたが・・・
9月27日土曜日
福井に行ったときの話です。
当日の宿泊予定地が
福井市から奥に入った山間部
九頭竜ダム手前の
勝山市・六呂師高原
最初に決まっていたのは
そのことだけでしたから
その目的地に向かって~
美味い昼食を食べて
どこか城跡など行けないだろうか
と
かなり自己中心的な計画を立てる為
リサーチを開始しました。
(というわけで、いつも計画を立ててるのは私です、ワニさん。)
我が家を出発してから
城跡と言えば
有名なところだけでも
敦賀(大谷吉継の居城)・金ヶ崎・福井・北ノ庄・・・
それに朝倉氏関係・神社仏閣含めると
犬も歩けば棒にあたる状態
これは、立派な石垣に出会える予感で
ワクワクしてきました。
歴史的には
やはり
お市の方・柴田勝家が最期を遂げた
北ノ庄城が良いかな~
(ほとんど残ってませんが)
それとも
すぐ近所の福井城が良いか・・・
(ともに、福井市中心部にあります)
徳川家康次男で、二代将軍の兄
結城秀康が初代福井藩主となっており
当然お城も立派なものだったろうと推測できます。
今は、石垣・お堀しか残ってないそうですが
規模が大きいだろうことは間違いありません。
他にも
地元ゆかりの朝倉氏関係の史跡や
永平寺・白山神社平泉寺など
見所満載です。
ひじょ~に迷いましたが
結局決まったのは
越前大野城でした。
ずばり
福井北インターから
宿泊地の六呂師高原までの
最短コース沿いにあるお城だったからです。
子達の目的は
あくまでキャンプでしたから
逆走・遠回りなどしたら
どんなにゴネ倒すことか分かりません。
(というか、出発して小一時間ほどで
「まだ着かないのか?」と騒ぎ出した奴ら・・・)
大人だけの旅行なら
加えて、上記紹介した全ての城、回れそうでしたが
(城に興味ない人には相当苦痛でしょうけどね)
泣く泣く諦めました。
てわけで
朝、大原を出発してから
大野市に直行
約三時間で到着
開店直後の蕎麦屋で昼食を済ましてから
越前大野城に登城、とあいなったのでございます。
蕎麦屋のある七間通りを含め
大野市街は
越前大野城のある亀山を中心にして
碁盤の目状に発展してきた街です。
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街からは、こんな風にお城が見えます。
ちょうど、彦根城に似ていますね。
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(こちらは、去年9月に行った彦根城
やっぱり似てます)
平山城・・・
山の地形を生かした構造
てことで
登るのに、結構時間がかかります。
山麓の無料駐車場に駐車してから
南登り口から入城しました。

(入り口に復元されている搦手門)
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(亀山公園の案内図)
南登り口は、地図・中央下
そこから天守閣まで歩き
反対側の出口に下山して
ぐるーっと回って
元来た駐車場
(以上・赤線で示したコースです)
結構良いハイキングになります。
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登り口から天守閣までは
ずっとなだらかな坂道が続いています。
公園内には
二箇所?
子供の大型遊具も設置してあって
思わぬご褒美に
子達、大喜びでした。

大人の足で5~10分ほどで
本丸に到着です。
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(本丸虎口跡)
この門は、城下より移築されてきたそうで
たしかに
登り口の門に比べると
だいぶん古めかしい感があります。
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勇壮な城が姿を現したぞ~
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あとから調べて分かったことですが
こちら
天守台南側には「お福池」という池があるそうです。
たぶん、写真手前の垣・立て看板がしてある所がそうみたいです。
気付かなかった~
子供連れてると、そこまで気が回らないんですよね・・・
この「お福池」
初代城主の正室の名前が付けられたそうで
今でも一年中水が湧き出しているそうです。
(ちゃんと見てくれば良かった~)
この場所
(門から本丸に入った場所)
天守閣の向きから言うと
正面ではなくて
(もう一つの登り口からだと、正面から入れる)
天守閣の向かって右方向の側面になります。

天守閣の建っている天守台に登るには
直接ではなく
手前の武器櫓に登ってから向かうような構造になっていました。
(戦国時代の知恵でしょうか)
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(手前が武器櫓~
奥の石垣を通って天守台に向かいます)
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(武器櫓跡から天守台を眺めた写真)
武器櫓は、L字型になってますね。
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(武器櫓から、市街地を眺めた・・・)
田んぼの白くなった部分は蕎麦畑!
今の季節の北陸風物詩ですね~
ちなみに
この写真の左側中央に見えている山には
戌山(いぬ)城跡があります。
大野城の歴史と併せ持って説明しますと
古来、戌山城が地元朝倉氏の居城として機能していたのですが
朝倉氏滅亡後
越前の一向一揆平定の功績として
金森長近がこの戌山城に入封してきました。
しかし、交通の便などを考えて
長近は、隣の亀山に大野城を新たに築いたため
こちらの戌山城は廃城となりました。
180mの高さの山城跡だそうで
亀山が亀ならば
戌山が犬ほどの
大きさの違いがあります。
(そういう名前の由来なんでしょうか・笑)

武器櫓から天守台にかかる石橋
天守閣の後ろ側に通じています。
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戦争勃発の際は
石橋を取り壊して、外部の侵入を防ぐ、というわけですね。
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それにしても良い景色。
石垣から落っこちたら・・・なんて考えると
ちょっと恐いですが
この綺麗な石垣の上に
公衆トイレが建っており
その向かいに天守閣の博物館の入り口
(天守閣の裏側ですが)
子達がどんどん先に進むので
結局中の見学はせずに
通り抜け
天守閣の正面に出ました。
9月27日土曜日
福井に行ったときの話です。
当日の宿泊予定地が
福井市から奥に入った山間部
九頭竜ダム手前の
勝山市・六呂師高原
最初に決まっていたのは
そのことだけでしたから
その目的地に向かって~
美味い昼食を食べて
どこか城跡など行けないだろうか
と
かなり自己中心的な計画を立てる為
リサーチを開始しました。
(というわけで、いつも計画を立ててるのは私です、ワニさん。)
我が家を出発してから
城跡と言えば
有名なところだけでも
敦賀(大谷吉継の居城)・金ヶ崎・福井・北ノ庄・・・
それに朝倉氏関係・神社仏閣含めると
犬も歩けば棒にあたる状態
これは、立派な石垣に出会える予感で
ワクワクしてきました。
歴史的には
やはり
お市の方・柴田勝家が最期を遂げた
北ノ庄城が良いかな~
(ほとんど残ってませんが)
それとも
すぐ近所の福井城が良いか・・・
(ともに、福井市中心部にあります)
徳川家康次男で、二代将軍の兄
結城秀康が初代福井藩主となっており
当然お城も立派なものだったろうと推測できます。
今は、石垣・お堀しか残ってないそうですが
規模が大きいだろうことは間違いありません。
他にも
地元ゆかりの朝倉氏関係の史跡や
永平寺・白山神社平泉寺など
見所満載です。
ひじょ~に迷いましたが
結局決まったのは
越前大野城でした。
ずばり
福井北インターから
宿泊地の六呂師高原までの
最短コース沿いにあるお城だったからです。
子達の目的は
あくまでキャンプでしたから
逆走・遠回りなどしたら
どんなにゴネ倒すことか分かりません。
(というか、出発して小一時間ほどで
「まだ着かないのか?」と騒ぎ出した奴ら・・・)
大人だけの旅行なら
加えて、上記紹介した全ての城、回れそうでしたが
(城に興味ない人には相当苦痛でしょうけどね)
泣く泣く諦めました。
てわけで
朝、大原を出発してから
大野市に直行
約三時間で到着
開店直後の蕎麦屋で昼食を済ましてから
越前大野城に登城、とあいなったのでございます。
蕎麦屋のある七間通りを含め
大野市街は
越前大野城のある亀山を中心にして
碁盤の目状に発展してきた街です。
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街からは、こんな風にお城が見えます。
ちょうど、彦根城に似ていますね。
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(こちらは、去年9月に行った彦根城
やっぱり似てます)
平山城・・・
山の地形を生かした構造
てことで
登るのに、結構時間がかかります。
山麓の無料駐車場に駐車してから
南登り口から入城しました。
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(入り口に復元されている搦手門)
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(亀山公園の案内図)
南登り口は、地図・中央下
そこから天守閣まで歩き
反対側の出口に下山して
ぐるーっと回って
元来た駐車場
(以上・赤線で示したコースです)
結構良いハイキングになります。
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登り口から天守閣までは
ずっとなだらかな坂道が続いています。
公園内には
二箇所?
子供の大型遊具も設置してあって
思わぬご褒美に
子達、大喜びでした。
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大人の足で5~10分ほどで
本丸に到着です。
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(本丸虎口跡)
この門は、城下より移築されてきたそうで
たしかに
登り口の門に比べると
だいぶん古めかしい感があります。
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勇壮な城が姿を現したぞ~
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あとから調べて分かったことですが
こちら
天守台南側には「お福池」という池があるそうです。
たぶん、写真手前の垣・立て看板がしてある所がそうみたいです。
気付かなかった~
子供連れてると、そこまで気が回らないんですよね・・・
この「お福池」
初代城主の正室の名前が付けられたそうで
今でも一年中水が湧き出しているそうです。
(ちゃんと見てくれば良かった~)
この場所
(門から本丸に入った場所)
天守閣の向きから言うと
正面ではなくて
(もう一つの登り口からだと、正面から入れる)
天守閣の向かって右方向の側面になります。
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天守閣の建っている天守台に登るには
直接ではなく
手前の武器櫓に登ってから向かうような構造になっていました。
(戦国時代の知恵でしょうか)
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(手前が武器櫓~
奥の石垣を通って天守台に向かいます)
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(武器櫓跡から天守台を眺めた写真)
武器櫓は、L字型になってますね。
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(武器櫓から、市街地を眺めた・・・)
田んぼの白くなった部分は蕎麦畑!
今の季節の北陸風物詩ですね~
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ちなみに
この写真の左側中央に見えている山には
戌山(いぬ)城跡があります。
大野城の歴史と併せ持って説明しますと
古来、戌山城が地元朝倉氏の居城として機能していたのですが
朝倉氏滅亡後
越前の一向一揆平定の功績として
金森長近がこの戌山城に入封してきました。
しかし、交通の便などを考えて
長近は、隣の亀山に大野城を新たに築いたため
こちらの戌山城は廃城となりました。
180mの高さの山城跡だそうで
亀山が亀ならば
戌山が犬ほどの
大きさの違いがあります。
(そういう名前の由来なんでしょうか・笑)
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武器櫓から天守台にかかる石橋
天守閣の後ろ側に通じています。
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戦争勃発の際は
石橋を取り壊して、外部の侵入を防ぐ、というわけですね。
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それにしても良い景色。
石垣から落っこちたら・・・なんて考えると
ちょっと恐いですが
この綺麗な石垣の上に
公衆トイレが建っており
その向かいに天守閣の博物館の入り口
(天守閣の裏側ですが)
子達がどんどん先に進むので
結局中の見学はせずに
通り抜け
天守閣の正面に出ました。