ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

私のVnの音を決めるもの

2014年09月30日 16時32分16秒 | ヴァイオリン
 素質・・・家系をたどっても遺伝的な素質はゼロ。義務教育のおかげで楽譜は読めます。高校入試は9科目だった頃で、音楽の問題集にメンコンの冒頭の楽譜を見て曲名を当てるなんて言うのもありました。詰め込める時期には詰め込むべきで、ゆとり教育なんてあり得ません。

 先生・・・国内最難関大学の一つのご出身で演奏活動もされています。3歳開始だそうで、幼児には可哀そうなんて言う議論はさておき、上手くなっている人を見ればやはり3歳から。私のような大人の初心者を希少動物と思っているのか気の毒に思っているのか、熱心に教えて頂いています。

 楽器と弓・・・四苦八苦・紆余曲折を経てお勉強代もだいぶかかりました。曲がりなりにもとはよく言ったもので、古い方の楽器などはf字孔が左右不揃い。スクロールも歪んで見えます。自分では満足しています。

 調整・・・魂柱の位置調整で響きが大きく変化する事を最近実感しました。楽器自身の響きはかなり重要なのに、今まで気にかけていません。魂柱の調整だけなら弦の交換よりも実は安価。

 弦・・・GDAはずっとドミナント。英国の小説に「選挙とは保守党に投票する事である」と書いてあったのと似ています。E線はピラストロゴールド、楽器店のおすすめ。古い方の楽器にはお店でGDAにオブリガート、E線にゴールドブラカットが張ってありました。この組み合わせも良さそう。でも高価なのでいつものに変更。弦の違いは今一つ分かりません。

 毛替え・・・年に1回、何の指定もせずにお願いしています。本当は毛の品質や量も音色に影響するとか。最近調整をお願いした工房のご主人が弓の専門家なので、次回お願いして見ようかなと思っています。

 松脂・・・弓を買った際に楽器店で頂いたギヨームを使っています。それまで使っていたものよりも摩擦の点で勝るように思いますし、前の先生もずっとこの松脂をお使いになっていましたので、これがよいのだろうと思っています。


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食費329円は本当に調べたのか?

2014年09月28日 08時52分24秒 | その他
 先日25日の「クローズアップ現代」でテーマになった子供の貧困問題、近頃よく取り上げられます。この日は1日あたりの食費329円と言う数字が挙がっていました。確かに少なくて問題だと思います。しかし、これ本当に調べた結果なのでしょうか?

 私は7月3日に「一か月の食費」というのをアップしました。取り上げた1月あたり1万円の日割り額は、30日で割るので333円となりますから329円とは一致しません。31日で割ると323円だし、329円と言うのはこれらの間の数字になります。でもすぐに分かりました。1万円/月の年額は12万円。これを365で割って切り上げると329円になります。

 1日あたりの329円はいかにももっともらしく聞こえますが、1月あたり1万円と言うのとまったく同じで、調査後、統計処理して1月あたりの食費がピッタリ1万円になるのはいかにも不自然に見えます。家計簿をベースにするなどの厳密さがまるで無く、単に聞き取ったか内容を誘導しただけの精度の極めて低い数字をベースにしているものではないかと思います。これなら調べるまでもありません。

 勿論、貧困問題を軽視するのではありません。実態に即した手厚い保護がなされるべきと思います。しかしながら、政策決定のための資料の元となる調査が仮にずさんであれば、種々の施策に使われるお金の有効性に疑問が生じる可能性もあります。

 今回は単にセンセーショナルに取り上げることが出来ればよかったのかと疑いたくなります。


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知っている弦楽器店

2014年09月27日 10時36分18秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリンの購入は私のような初心者にはなかなか難儀な事で、楽器選び以前にお店選びが重要なのではと思います。以下に私が実際に訪ねた事のある幾つかのお店で受けた感じをご紹介したいと思います。情報として古いものもありますので悪しからず。

 山野楽器店・・・銀座本店の弦楽器サロンには初心者用を始め数多くの楽器が置いてありますので、広く要望に合わせた選択が可能と思います。クレモナなどの新作イタリアンが豊富、著名な作家の物もかなり揃っています。オールドやモダンはほとんど見かけません。日本人製作者として有名な橋本剛俊氏が曜日によって来られていて、毛替えもして頂けますが、勿論、技術相談にも応じてくれますし、ご本人の楽器も展示されています。弓やケース、その他の小物もいろいろあります。お値段的にも品質的にも大手百貨店で買い物をするのと同様と思えばよいのではないかと思います。店員さんは音大出身が多いと聞きます。

 弦楽器サラサーテ・・・青葉台にある個人店。ホームページが充実していますので参考になると思います。一部の楽器の音も公開していますし、値段もかなり公開しています。一部、高価な楽器もあり、看板のPedrazziniは今はPrice on Requestで以前の表示は1200万円、最近力を入れているJoachim Schadeは確か450万円と聞きました。現在は300万円台の何挺かを除けば200万円台かそれ以下、あまり著名でない作家の物や少々マイナーな国の楽器も扱っていて、実質的で良い楽器を置いていると思います。奥様とお嬢様は音大出身のヴァイオリニストで、ご主人もヴァイオリンを弾きます。最近はYou Tubeで楽器の紹介をしています。弓もご本人が吟味して仕入れています。私はここでアルシェなら1006番相当価格の中国製の弓を購入したことがあり、先生にお見せしたらとても高評価だったため、当たりとは言え本人的には複雑な心境。

 ダ・ヴィンチヴァイオリン・・・地下鉄新富町駅の多分真上のマンション内にあるお店。応対してくれる社長はホームページによれば演奏家、指導者も兼ねています。かなりの情報を公開していて、値段はすべての商品に付いています。ギヨームの弓を日本一多く在庫している事がセールスポイントで、ギヨームの同一グレードの中での選択も出来ますが、私の覚束ない腕では金黒檀どうし、金鼈甲どうしのバラツキはほとんど無いように感じました。ギヨーム以外やフレンチオールドの弓も置いています。楽器はオールド中心で最高3000万円の楽器も置いていますが、かなり安価なものも置いています。下取り品も販売していますので、より低価格品や分数楽器を求める際にも便利かと思います。

 古賀弦楽器・・・恵比寿にある個人店。こちらもホームページにかなりの情報が有りますが、掲載してないものもあります。一番高そうなLuiz B.Belliniはお尋ねした際には450万円。別のお店で試したことがありますが、良い楽器と思います。ご主人の経歴は分かりませんが、ヴァイオリンの腕はかなりのもので、Twitterによればアマオケなどで演奏活動もされていますし、チェロも弾かれます。ここで以前試したMarcello Belleiの新作ヴァイオリンはとても良かった記憶が有ります。

 Tokyo Strings・・・さるブログの記事にヒントを得て見つけました。立川市の「着物のかわむら」というお店の2階にあり、階下のお店のご主人の息子さんが経営されています。さる音大教授のコレクションを取り扱ったのがきっかけと聞きました。新作やモダンもありますが、中心はオールド、ホームページには個性的な顔付きの楽器の写真が多数アップされていて、申し込んでIDとパスワードを貰うと見られます。試しに500万円と持ちかけましたら、さすがにそれは無理で800万円のオールドイタリアンをすすめられました。初めて聞く名前でも音は良かったと思います。自宅での開業なので、かなり安く販売できると話されていました。鑑定書が用意されていますので、売る際の心配も少ないと思います。なお、鑑定書にもいろいろあるそうで、有名な鑑定家のものの方が、と聞きました。

 弦楽器ストラッド・・・横浜市鶴見区にあり、経営者兄弟以外に技術スタッフ数名を抱えている模様。ホームページが充実していて、プロ奏者に演奏させた動画や弾いたご本人の評価もアップしているのは珍しいと思いますし、値段もすべて公開しています。銘器もありますが、大半はロンドンのオークションで仕入れ、持ち帰って蓋を開け修理調整した楽器でいわゆるラベルド。鑑定書はありませんが、安価で良質なオールドが数多く揃っていると思います。オークションで安くて良い楽器を入手するのをリスクなしに代行してくれると考えれば、ここの楽器は魅力的と思います。創業者が資産家で、このお店が入っているマンションも自前、都心の楽器店のように高い家賃を価格に転嫁する必要が無く、安く販売出来ると聞きました。鑑定書が無いと売る際の心配をする人もいらっしゃると思いますが、返却なら30%、自社商品どうしの買い替えなら80%を保証する制度があります。

 アトリエ・フランセ・トウキョウ・・・四谷駅から新宿通りと平行に走るしんみち通りを過ぎ、もう一つ先のやはり西向きの通りを同じくらいの距離歩くとあります。ここのご主人はフランス生まれのグザヴィエ・エルツさん。オケ専によれば奥様は芸大で教えているヴァイオリニスト。ご本人もヴァイオリンを弾けるし、弓、楽器の両方の専門家。ここには最近、楽器の調整をお願いするために訪ねましたが、腕はとてもよいと思います。日本語も堪能で領収書は漢字かな混じりで書いてありました。楽器、弓の販売、修理を行なっていますが、ご本人は弓の専門家と称しているようなので、弓の購入や修理、毛替えなどをお願いするのにも最適と思います。信頼すべき情報筋によればお値打ちの弓もあるとか。


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安いお米を購入

2014年09月20日 21時59分12秒 | その他
 まさかの時に備えて5kg入りを切らさないようにしていますが、その前に購入したお米を食べ尽くし、近くのお店に。ここではあまり選択肢が無く、今回は1種類だけ。茨城県産コシヒカリ26年産で値段が1380円、安過ぎるのでは。

 まさか、いまだに放射性物質を心配する向きが居て、価格が下落しているのではと勘ぐっても見ましたが、市町村単位で抽出検査をしているものを意味も無く怖がる人が居る訳もないし、実に不思議。

 先日、不覚にも「中落ちカルビ焼肉弁当」を買ったら、焼き肉の調味料に炭火焼風のフレーバーが加えてあって、訳の分からないフレーバー物質の方がよほど怖い。多分、炭のようなものが製造に関与している筈で、炭は発がん性があると言われますから、三段論法的に言えば、炭火焼フレーバーも怖い筈。まあ、専攻した化学の世界ではエチルアルコール以外はすべて毒と教わりましたので、驚きはしませんけれど。

 恐らく、人口減少や少子化に加えて、食生活の変化により米を食べる人が減っており、お米の価格が下落しているものと思います。


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可視化実現はほんの少し

2014年09月19日 21時56分56秒 | その他
 可視化と言う言葉はよく見聞きします。日本語にはなじみにくいニュアンスで、「見える化」という最近の妙な表現の方が意外に分かりやすいかも知れません。

 さて、話題にするのは取り調べの可視化。警察、検察などにおける取り調べを録音するなどして残し、自白を強要されて冤罪を生むなどの弊害を防止する上で意義が有ると言われます。

 取り調べの可視化は当然行われるべき事と普通の人なら思いますが、捜査当局側は必ずしも乗り気ではない節があります。取り調べの手の内を公開したくないのか、あるいは都合の悪いことがあるのかと思ってしまいます。実際、ごく一部に限って可視化が行なわれることになります。

 被疑者には刑が確定するまで推定無罪の原則が適用されるので、人権は十分確保される筈と思いきや、テレビドラマで見ると、当局側が机を叩いたり、椅子を蹴ったり、胸倉をつかんだりなどの暴力的な威嚇に加え、乱暴な言葉づかいで威圧する場面が見られます。実際にはこうでないことを願うばかりで、仮に行われているとすれば立派なパワハラ、暴力行為があれば特別公務員暴行陵虐罪、脅しがあれば脅迫罪もあります。

 また取り調べの際の当局側の言動には全く問題がなくても、長時間ぶっ通しの取り調べで疲労困憊させ、あらぬ自白を引き出すことも過去の冤罪事件では有ったように聞きます。可視化が進めば、無理な取り調べであることが明らかになり、自白の信用性が低下する恐れもあります。

 こう書くと当局側が一方的に悪いようになりますが、人権が有るとは言え相手は被疑者、単純に言えば悪い事をした可能性が高い人なので、「出来ればご自分から経緯をご説明頂きたいのでお願いできませんか。」と穏やかに切り出したところで、「ご説明する気分にならないのでご遠慮致します。」なんてことになれば、何にもなりません。時と場合によっては、ある程度強い調子で詰問することを許容して欲しいと思うのも無理からぬところと思います。

 当局側にしてみると可視化はマイナスと感じるようで、なるべくは行ないたくない、ただし、行なわないで批判されるのも避けたいところから可視化を限定的に行なうようにするものと思います。本当は、当局側・被疑者双方の利益のみならず、それらを社会全体の利益とどうバランスを取るか、いずれかの時点で裁判所の判断も入れて決めて行くべきかと思います。


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