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おじいちゃんの小さな疑問集(旧:おもりぽ)

「おじいちゃんがふと抱いた小さな疑問」を、載せさせていただきます。答えや共感や異論があればぜひコメントを!

面白リポート539.映画「それから」

2021年05月08日 | Weblog

ぷちりぽ.映画「それから」原作夏目漱石、監督森田芳光、主演松田優作

5月7日には、三島由紀夫のドキュメンタリー映画につき紹介させていただきました。
映画をテーマに考えた時に、これからの連鎖で頭に浮かんだのは「それから」です。夏目漱石:作で、森田芳光:監督、松田優作:主演の作品。

それから(1985) : 作品情報 - 映画.comそれから(1985)の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。漱石の名作の映画化。生きるためだけに働くのはeiga.com

ぼくは学生時代から、彼ら(作家、映画監督、俳優)のいずれもを大好きでいた。映画である「それから」の告知を見たときは、好きな3人がそろいぶみで、何としたことか!といてもたってもいられず、公開早々に観たと記憶しています。

漱石は、三四郎、それから、心をはじめとした本を読み漁った。

森田芳光は、の・ようなもの、家族ゲーム、メイン・テーマをしっかり観ていた。

そして松田優作は、太陽にほえろ!、からスタートして、蘇る金狼、野獣死すべし、などガッツリとハマり、家族ゲームももちろん…。

映画を観た所見として一番記憶しているのは、「夏目漱石の原作に、とても忠実だなぁ」という想いです。それを実現するためと思われる松田優作や藤谷の演技は、とても抑えた演技の印象だった。そう書いていて、近々絶対Netで観ようと思っているわけですが…。

にしても、森田芳光は漱石の「それから」をなぜ選んだのだろう? 彼が創った1985年には、吾輩は猫である、 坊っちゃん、こゝろ、三四郎、いずれも既に映画化されていたから?

ぼくが映画監督で漱石を撮るとしたら、三四郎かなぁ…虞美人草、草枕、なんて選択もあるか。「それから」は、映画にするには…と躊躇ってしまうと思う。

<今回の今後は何を?>

さて映画の感想をテーマとした時に、1回目はドキュメンタリー「三島由紀夫vs東大全共闘」、2回目は森田芳光監督「それから」とつながりました。3回目は何を想うことになるでしょうかね?

コメント
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