鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集第6巻の最初に出て来ます。コレルリの有名な曲で、改めて調べたところ、フォリアとは舞曲の一つだそうで、他の作曲家の手になるものも存在するとされています。
この曲は「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」と言う原タイトルの通り、ヴァイオリンで弾く事を意図して作られました。作曲者自身はヴァイオリンを学んだ人と聞きます。私はフランス・ブリュッヘンのリコーダーの演奏のCDで最初に聞いたため、リコーダーの曲とばかり思っていました。ブリュッヘンの編曲もなかなか良く出来ていると思います。
鈴木教本の「ラ・フォリア」は主題と11の変奏部からできています。ただし、コレルリの原曲通りではなく、鈴木鎮一氏の編曲と聞いたことがありますので、一度、確かめて見ようと思います。
実際に弾いて見ると、最初は意外に順調に進みます。第4変奏部と第5変奏部には重音がありますが、何とかなります。
第6変奏部には8連符、最後の第11変奏部には10連符と12連符などの音階があり、第11変奏部の方はその部分を速く弾く必要があり、少々難儀します。第10変奏部は16分音符の重音で構成されており、ここは私にとって最も厄介な部分で、当分、かかり切りになる恐れが大きいと予想されます。
付録のCDを聴きましたら、豊田耕児先生はヴィブラートを効かせて弾かれています。私はCDでリコーダーのノンヴィブラートの演奏に親しんでしまいましたので、この曲に限っては、ノンヴィブラートの方が良いのではと言う気がしました。
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この曲は「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」と言う原タイトルの通り、ヴァイオリンで弾く事を意図して作られました。作曲者自身はヴァイオリンを学んだ人と聞きます。私はフランス・ブリュッヘンのリコーダーの演奏のCDで最初に聞いたため、リコーダーの曲とばかり思っていました。ブリュッヘンの編曲もなかなか良く出来ていると思います。
鈴木教本の「ラ・フォリア」は主題と11の変奏部からできています。ただし、コレルリの原曲通りではなく、鈴木鎮一氏の編曲と聞いたことがありますので、一度、確かめて見ようと思います。
実際に弾いて見ると、最初は意外に順調に進みます。第4変奏部と第5変奏部には重音がありますが、何とかなります。
第6変奏部には8連符、最後の第11変奏部には10連符と12連符などの音階があり、第11変奏部の方はその部分を速く弾く必要があり、少々難儀します。第10変奏部は16分音符の重音で構成されており、ここは私にとって最も厄介な部分で、当分、かかり切りになる恐れが大きいと予想されます。
付録のCDを聴きましたら、豊田耕児先生はヴィブラートを効かせて弾かれています。私はCDでリコーダーのノンヴィブラートの演奏に親しんでしまいましたので、この曲に限っては、ノンヴィブラートの方が良いのではと言う気がしました。
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