日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

玄重盛さん

2018年02月17日 | Weblog
朝日新聞で紹介されていたが、5回過ぎまでは軽く受け流していた。

6回目になって初めて気がついた。この人はただ者じゃない。

新宿歌舞伎町の実態は何も知らないが、歓楽街と言うよりは怖いところだとイメージが強い。

そこで駆け込み寺を設け、色いろな問題を抱えた人々の相談や救済にあたる。

比叡山の回峰行者として有名な酒井大阿闍梨に弟子入りし、東京・大阪間のみならず、

東京青森間を踏破した、強靭な精神の持ち主。玄重盛師。

あのわい雑な歌舞伎町に拠点を構え、困ったひとの相談や救済に奔走し、救った人3万人以上

黒い服のお兄さんも挨拶するという、実力者。

新聞には、情熱と怜悧を兼ね備えその微妙なバランスをとって、困った人の救済に当たると書い

てある。口先だけの学者は多いが、修羅場に飛び込んで、自らの力で解決していく姿は神々し

く僕の胸に映る。師はいま60代。これからまだまだ活躍して、困った人を助けてもらいたい

困った人の救済は本来は宗教の役割ではないかとも思うが、一般の僧侶が果たして

この役割を果たせるだろうかというと、無理ではないかと思う。というのは普通の僧侶は


師のように壮絶な人生体験がないからである。ここまで腹を据えることは、一般人には期待

できないからである。

早速この人についての書物を買って中身を深く知ろうと思う。大きな影響を受けたいから。