昨年から辻しばで販売しております「桜花塩漬け」
慶事に頂く桜湯とかで使う、桜の花の塩漬けです。
この時期、けっこうご注文を頂くのですが、どうやら桜湯以外でもお使い頂いているようで・・・
何かないか、と考えてみました。
ついでに菜の花漬も使って、さらに春らしい、こちらのメニュー
「春のてまり寿し2品」
簡単で京らしい華やかメニューです
(1)
まずは旬の小かぶらの皮をむいて、家庭用のスライサーで薄切りします。
包丁で切っても良いです。
大根でも味はそれほど変わりませんが、硬いですので、
スライサーをお使いの場合はケガをしないようご注意ください。
(2)
薄切りした小かぶらは、塩を振ります。
しばらくしたら、水分が出てきますので、両手ではさんで、ぎゅっと絞ります。
(3)
水けを絞った小かぶらの半量を容器に入れ、並べます。
水で洗った桜花塩漬を、全体の出来上がりの個数(てまり寿し)の分だけ入れ、
市販のすし酢をひたひたの量加えます。
1時間ほどで味がなじみますが、1日ほど置きますと、桜の花の色が移ってきれいです。
大根の場合も、硬いですので、漬ける時間を長くしてください。
(4)
そして、小かぶらの残り半量を、別の容器に並べ、
てまり寿しの出来上がり個数の分だけ、菜の花漬(塩分10%なので、薄い塩水につけて塩抜きします)を加えます。
すし酢をひたひたの量加え、こちらも、味がなじむまで待ちます。
(5)
待ち時間の間に、酢飯をつくって、てまり型にすし飯の成型をします。
(プリンのカップなどで図ると、同じ分量のてまり型が出来ます。)
もちろん、にぎり寿しのように、手で握って成型しても良いですが、
慌てると肩がこりますので、予め成型する方をおすすめします。
(6)
キッチンペーパーを使って、味付けした小かぶら(2種類のもの)・桜花塩漬・菜の花漬の水けを切ります。
(両手ではさんで、軽く水切りしてから、キッチンペーパーで水けを取ります。)
お伴の白身魚(今回はヒラメ、タイでもOK)、スモークハム
(7)
手のひらにラップを広げ、すし飯・白身魚・小かぶら・桜花塩漬の順でのせて包み、
なじむ程度、ぎゅっと握ります。
同様に、すし飯・スモークハム・小かぶら・菜の花漬でも、作ります。
(8)
完成!「春のてまり寿し2品」
じゃなかった 「春のにぎり寿し2品」になってしまいました
時間がなかったので、雑になりました。
でも、春らしくて、いい感じでしょ!
リベンジで、今度はきれいなてまり寿しを作って、レシピ集に載せたいと思います。
てまり寿しが雑になってしまった原因?
同時進行で、風呂吹き大根を作っていました。
「ゆず味噌」もページが出来あがり次第、ネット販売いたします。
地元大原産の柚子を使った調味味噌です。
甘さ控えめなので、大根にたっぷり漬けて頂いても、しっかりご飯のおかずになります。
我が家では、一袋(150g)を大方一回で使い切ります。
(子供は苦手みたいですけど、大人4人はしっかり頂きます。
なんだか家族がはまってしまったようで、連続3日出てきましたよ)