アルジェリアで日本人10人を含む多数の人質が亡くなられた事件には大変驚かされました。ともかくも犠牲になった方々のご冥福をお祈り致します。
今後、このような地域における邦人の安全確保をどのようにすべきかが議論され、警備方法も見直されるでしょう。武器を持った集団が押し寄せるのですから、セキュリティの概念もだいぶ違うものなのでしょう。
ただ、物理面や情報面の対策に加えて、文化の異なるこのような地域においては住民の理解や協力を得ることも重要であるように思います。
佐藤正久氏の“イラク自衛隊「戦闘記」”によれば、自衛隊のイラク派遣の際に、弾を撃たないための努力が積み重ねられたことが分かりますが、特に住民との交流にかなりのエネルギーが費やされています。
私の親戚もイスラム教徒の国で働いた経験を持ちますが、その際にはイスラム教徒になり、イスラム名も貰っていました。こうすると信用の度合いが格段に違うと聞いています。また、現地の風俗習慣に親しんだり、民話の収集なども行ったことがあったと聞きます。
日本はアルジェリアの友好国の筈と思っていても、当地でどのように思われていたのでしょうか。現地スタッフが日本人を助けてくれたこともあったようですが、一般的なアルジェリア国民の日本人に対する親愛感が少々乏しかった可能性もありそうな気がしてなりません。

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今後、このような地域における邦人の安全確保をどのようにすべきかが議論され、警備方法も見直されるでしょう。武器を持った集団が押し寄せるのですから、セキュリティの概念もだいぶ違うものなのでしょう。
ただ、物理面や情報面の対策に加えて、文化の異なるこのような地域においては住民の理解や協力を得ることも重要であるように思います。
佐藤正久氏の“イラク自衛隊「戦闘記」”によれば、自衛隊のイラク派遣の際に、弾を撃たないための努力が積み重ねられたことが分かりますが、特に住民との交流にかなりのエネルギーが費やされています。
私の親戚もイスラム教徒の国で働いた経験を持ちますが、その際にはイスラム教徒になり、イスラム名も貰っていました。こうすると信用の度合いが格段に違うと聞いています。また、現地の風俗習慣に親しんだり、民話の収集なども行ったことがあったと聞きます。
日本はアルジェリアの友好国の筈と思っていても、当地でどのように思われていたのでしょうか。現地スタッフが日本人を助けてくれたこともあったようですが、一般的なアルジェリア国民の日本人に対する親愛感が少々乏しかった可能性もありそうな気がしてなりません。

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