日々雑感

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歌事情

2019年01月29日 | Weblog
歌事情

今日も舞台の上で歌手が激唱している。コーラスグループ がオーバーなダンスをして

観客席に熱気を送っている。客席は、と見ると舞台の上とは逆で、冷めてしらっとしている。

しかし義理の拍手は聞こえてくる。 これが昨今の日本の歌事情である

昭和には心に残る歌が多かった。だから50年もたった歌がリバイバルされている。

これしかないのか。情けなく思う。平成には歌がなかったのか?

人心が歌から離れていく様子が手に取るようにわかる。

何故か。まず詞が良くない。したがって叙情性豊かなメロデイが生まれない。

歌から叙情性がなくなると、人心は散ってしまう。文学性もなくなる。

昭和の歌には共感できる叙情性が一般的だった。それが歌の生命だ。

しばらくは放っておいて様子を見るか、

さもなくば、新元号時代に向かって必死に成ってヒット曲を作るか。

現状を何とかしなくてはならないと思うとため息が出る。