一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

運動会悲喜交々

2018-10-04 10:28:10 | 日記
世の中、運動会シーズン真っ只中。



毎週あちらこちらの、
学校、保育園、幼稚園で運動会がおこなわれていますね。
(台風のせいで、予定が狂ったりしていますが)




うちも、
みーちゃん、のんちんの学校は、
終わりました。



みーちゃんは、
あれだけ毎日、必死に、練習を頑張っていたのに、


最後のさいごで、
インフルにかかって、
運動会には出られませんでした。



のんちんは、
元気に運動会に出られることができました。
(奇跡的にみーちゃんのインフル移らず)



日頃のダラダラ、わがまま言いたい放題
行きしぶり、、、の、のんちんからは、
想像もできないくらい、



凛々しく踊る姿を
見せてくれました、びっくりです。



みーちゃんが出られなかった分、
みーちゃんのお友達の勇姿、
しっかり目に焼き付けてきました。


みーちゃんの友達や、
ママ友の子どもたちが頑張る姿も、
無意識に応援しながら、
感動しながら、見させてもらっていました。



そして
運動会からのプレッシャーと練習の疲れから
解放された、
お姉ちゃんたちは
毎日元気に学校に通っています。
(のんちんも、今週の行きしぶり無し!)





みーくんの運動会は、
今週です。




年少、年中、、、
そして、今年は年長さん。



保育所生活、最後の運動会になります。




どの子にとっても、
運動会って、
ほんとに1年の中で、
最大位重要イベント。




けれども、
自閉症や、
知的障害を持っている子どもにとっては、



さらに、さらに、
ハードルが
高い、イベントなのです。





練習のプレッシャーで
学校や保育所に行き渋る。。。(まぁ、うちの次女も含みます)



みんなと同じ場所で
練習に
参加できずに、
置いてけぼりになってしまう子。



先生にも
なかなか理解してもらえず、
寄り添ってもらえない態度を取られてしまった親子。




そもそも
運動会に参加したくない、、、と
言っている親子。。。





周りでも
いろんな話を耳にします。





私も
みーくんは、



重度の知的障害があるため、
運動会がなんのこっちゃ、
わかっていないし、



毎年、
みーくんの保育所は、
周辺の小中学校の校庭もしくは体育館をお借りしてするので、



みーくんにとっては、
まったく知らない場所。



練習も
他の子はもちろんしているのだけど、



みーくんは
なんとなくその場にいさせてもらうことはあっても、
練習だって、参加できているはずがない。



だから、

「そもそも運動会に参加したくない」と言ってしまった、
親御さんの気持ちが、


わかります。。。



運動会には
どこまで参加できるかわからないし、


そもそも、
そこの場所に、
ずっと留まっていることすら、ハードルが高いです。


いつもと違う場所で、
たくさんの人が集まり、いつもと違う雰囲気の中でおこなわれる運動会。


お姉ちゃんたちのときのように、



他のクラスの子はどんなことをするのかな〜〜〜???とか、
みんな頑張ってるなぁ。。⭐️なんて、



他の子に構っている気持ちの余裕も、
みーくんのことを見ていたら、
ありません。



みーくんと同じクラスや、
同級生の
ママ友も


支援枠で入所した仲間以外、
できません。



常に
周りとおなじことはできず、
走り周ったりして、
邪魔にならないだろうか。。。


参加させてもらっていて、いいのだろうか。。。
ここにいても、いいのだろうか。。。


実際のところ、周りからどう思われてるのか、
わからないにしても、



ここにいる意味あるの?
なんで、なにもできないのに、いるの??
って思われていないだろうか。。。



そんなことを考えながら、
どれだけその場に留まっていられるかわからない
息子の動向をソワソワとしながら
見守る、運動会。



だから、
もう、おやすみしたい、って言った人の、
その、気持ちは、痛いほど、わかります。



だけど、
私は
参加したくない、おやすみしたい、とは、


思っていません。



楽しみにしています、みーくんの運動会を。




みーくんの最近の成長ぶりが、
なにかを、
期待させてくれる、、というのもあります。



年少のときは、
ただ、その場に無理やりいさせられてる感じだったのが、



去年、
年中の運動会で、



先生に手を繋がれながらでも、
最初から最後まで
コーナーもうまく周り、
走りきったこと。


信じられないくらい感動をもらったし、


まぁ、みーくんのことだから、
今年は走るかどうかは、
その日になってみないとわかりませんが。



担任の先生方が
いつも
みーくんを


クラスの一員と
考えてくれてて、



どうすれば、
無理のない範囲で、参加できるのか、、、、



を、
一生懸命に考えてくださっていることが
伝わるから。。。



自然に
ここにいてもいいんだ、、、って
思わされたから。。。



だから、
うちは
親子で楽しく参加させてもらうつもりでいます。



当日
なんでもいいから、
みーくんが
感動を与えてくれることを期待して。。。