日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

プロの作品

2015年02月19日 | Weblog

プロの作品

プロとしては売れる作品を書くことだ。たとえ自分の本心がどんな作品を作りたいと言う部分を持っていたとしても。
純文学を描きたい作家が今日いちにちの糊口をしのぐために、エロ小説を書いて日銭を稼ぐようなものだ。このスタイルの使い分けが大切だ。純文学こそが生涯の目標であったところで、今日、明日の飯が食えないと純文学どころではない。この一見矛盾したようなものが、1人の人間の心の中に存在している。
人間は多面的存在であることの証左である。日々の暮らしを立てるためには大衆迎合の作品を作る事は避けて通れない。自分の生涯の課題とした作品なんて個性的ではあるが、独りよがりの部分が多いから、読者がないと考えるのが普通である。