ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ラ・フォリア

2011年09月17日 14時38分53秒 | ヴァイオリン
 鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集第6巻の最初に出て来ます。コレルリの有名な曲で、改めて調べたところ、フォリアとは舞曲の一つだそうで、他の作曲家の手になるものも存在するとされています。

 この曲は「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」と言う原タイトルの通り、ヴァイオリンで弾く事を意図して作られました。作曲者自身はヴァイオリンを学んだ人と聞きます。私はフランス・ブリュッヘンのリコーダーの演奏のCDで最初に聞いたため、リコーダーの曲とばかり思っていました。ブリュッヘンの編曲もなかなか良く出来ていると思います。

 鈴木教本の「ラ・フォリア」は主題と11の変奏部からできています。ただし、コレルリの原曲通りではなく、鈴木鎮一氏の編曲と聞いたことがありますので、一度、確かめて見ようと思います。

 実際に弾いて見ると、最初は意外に順調に進みます。第4変奏部と第5変奏部には重音がありますが、何とかなります。

 第6変奏部には8連符、最後の第11変奏部には10連符と12連符などの音階があり、第11変奏部の方はその部分を速く弾く必要があり、少々難儀します。第10変奏部は16分音符の重音で構成されており、ここは私にとって最も厄介な部分で、当分、かかり切りになる恐れが大きいと予想されます。
 
 付録のCDを聴きましたら、豊田耕児先生はヴィブラートを効かせて弾かれています。私はCDでリコーダーのノンヴィブラートの演奏に親しんでしまいましたので、この曲に限っては、ノンヴィブラートの方が良いのではと言う気がしました。

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珍しく弦の全交換

2011年09月09日 10時15分26秒 | ヴァイオリン
 ある弦楽器販売会社のQ&Aの頁に、楽器の弦の交換と弓の毛替えについての話題がありました。

 最後に投稿された方によれば、「弦の交換は2、3ヵ月から半年、毛替えは半年から1年という人が多いのでは?」とあります。ただし、ご自身は、弦の交換は半年、毛替えは1年、E線は半年もたないので、3ヵ月かなと言われています。

 私は、いずれも半年に1度はと聞いてはいましたけれど、実際には毛替えは一年に一度、楽器の点検を兼ねてお願いし、弦の交換はほとんどしていませんでした。まだまだ下手で、音色も良くありませんから、弦の劣化をあまり感じない可能性もありますし、現在、楽器は3台、弓も3本持っていて、いずれも半年に一度となると、費用がかなりかさむことになります。

 3台のうち、製作年代の一番古い楽器は、購入時に既に張ってあった弦がそのままで、相当時間が経過している可能性があるため、張り替えることにしました。用意してあった弦はG線、D線、A線がドミナント、E線はピラストロゴールドで、別の楽器(新作)に現在張ってあるのと同じ組合せになります。

 この新作の楽器では、E線のみ何回か張り替えました。購入時に張られていたオリーブの音が他の弦の音よりも派手に聞こえるように思いましたので、ゴールドブラカット、カプランと変更し、現在ではゴールドを使っています。

 さて、古い方の楽器の弦を張り替えて見ると、音の響きがよくなり、反応も良くなったような気がしました。取り除いた古い弦を見ると、表面の金属光沢がにぶくなっている上、若干着色しているように見えます。手の指の脂が付着して変色したせいかも知れません。被覆のアルミニウム、表面はその酸化物と思いますが、着色しやすいものと思います。やはり、定期的な交換の必要性があると、改めて思いました。

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LDのDVD化

2011年09月03日 11時35分22秒 | 音楽
 LD(レーザーディスク)のプレイヤーがだいぶ以前に故障し、見られないままになっていました。そこで、5点ほどのLDをDVDに変換するよう依頼したところ、読み取り機の故障で待たされ、このほどようやく出来て来ました。

 「魔笛」・・・ルチア・ポップ(パミーナ)、エディタ・グルベローヴァ(夜の女王)、ほか。
 「カルメン」・・・ジュリア・ミゲネス・ジョンソン(カルメン)、ドミンゴ(ドン・ホセ)、ほか。
 「椿姫」・・・テレサ・ストラータス(ヴィオレッタ)、ドミンゴ(アルフレード)、ほか。
 「キリテ・カナワ、プラシド・ドミンゴ オペラ・アリア集」
 「ESSENTIAL Opera2」・・・オペラ・アリア集
 「ドリームLDサンプラー」・・・フルトヴェングラー、シャリアピン、タリアヴィーニ、ほか

 時代の流れとは言え、媒体が変ると困ります。

 LPレコードも持っていますが、多くのものは、結局CDで買い直すはめに。

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