ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

フルート協奏曲第5番ヘ長調RV434

2018年06月30日 17時14分50秒 | フルート
 ヴィヴァルディのフルート協奏曲集(全6曲)の中で、比較的取り組みやすいと思います。

 クオーツさんの「おもいでぺたぺた」と言うブログに偶然行き当たり、この曲の由来に関する情報を得ることが出来ました。ありがとうございます。

 この第5番の原曲はリコーダー用のRV442で、音域がフルート用にしては低いのはそのせいかも知れません。

 そのRV442はオペラに由来するとの事です。第1、第3楽章については原曲の音源や楽譜が見当たりませんが、第2楽章のオリジナルのアリア(男声)は上記のブログにYouTubeの音源が張ってありましたし、ソプラノ用に編集されたヴィヴァルディのアリア集に同じ題名の楽譜が掲載されていましたので取り寄せて見ました。

 ほんの思い付きになりますが、第5番を吹く際に、第2楽章をフルートではなく原曲のアリアを歌って見たらどうかなんて考えています。声を張り上げて歌う曲ではなさそうなので私でも歌えそうだし、有志の発表会なら許されるのではと思います。

 勿論、人前で歌う場合、声楽の先生に予め見てもらう必要があると思いますので、いずれどなたかを煩わす事になります。その節はよろしくお願い致します。


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ピアノ伴奏依頼

2018年06月27日 10時18分54秒 | フルート
 ある自主的な発表会でフルートとピアノの曲を吹くことになりました。

 教室の発表会なら先生もしくは外部から招いたピアニストに伴奏して頂くのが普通と思います。しかし、この度はピアニストが必要なら各人が手配しなければなりません。そこで初めてピアニストに伴奏を自前でお願いする事に。

 まずは合わせを行ないました。

 フルートの事前練習はかなり行なったし、CDも聞いていたため、初回の合わせはフルートがつっかえる事も無く行なえました。

 続いて各部をと思ったらピアニストから様々なご指摘がありました。聞けばどれも頷けるものばかりで、当方の未熟さが今更ながら浮き彫りになります。

 フルートを吹く私はフルート用の楽譜のみを見て吹いていますが、ピアニストはフルートとピアノの譜面が並んだスコアを見て弾いているので、フルートとピアノの関係を私よりもよく把握しています。

 結局、指摘を受けた諸点以外にも、吹き方があまりにも一本調子であり、全体的に見直す必要が生じました。自由に吹いた筈のカデンツァももっとのびのびと吹くようにとの事で、急ぎ修正して本番に備えないと。


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まるでおかしい再生可能エネルギー

2018年06月19日 19時21分41秒 | その他
 必要なエネルギーを安全かつ低コストで得る事は万人の理想とするところ。

 しかし、よく言われる「再生可能エネルギー」。ほとんどの人が地球環境に優しくて素晴らしいものと誤解している現状には、笑うどころか恐怖さえ感じます。

 実は「再生可能」の語句は自然科学の法則を無視した全くのデタラメ。公文書に使われたり、公職にある人が口にするのは国家レベルの詐欺的行為と言えます。

 なぜならエネルギーは不滅なもので、形を変える事はあっても消失したり再生したりする事は決してありません。初耳だろうと何だろうとこれは科学の常識中の常識であって、とかげの尻尾の再生やお肌の再生と一緒にされては困ります。

 「再生可能」を言い出した人は頭がよほどご不自由か、間違いの無い重症の科学オンチ、あるいは世論をミスリードする政治的な意図を持つ他国籍の確信犯。

 人目を引くために「再生可能」のような言葉を用いて科学用語を飾る事が世間ではよくあります。修飾語には具体的な意味が無いのが普通で、くれぐれも誤解なさらないように。私が開発に携わった際にもそのような名称の材料の話はよくありました。

 ようやく本題に戻りますと。

 現在の日本の発電量の8割以上は火力発電に頼っています。残りの約2割のうちには水力発電も有りますから、それを除く、いわゆる再生可能エネルギーに由来する電力はほんの数%。増えているとは言うものの現実はその程度。

 私が小さい頃、日本の電力のほとんどは水力発電でまかなえました。その後電力消費量が増加するにつれ、火力発電の割合が増えました。理由は水力発電を行なうのに適した場所は限られ、ダム工事に対する反対運動や水没に対する補償の問題が有るからで、水力発電の割合を増やす事は事実上不可能。

 いわゆる再生可能エネルギーの代表格とも言える太陽光発電。天候や時間帯によって発電量が変動するし、太陽光を電気に変える太陽電池の寿命は20年くらい。蓄電池に電力を貯める場合なら蓄電池の寿命が10年くらい。さらに太陽電池自体を作る際の電力消費が多く、二酸化炭素放出の一因となっています。

 もう一つの代表格は風力発電。夜でも発電可能とは言うものの、風の吹きやすい地域を選ぶ必要がありますし、それでいて強風や台風にとても弱いのには笑うしかありません。得られる電力もそれほどではなく、発電設備が人里離れていると新たな送電設備を要し、コスト高にもなります。

 いわゆる再生可能エネルギーは発電量、発電コスト、二酸化炭素放出の面から見て未だ既存のものに及ばないにもかかわらず、必要以上にチヤホヤされる理由はなぜか。多分、原子力発電と言う「悪玉」に対する「善玉」が居ないと困る人が居るためで、政治的、社会的に過大評価されています。要するに選挙目当てに過ぎません。

 今のところ、日本の火力発電への依存割合は高まる一方で、二酸化炭素排出も減りません。世論を喚起して電力消費を抑制する事も必要ではないかと思います。例えば各地のナントカルミナリエなどはエネルギーの無駄遣い。眺めて元気になる事が重要と思うのかも知れませんが、そんな情緒一辺倒では国が滅びます。


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そこがおかしいエコカー

2018年06月17日 21時46分51秒 | その他
 エコカーの一つである水素自動車。同じ「水素」でもウソが100%の水素水に比べればマシと言えますが、水素社会の到来などと聞くといかがわしさを感じます。

 燃料電池車ではなく水素自動車と言うのも不思議。大学以来50年ほど聞きなれた燃料電池(fuel cell)の呼び名で何故悪いのか。多分「燃料」には燃やすイメージが有り、無知な人にエコでないと思わせるからではないか。そのエコだってエコロジーではなくエコノミーと誤解している人も居る?

 まじめな話として水素分子は単原子分子のヘリウムに次いで小さいので、微細な孔から洩れやすく、しかも爆発の危険があります。水素と酸素を2:1のモル比に混合したものは特に水素爆鳴気と呼ばれ爆発的に燃焼します。住宅密集地に設置する水素ステーションはオスプレイよりも危険かも知れません。

 水素自動車は、燃料電池(水素と酸素の化学反応から直接電気エネルギーを取り出す電池)を用いてモーターを回します。化学反応の生成物は水なので二酸化炭素を排出するガソリン車にくらべて確かにクリーン。しかしミクロ的にはそうであっても、マクロ的には二酸化炭素を排出します。その事に気付かないとは実にオメデタイ。

 水素(H2)が自然界から得られるとでも思っているのかな。水素は大気中にはごく僅かしか存在しません。水素を得るには石油を改質するか水を電気分解して得る必要があり、その際、石油の炭化水素のC-H結合を切るか、あるいは水のO-H結合を切るために大きなエネルギーが必要になります。

 水素を得る際に使う電気エネルギーのほとんどは火力発電で得られていますので、間接的に二酸化炭素を排出する事になります。エコだと言うのは車の排出物だけを眺めたときの話で、水素を作る際の二酸化炭素の排出をわざと隠しています。

 バッテリーで動く電気自動車の場合でも、蓄える電力はやはり火力発電で確保しなければならず、トータルで見れば二酸化炭素の排出が減るとは言えません。

 もう少し広い視野で物事を考えるべき。


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米朝首脳会談の結果

2018年06月13日 10時05分54秒 | その他
 会談終了後の記者会見はトランプ氏のみ。新聞の見出しの文字が大きい割には共同声明にも具体的な内容が乏しいように思います。

 拉致問題は、北朝鮮が金づるである日本と交渉する際には有力な取引材料なので、北朝鮮が忘れている筈はありません。トランプ氏が取り上げた意味はあまり無いように思います。と言ってすぐに北朝鮮が日本との交渉に応じるかどうか。待たせた方が価値が上がると思っている可能性も考えられます。

 それでも米朝首脳が会う事によって、米国がごく近いうちに北朝鮮を軍事攻撃する事態は一旦猶予されましたし、しばらくは共同声明に基づいて米朝間の交渉が持たれるものと思います。ただし北朝鮮が具体的な方策を示さないと、いつまでも平和が保たれる保証はありませんから、交渉の引き伸ばしは考え物。

 北朝鮮は外国からの援助資金がいつ得られるかを期待すると思いますが、援助は北の出方次第であり北朝鮮が金欠状態に悩まされる事には変わり有りません。とすると北朝鮮内部では米朝首脳会談の結果があまり評価されず、政権が崩壊する可能性も無いとは言えません。


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