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「佐土原人形伝承会」講座


この講座、毎月1回第2木曜日の午前に開催している。目的は、佐土原人形制作の後継ぎが不安なため、制作者育成だ。現在、佐土原人形は2工房で制作されているが、両工房とも高齢だ。
土人形は、全国どこの産地も明治・大正期に隆盛をむかえ、昭和に入り衰退期を迎えた。なくなった産地も多い。佐土原人形は、一説には約400年前から伝わる土人形だ。郷土が誇っていい人形だ。どうにか後世に伝えていきたいと思う。伝承会はそのために活動している。
会は前身の佐土原工芸会伝承部会から数えれば約10年ほどになるが、育成講座そのものは4年目だ。最初の年は、粘土で干支人形をつくり、焼成せずそれに直接絵付けを行った。2年目は干支と従来から工房に伝わる人形型を使って人形を作った。3年目は干支と創作人形。創作人形は原形、人形型、人形制作と一通りのことをやった。そして4年目の現在は、佐土原人形をよりよく知るために、古くからの人形を見ながら原形をつくり、型をつくり、人形をつくった。絵付けはそれぞれ自由とした。出来上がった人形をみると、4年目だけのことはあるが、さて展示会はどうなるか。1月19日からだ。

「佐土原人形伝承会作品展」
2017年1月19日(木)〜2月27日(月)
ギャラリー野の苑
宮崎市佐土原町下田島6854-1 TEL 0985-72-1266


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千切り大根


全国の天気は、日本海側を中心に大雪や吹雪というように荒れ模様だ。しかし、宮崎は日向いの国、晴れの日が続く。冬場は北風・西風を九州山地がブロックし、晴れの日が多い。しかし九州山地から吹き下ろす風は強い。今日も強い西風だ。
ということで、先日の「イカん手」同様、ギャラりーに行く前に「千切り」を干してきた。いわゆる千切り大根だ。写真は千切りにした大根2本分だ。自家用なので特に干し棚はつくらず、網戸を緩く立てかけて、その上に広げるだけという手抜き千切り。2本分でちょうど畳1枚分くらいの広さになる。朝干せば夕方にはそこそこ仕上がるが、仕上げのために、次の日の昼時分まで干して取り入れ。
レシピは多々あり、美味いことこの上ない。宮崎でよかった。移住者来れ宮崎。
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