おじいちゃんの小さな疑問集(旧:おもりぽ)

「おじいちゃんがふと抱いた小さな疑問」を、載せさせていただきます。答えや共感や異論があればぜひコメントを!

おもりぽ.その149【マーケティング新時代】

2011年09月23日 | Weblog

おもりぽ.その149【カーナビ復活のおさらい=マーケティング新時代】

おもりぽ144~148まで、5回のシリーズとなってしまったカーナビ不調リポート。およそ3日間の復活までのプロセスでは、ビックリしたり、ムカついたり、コマったり、ナヤんだり、ドキドキしたり、ヨロコんだり、色々ありました…。考えてみると解決自体や、それに向けた感情の起伏に及ぼした要因はどれも、カーナビという製品(商品)に関連しての、「ぼくと世の中とのタッチポイント(接点)」であったような気がします。

そこで結果的にシリーズとなった最後は、この「接点」に関しておさらいをしてみようと思います。ということになるだろうなぁ、とぼんやり考えていたので、接点にあたる箇所には ※おさらいポイント として、①~⑦まで付番していました(用意がいいなぁ)! ぜひ、その144から、付番してある箇所を振り返りつつ読んでみてください。接点=おさらいポイントを整理すると、以下になります。

①取り扱い説明書
「富士通テンのカーナビECLIPSEの取説」や、「ELECOMのクリーニングディスクの取説」です。
前者の取説には、カーナビがエラー表示した場合、それを解決する情報がないどころか、問い合わせ先などの情報も全くなく、購入した販売店へとあるばかりで、ムカっく最大の要因となりました。一方後者の取説には、うまくいかない場合の対処法も親切に説明されていて、商品に関する問い合わせ先も明記。しかも年中無休の9時~19時まで受付です。十数万円のナビのメーカーと、千円ちょっとのディスク(だけではないけど)のメーカーと、まるで逆…。

            

②販売店
「車を購入した自動車屋さん」です。
古い世代の社長の対応で、お馴じみさん(ぼく)が困ってしまいました。長男の専務や、若い修理担当さんが、親切にしてくれていた今までの努力を無駄にしかねない。もっとも高級車を買っているわけでもなく、上得意客とは到底言えないんですがね…。

③口コミ
「ソフトボールチームのメンバーの口コミ」です。
やはり、知り合いの同じような体験という意味での口コミ情報は、信用しますねぇ。だって知り合いだから、無責任なことは言わないもんね。

④メーカーのホームページ
「カーナビ製造メーカである富士通テンのHP」です。
取り扱い説明書からして、あてにはならないとの予見がありました。案の上、問い合わせ先も平日のみのごく短い対応時間です。オマケにメーカー純正はメーカーや販売店へと、警告までしていたりして…。そういえば最近は、メーカーHPをあてにしなくなっている傾向かなぁ。

⑤Net上の一般の方の情報
「Net上にある、一般の方のヘルプアンサーやカスタマーレビュー」です。
これを「最大」あてにしていました。OKWebや、とくに今回はAmazonのカスタマーレビュー。期待に違わず、最適な情報を得ることができ、最小のコストと労力で解決することができました。「これで解決できそうだ」という情報を見つけた時。「そのとおりやってみる瞬間」は、結構ドキドキ。「解決できた瞬間」は、とっても嬉しかった~。本当に情報をくれた皆様、感謝感謝です!!

                    

⑥販売店(流通業)のホームページ
「YAMADAデンキのHP」です。
店舗毎の取り扱い商品が、わからない。時間がなくて探し方が悪かったのかなぁ。簡単に求める商品の取り扱いがわかるようにして欲しいなぁ。

⑦店舗内インフォメーションコーナー
「販売店(流通業)の、店舗内にあるインフォメーションコーナー」です。
求める商品がハッキリして行く場合には便利ですね。すばやく照会してくれたビックカメラ有楽町店のお二人、ありがとうございます。一方で店内を迷路のようにして、ついで買いを促すなんて作戦のビジネススタイルもあるようですが、どうなんでしょうね?

こうやっておさらいしてみると、最もあてにしていて、期待に沿う最有益な情報をくれたのは⑤、同じような体験をし、解決して、Net上で情報発信して下さった方々でした!! 本当にありがとうございます(ペコリ)。実はぼく、今まで何度かNetの色々な方の発信情報に助けられながら、コトラーの言うマーケティング3.0とか、プロシューマーとかについて、実感できない思いを抱いてました。でも今回、自分のカーナビ不調をつうじて、「そうなるよなぁ」と、つくづく体で理解できた気がした次第。

だってぼく自身がまさにそうであるように、ほとんどの人々が、事業者(企業人や、店・工場等の商売をする人)であると同時に、生活者なんですよね。つい生活者視点と事業者視点と対立軸で考え分けていたけれど、両者は一体だということを実感しつつ、これからはものを考えようっと…。


<今回の決意>
ぼくも何か自分で解決策を見つけたら、知り合いに話すだけではなく、どしどしNetで発信しなくちゃ!

コメント
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