ぷちりぽ.その154【明ける景色】
最近のある朝、相当久しぶりに都内で明け方を迎えるという事態になりました。始発から何本目かの山手線に乗って帰宅の途についたのですが、その時に見た色が記憶に強く残りました。東に見えるビルがシルエットになり、背後が赤く焼け、次第に黄金色が濃くなる様が、とてもキレイだった…。
写真はその時ではなく、埼玉の片田舎の家の近所で撮った、日の出です。考えてみると、明ける景色を見る機会は、暮れる景色のそれより圧倒的に少ないですよね。明ける景色と、暮れる景色の違いはなんだろう?
①見える方角が東と西で違う(風景も当然それぞれのもの)。
②次第に明けるのと暮れるのと、時間経過での変化の行き先が違う。
これらを除けば、瞬間瞬間の色彩は同じなのでは? でも、ぼくには色彩も違って感じられるように思うけど。それは①②が、心に及ぼす影響が違うからかなぁ?
<今回の今後>
年を取ると、明ける景色を見る比率が高まるのでしょうか?