ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

北の次の一手は

2017年07月31日 16時37分13秒 | その他
 米国に届くICBM(大陸間弾道弾)を持つに至ったと言われ、同時に13階段も残り僅かになったかも知れない北の国。

 大昔、黄禍論が議論された頃、東洋人の能力は低く見られていました。同様な考え方で北の国の人の能力を過小評価するのは危険。なぜなら、本人や家族に生命の危険が及ぶと言って脅かせば、常識外の成果が出て来る可能性があります。

 かつて日本が経済封鎖され、追い詰められて行なった先制攻撃が「真珠湾攻撃」。米海軍の太平洋における艦隊が配置されているのを狙って行われました。当時、米国が日本を攻撃するとすれば海軍力は不可欠でありました。

 今はと言うと、確かに米海軍の太平洋艦隊の本拠地は真珠湾にありますが、当時とは兵器事情が異なり、ICBMや長距離爆撃機もあります。海軍基地が第一優先の目標とは考えにくい。

 北の国から比較的近い沖縄やグアムの基地を狙う事は選択肢であるとしても、直ちに反撃を食らいますから、得失を見極めなければなりません。

 射程距離的に見て米国本土に届くことが素人にも分かるように、例えば東太平洋の水域を狙ってICBMを発射すれば相手に与える影響も大きいと思います。それと、核兵器の小型化を実証的に示す核実験を行なえば、米国も北への先制攻撃に二の足を踏む筈。

 北の本当の狙いは、朝貢時代の昔から恨み重なる中国を袖にして米国と仲良くしたい事だと言う人も居ます。物騒なおもちゃをチラつかせながら接近して来て、実は愛していると言われても困ります。接近すれば撃つのがトランプ流ではないかな。

 「金」はどう動くべきか。藤井聡太さんいかがでしょう。


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張り替えました

2017年07月30日 09時43分41秒 | ヴァイオリン
 注文しておいた弦が届いたので、早速張り替えました。

 組み合わせはペーター・インフェルドのGDA各線とピラストロゴールドのE線。ペーター・インフェルドには幾つかのチョイスが有り、購入したのはGD線がシルバー巻、A線がアルミ巻。ピラストロゴールドのE線はMEDIUMとSTARKの2種のうちのMEDIUM。E線については同じ弦を更新する事になります。

 張り替え前後にスケールを弾いて確認した範囲では、音量は違わないように思いますが、GD各線の響きが豊かになったように思います。逆にAE線、特にE線の音色が相対的に物足りなく感じます。念のため張り替え前後の音を録音して見ましたが。

 さて、所属アンサンブルで次回新たに取り上げる曲はタンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」。今回張り替えた楽器はタンゴ大国のアルゼンチン製なので、曲との相性はあるかも知れません。実はタンゴを聞いた事はあってもヴァイオリンで弾いた事は今までありません。コンチネンタルタンゴならクラシックに準じて弾けばよさそうな気がしますが、この曲はウルグアイで作曲され、アルゼンチンタンゴのように扱われています。弾き方を考えないと。


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日報公開は考えもの

2017年07月28日 21時01分14秒 | その他
 防衛大臣、次官、陸上幕僚長が揃って辞任する事に。一連の経過はお粗末極まりないし、大臣を含む防衛省トップクラスの相互信頼関係にも疑問があり、やむを得ません。しかし責任者不在中に防衛上の問題が発生したら困ります。

 問題となったPKO派遣部隊の日報、防衛省も官庁の一つなので、情報公開すべきである事が原則。

 しかし、活動中や最近まで活動していた部隊の日報を公開するのは隊員の安全を考えると疑問があります。公開と言う言葉がいつでもどこでも正義であるかのように誤解するのは自由であるとしても、今後も含めて隊員の生命を危険に曝しかねない事に無頓着なのか、故意に目をつぶっています。

 日報の内容がいかなるものかは承知しておりませんが、日々の活動を記す目的で、周辺の治安状況、発砲や爆発などの注目事象の有無、派遣部隊に敵対する動きや具体的な攻撃があればそれについて書き、なおかつそれらにどう対処したかを書くものと思います。

 PKO活動は武力を背景に平和を作り出す事なので、武器の携行は必須。でも国内世論が過敏で大した武器は持って行けません。今回も現地部隊が持つ武器はほぼ全員が持つ小銃に加えて拳銃、僅かな軽機関銃、それに軍用車両くらい。弾幕を張って逃げ道を確保する際に小銃弾を発射するだけの軽機関銃ではいかにも心細いと思います。

 携行武器の詳細はともかく、武器の数や配置、燃料や弾薬の保管場所などは外部には知られない方がよいし、駐屯地で外部の動きにどう対処するかと言う手の内が知られる事も好ましくありません。公開すれば無知を敵に笑われます。

 PKO活動の必要な地域は、日本と違って一般市民も武器を所持しています。銃声がしても格別異常ではないし、派遣部隊の武器を盗む目的で襲撃を企てる輩が居てもおかしくはありません。現地で出回っている武器はお手製などの粗悪品が多く故障しやすいため、部隊の武器が狙われる可能性もあります。撃たれて犠牲者が出ない限り反撃できない派遣部隊のストレスも考えて見たらどうか。

 PKO活動とは意味が異なりますが、私の父は太平洋戦争当時、ビルマ(現在のミャンマー)で歩哨に立つ事があったと聞きます。英軍退却後の平和な一時期であったとは言え、不審な人物が接近したら、「誰かー」(たれかーと発音します。)と間を置いて3回誰何(すいか)し、返答が無ければ発砲すべきと言うのがお役所でもある陸軍の公式ルール。

 しかし3回目以前に撃たれたらおしまい。歩哨に立つのは恐ろしいそうで、「誰か誰か誰か」(たれかたれかたれか)と早口に3回叫んで発砲するのが実際の要領だったとも聞いて居ます。笑い話ではなく外国はそれくらい危険と言う事。


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弦の変更

2017年07月25日 20時44分33秒 | ヴァイオリン
 私が持って居る中で一番の楽器。製作者の師匠はレアンドロ・ビジャッキなので、ミラノスクールと言ってよいと思いますが、仕事上接した「原産地表示」の考えからすると、イタリア以外で製作されたものをイタリアンと呼ぶ訳には行きません。

 今まで弦に関してはE線について何種類か試した以外、GDA名の各線はずっとドミナントを使用しています。ネットで見るといろいろな弦の名前が飛び交っています。しかしドミナント以外は高そうだし、張り替え前後の比較は、商標の審査の際の離隔的観察みたいで、私には自信がありません。

 最近この楽器の性能が活かされていないのではとのご指摘を受けました。年初に修理した際に調整して頂いているので、手っ取り早いのは弦の変更。

 と言って数ある弦の中から何を選んだら良いのか見当も付きませんので、この楽器に詳しい方のご意見を伺った上で、まずはペーター・インフェルドから試して見ようと思います。


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楽しいか言葉狩り

2017年07月22日 22時56分16秒 | その他
 ソフトバンク会長の孫正義氏が講演の中で「めくら」と言う言葉を使ったのが不適切であったと謝罪しました。少し前には自民党の二階幹事長が別の不適切用語を使ったとして謝罪に追い込まれました。この種の事件はそれこそ枚挙のいとまがありません。

 さてその「めくら」と言う言葉、漢字の「盲」の音読みは「もう」、訓読みは「めくら」で、古くは「めしい」と言う読みもありました。山椒大夫に出て来ますよね。

 現在は視覚障害者と呼び換える習慣もありますが、「盲人」や「盲学校」、「盲導犬」等の言い方は依然として行われていますから、仮に「めくら」が不適切であるとしても、「盲」が不適切であるとは必ずしも言われません。それとも自分自身が差別的な考えを持って居るので、「盲」と「めくら」が同じとは思わず、「盲」よりも「めくら」の方が差別的であると思うのでしょうか。

 放送禁止用語等に必ずしも精通していない人の揚げ足をとる事を楽しみか生甲斐としている人が世の中に居るとは思えませんが、こうしてみると疑いたくもなります。

 勿論、差別意識を持つ事は厳に否定されるべきでありますが、事の根本は差別意識を持ってはならない事にありますから、前後の文脈からして明らかに差別のための発言の一部を構成しているのであればともかく、そうでないのであれば、生甲斐のように突っつき出して何が何でも謝罪に追い込むのはいかがなものかと思います。

 だいぶ以前になりますが、「黒んぼ」と言う言い方を見付けると、手当たり次第抗議の手紙を送りつける団体が日本国内に存在しました。この団体が活躍したためか、カルピスの黒んぼのマークが廃止され、だっこちゃんが自粛に追い込まれました。他にも最近は見ませんがSAROTTIと言うチョコレートも黒んぼがキャラクターではなかったかな。

 孫氏や二階氏、私が好む人達ではありませんが、決して差別主義の人ではないように思います。マスコミの論調は謝罪させるのがあたかも社会正義であると言っているかのように感じます。


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