おじいちゃんの小さな疑問集(旧:おもりぽ)

「おじいちゃんがふと抱いた小さな疑問」を、載せさせていただきます。答えや共感や異論があればぜひコメントを!

片田舎町内会リポート.18

2007年03月25日 | Weblog
 昨夜、サッカー日本代表とペルーの試合がありました。オシムジャパンでは、はじめて、中村俊介さんと、高原さんの海外組みが合流だったのですが。高原らしいゴールが決まりましたけど、彼をみて思ったこと。「うーん、何かとってもドイツ顔になったなあ…」。

【リポート18.H18年度総会】
 つい先日の週末、あけぼのA丁目の定期総会が開催されました。H18年度の締めくくりの会合です。思い起こせば班長としては、H17年度のこの会合への参加から始まりましたから、ぼくの自治会への参加は、ちょうど1巡して最初に戻ったところであります。総会の主なテーマは、4つです。1つめは、H18年の決算報告をして、承認をもらう。2つめは、H19年度の活動案を説明して、承認をもらう。3つめは、H19年度の予算案を説明して、承認をもらう。4つめは、H19年度の新役員と新班長を紹介する。

 まず1つめ、H18年度の決算で質問が出たのは、香典とお見舞い金のことです。この項目の総額の単位が×万数千円と、「数千円の端数が記載されているのはなぜだろう?」という質問が出ました。「1万円の、ご不幸の香典数件にプラスして、お見舞いが1件あったのがその数千円の内訳」との、会計役員からの回答です。

 そこで、「お見舞金は、どの範囲に対して出すのだろうか?」ということが議論になりました。規定を見ると、『町内会員の同居親族の死亡時は1万円』と、香典に関しては明白。ところが、それ以外の支出については『役員会で必要と認めた場合』と、具体的な記述がありません。誰かが、「自分が役員だった時に、お見舞いは入院等の情報を得られる場合とそうでない場合があり、不公平感がでるので以後止めましょうということになった」と発言。

 会長が「そんな経緯は知らず、情報があったので支出した。いちいち役員会を開いて決めることでもないので事後報告でよかろうと思い」と、説明。議論は、今回のお見舞いはともかく、今後は中途半端になるので、以降規定を『役員会で定めた場合』は、削除で修正したらどうか?という方向に発展しました。「そうすると、本当に必要な時に香典以外では、会員に対し支出できなくなるけど」という、もっともな反対意見がでました。でも結局、「ややこしいのを残すと、後々今回みたいに面倒な議論になる」という意見が大勢を占め、削除に決定しました。

 町内会での議論の方向性の基調は、後々面倒くさくないようにという、<面倒くさいこと回避>の姿勢です。これは、誰も望んで町内の仕事なんぞをやってるわけではなく、そうなりがちですし、ぼくの姿勢にも合うので、しっくりきますね。しかしながら変更した規定文書は、次期書記役であるぼくが直さなきゃいけない。これはこれで、ぼくにとっては面倒くさい…。

 次に2つめは、19年度の活動案について。去年の総会で、「次の年度の活動案を、前の年度の役員が作るのはどうか?」という議論がありました。笑っちゃったのは現会長が、「去年そんな指摘もありましたが、でも本年度を踏襲した来年度案を、やはり作っちゃいました」と言いながら説明したことです。活動内容も、内容案をつくるやり方も、変えるのはとても面倒ですからね。で、これについては何の異議もなく承認されました。

 さらに3つ目は、活動案に沿ったH19年度の予算案の審議です。ここまできて、もう重責を逃れるためオトナシクしている必要のなくなったぼくは、2点議論して欲しいと頼みました。1点は、収入の項目にH18年度はなかった、夏祭りの焼ソバと、かき氷の売上を計上することの是非です。収入項目に記載すると売上目標になってしまい、そうじゃなくても行列ができて、じっくりとは焼けない焼ソバが、余計あわてて作ることになって、マズイ出来になってしまいそうな気がしたから。

 2点めは、班長主催の懇親会費が1世帯あたり千円になっているのを、もうちょっと増やせないかという議論です。例年は年明け早々にやっていた班懇親会を、実はぼくの班は、ぼくが忙しかったっためについ先日開催したのです。その経験でいうと、お店でランチを食しながら、乾杯の飲み物も注文して開催すると、とても一人千円では足りません。だからといって公民館でやるのでは、弁当や飲み物、乾き物を用意し、後片付けも班長がやらねばならず、負担が大変です。結局、欠席者が多いのを願いつつ店でやるという、主旨に合ってるのかどうか微妙、といった感じの開催になったので。

 1点目については、「収入が計画どおりではなくても、責められるわけじゃないからいいんじゃないの」、という結論。ちなみに、昨年もらった上位組織である区長からの寸志というのも予算の収入項目にあって、笑えました。H19年度も、区長は寸志をくれるのでしょうか? 2点目についても、「この予算を倍にすると、繰越の残金が2、3年で尽きて、すぐ赤字になるおそれがある」ということで、従来どおりとなりました。ぼくとしては予算資料を修正する手間が生じないので、いいんですけどね…。

 最後の4つめ、新役員紹介と新班長紹介は、審議ではなく報告事項です。全員が、現副会長から名前をよばれる順に立ち上がって、「よろしくお願いします」と挨拶をしました。これで、H18年度の総会はつつがなく終了です。全体はこれで解散で、後は会長、副会長、書記、会計の引継ぎを、残ってやることになったわけであります。
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 いよいよ、書記役の引継ぎです。はたして具体的にはどんな仕事があって、どんなに面倒なものなのか? 次回<書記引継ぎ>に、つづく…。
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