京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

坂本行き・決定打!

2008-06-02 21:21:28 | いろんな最中。
中世の石工集団・穴太衆の本拠地
そして
安土城に次ぐ名城、として名をはせ
今は湖の中に沈む坂本城のある・・・

坂本

気になってしょうがない場所ではあったのですが
今まで行きあぐねていました。

なぜかというと

子達の喜びそうな施設もなさそうだし
(まあ対象年齢の高い景勝地です)
まあ、やめとくか、という感じでした。

しかし
今回
坂本の観光パンフレットを手に入れてから
にわか、坂本行きを計画し始め
ネット検索で、人様のブログなどをチェックして
情報収集しておりました。

その中で
目が釘付け
「これは行かなければ!」
と、坂本行きの決定打になったのが

最中(もなか)

近頃、和菓子屋さんに行っても
買おうと思うほど魅力的な最中には出会わなかったのですが

見た瞬間
電撃 

うるさい子達2人を敵に回してでも
買いたい!と思った最中
その道中を御覧頂きましょう。





ここは坂本
京阪坂本駅からすぐ

参道沿いにある二軒の蕎麦屋
日吉そばと鶴喜そば
坂本名物です

蕎麦屋の前を通り抜けて
すぐ



こちらが
今回の旅の目的
菓子司 鶴屋益光」さんです。



お店の前の通りは昔ながらの風情が漂っています。

今回、買う商品は決まっていたから
入店を躊躇する気持ちはありませんでしたが
緊張しない、素朴な店構えでホッと一安心です。

お店の中には
鶴屋の由来を表すような
風格ある調度品などが飾られてました。

子達、触って壊しやしないかと心配でしたが
小鳥や虫などの玩具細工もおいてあり
そちらに夢中になっていました。
(ありがたいお心遣いです

店内では
涼しげな冷やし菓子に目を奪われましたが
迷った挙句
買ったもの3点

発表します

ジャーン!!!
第一位は



なんと!
石垣もなかです。

私のカテゴリー
「石垣」と「最中」
一度で二つの味が楽しめます



まさしく、これ!

形も長方形。
結構大ぶり。



中は粒あん
ぎっしり詰まっていました。

「あんこを楽しむ最中」といった趣きか・・・

素朴系のあんこ
水飴も入っているようだが
かなり澱粉質の多そうな粘りで
好みが分かれそう

ボリュームたっぷりなので
お茶なしではキツイかもしれませんね。



そして
一般的には
こちらの方がよく売れているでしょう

第二位!





猿型もなか!
かわい~です。



中身は
こしあんに刻み栗が加えてあります。

味はこちらの方が好みかな。

あまり、こしあんは好きではないのですが
この最中のは、練り羊羹のような重厚感あり
しっとりしていて美味しかったです。



栄えある
第三位!



こちらも坂本名物か
そばぼうろです。

あんまり、そばぼうろって好きじゃないんですけどね。
「昔の」の文字が気になって・・・

食べてみると
生地そのものの蕎麦粉の割合は少ないのか
かなり歯ごたえがあり
よくある「松葉」のような味です。

すなわち
小麦粉生地の「ぼうろ」に、蕎麦の実を加えたものなのでしょうか?
甘味が強くて、美味しかったです。

けっこう良い値段でしたけど
これはクセになりそうです。

石垣の街。

2008-06-02 20:27:34 | 近江の石垣。
昨日投稿の石垣

中世の石工集団・穴太衆の本拠地
比叡山のお膝元
近江の坂本です。


(比叡山高校の横・坂本ケーブルの入り口の石垣)

前々から行ってみたかったのですが
大原からは中途半端な距離で行き損ねていたのと
(あまり近いとねえ・・・)
いまいち、駐車場などの情報もなく
子達を連れて行くにはどうかと
いろいろ躊躇していたのです。

しかし
先週、道の駅米プラザで
坂本ケーブルのパンフレットをもらって帰って、情報収集!
駐車場の心配はなくなったので
行くことにしました。

「蕎麦」食べて「ケーブル」に乗るよ!
と子達を誘導し
それでも、騙されなかった長男は
「留守番する」と言い
次男・長女をお供に行って来ました。

「蕎麦」
坂本名物の鶴喜そばか日吉そばに行こうと思っていたのですが
次男たっての希望で
いつもの、堅田の美登路に行きました。
彼曰く
「涙が出るほど美味い」んだそうです。
行くまでに、何度も「涙が・・・」を連発していました。
これについては、のちほど投稿するので割愛。

「ケーブル」
駅は文化財になっているほど古い建物で
写真を撮りまくりました。
これも、のちほど投稿。

皆さん
お待ちかね?の石垣について速報することにします。


(日吉大社参道の一本西の路地・ちょっと沖縄っぽい)
(ハイビスカスでなくて、ツツジ)

米プラザでもらった坂本パンフレットによると
町のいたるところ
穴太積の石垣が美しく
見所満載のようでした。

長男だけがお供ならともかく
根性のない次男とわがまま長女を連れてますから
コース設定には、そこのところの考慮が必要です。

車は、ケーブル駅(山麓)近く・滋賀院門跡の裏に停めていましたので
ケーブルから降りたあと、すぐに連絡バスに乗って
琵琶湖よりの京阪坂本駅前で下車

そこから山手に向かってお散歩しました。
(約500メートルほどの道のりです。)
駅前の日吉そば横から、西方向の路地に反れ
上の写真の路地に進入

参道はそこそこ賑やかですが
ここまで来ると、日曜とはいえ静まり返っていました。

石畳風に舗装してあり
道沿いは民家かお寺さんですが
いずれも、こじんまりながら美しい石垣が施されていました。
(すでにギブアップの長女をおんぶしながらの散歩でしたので
 なかなか写真が撮れず残念!)

路地は、比叡山に向かって、緩やかな勾配があり
ちょっと歩いてから振り返ると
琵琶湖が見えて、良い景色~


(路地のどんつきが比叡山中学、左方面に行くと滋賀院門跡)



ケーブル駅で見た資料では
坂本の中でも、最も立派な石垣があるのが
滋賀院門跡!と書いてあったので
ピンポイント
そちらに行くことにしました。



ジャーン!!!
威風堂々としています。
白壁に石垣が生えて、重厚感たっぷりです。

とゆ~か
どこかに似ているなあ・・・

って


(滋賀院門跡の正門)

我が地元
大原・三千院門跡とよく似ています


(こちらは、昨年秋の三千院門跡)

そういえば
三千院も、穴太積の石垣なのでした。

大原から仰木峠越えて横川
そこから尾根づたい~根本中堂~
反対方向に下山すると
坂本

当然のこと
大原との縁も深かったことでしょう。



立派な石垣でした!!!

坂本には、まだまだ行かなきゃ~いけないところが
たくさんある!!!

出来たら、子達が居ない時に大人だけで行きたいなあ~

まあ、近いので
お蕎麦をエサに
ちょくちょく来ることにします。


昨日の朝・・・

2008-06-01 05:18:55 | 大原の風景
大原では、しとしと雨が降っていました。

しかし
無常にも?
運動会開催・・・

心配しながら、長男を送りに、玄関先まで出たら



咲きかけのアジサイにトンボが止まっていました。

どうも、羽化したてのようで
反応が鈍い?

「どうやって飛んだらいいの?」
と言わんばかり、葉っぱにしがみついている・・・
私にはそんな風に見えました。

この一写でフラッシュをたいてしまったため
さすがにビックリして逃げ出した~

その先は



おいおい
私のエプロンにしがみついてきた
(絶対まだ赤ちゃんだ・・・)

すかさず、もう一枚撮ると、さすがに遠くに飛んでいってしまいました。

オニヤンマに似ているけど
ちょっと小ぶりで
柄もなんだか、コントラストがはっきりしていて
なんか違う・・・

たまに見るけど
写真に撮ってみるまで
真剣に考えてみたことがなかった・・・

ヤマサナエでしょうか?
どなたか、知っている方、教えてくださ~い!!!