ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

フルート協奏曲の紹介

2023年04月29日 15時50分27秒 | フルート
今まで紹介した曲の二番煎じですが、フルートのレパートリーの拡大にお役に立てればと思います。Twitterでは1曲ずつ紹介しています。しかしブログで1曲ずつの紹介はまどろっこしいので、3曲くらいまとめて紹介します。

Fl協奏曲の紹介、トップはカール・シュターミッツ作曲Fl協奏曲ト長調。モーツァルトとほぼ同時代で雰囲気的にも似ている。父ヨハン、弟アントンも音楽家でやはりフルート協奏曲を残している。
https://www.youtube.com/watch?v=AdOaY6zCBE0

Fl協奏曲の紹介2。ペルゴレージ作曲Fl協奏曲ト長調。「奥様女中」で有名なオペラ作曲家。歌曲「ニーナの死」は別人の作だった模様。古いだけあって若干硬い感じがする。
https://www.youtube.com/watch?v=OdcNaFcR4xg

番外編。ペープシュ作曲アルトリコーダーソナタヘ長調。フルートで演奏可能。素朴でのびやかな感じの曲。ペープシュは現在のエンシェント室内管弦楽団と同名の楽団を創設した。
https://www.youtube.com/watch?v=CbebD0n8K7s


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フルートの特性が発揮される曲は

2023年04月26日 16時53分17秒 | フルート
楽器の特性が生かされる曲としてソナタや協奏曲が有ります。

バロック、古典の時代には色々な楽器が協奏曲やソナタに使われましたけれど、ロマン派以降は協奏曲にピアノかヴァイオリンが使われる割合が増加し、ソナタの場合にもピアノ単独か、ソロ楽器とピアノとの組み合わせが多くなりました。

フルート協奏曲に関してはモーツァルトが作曲して以降、有力作曲家が手がけたものが無く、次はニールセンやイベールのフルート協奏曲と言われますから、約150年ほどの空白期間が有る事になります。

このためフルート主体のコンサートで協奏曲が取り上げられる事がまれで、ソナタも少ないため、クラシックの小品やポピュラー分野の作品を取り上げる場合が多いようです。

しかし、YouTubeを眺めると、バロックから古典、ロマン派の時代には必ずしも有名でない作曲家の協奏曲がかなり存在しますから、取り上げて見て、フルートの活躍出来る範囲の拡大を図ってもよいのではないかと思います。

折に触れて紹介してきたPiacentinoやVanhalのフルート協奏曲はそれらの例の一部で、他の作品も少しずつ紹介して見ようと思います。


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フルートコンサートの曲目

2023年04月22日 15時25分25秒 | フルート
YouTubeで「(トーク動画)工藤重典さん フルートの重要なレパートリー、演奏家のプログラミングについて」という神田勇哉さんの投稿を見付けました。

コンサートの曲目に関しては例えば、対象がフルーティストか一般聴衆かによって違ってくる、フルーティスト達が喜ぶような曲は一般聴衆には必ずしも受けない、一般聴衆向けの場合には大作曲家の作品や小品集を選ぶ事が多い、などなど。

これを見れば客の呼べる演奏会の曲選びに役立ちそうです。URLは下記。
https://www.youtube.com/watch?v=ATdDCwLlthU

フルートを吹いていると、フルート限定や事実上それに近い作曲家の名前を見かけます。例えば、クヴァンツ、クーラウ、ベーム、メルカダンテ、ブリッチャルディ、ドゥメルスマン、アンデルセンなどですが、一般的にはほとんど知られていません。

発表会記念品用に販売されているグッズとして有名作曲家の似顔絵が付いた物がありますが、取り上げられる作曲家はバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンあたりに限定され、一般聴衆の好みが反映されているように思います。上記のフルート曲の作曲家が取り上げられる可能性は今後も絶対無いでしょう。

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、あるいはそのような有名作曲家の作品であれば一般聴衆が知っていますから、無意識のうちに、曲の良し悪しを判断する基準を形成しているのではないでしょうか。

私が企画した過去2回のコンサートでは、知名度が低い作曲家の作品ばかり取り上げましたが、「初めて聞いたけど良かった」と言う評価を頂きました。アマチュアによるアマチュア好みの選曲だったからではないかと思っています。


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