前々回のブログで私の様なオバちゃんになってしまったら無駄な努力から解放されようと
書いたらお嬢からラインが来た。
「電車に乗ると”こうはなりたくないな~”と思うオバちゃんや、”わ~ぁ綺麗~歳をとってもこんな風になれたらな~”
っていうオバちゃんがいるよ。綺麗さを保つ為の努力は良いんじゃない
ママが美味しい食べ物に労力を厭わないように美に労力を厭わないというか楽しみなんじゃない」
という内容だった。
全くその通りで、どんなに若くは無かろうが「メイクするのが好き~」とか
「やっぱりピンヒールじゃなくちゃね」とかを楽しめる事って素敵な事だと思う。
基本に戻って、私が書いた全体の10%しかいない「綺麗なオバちゃん」というのは
「Those who were born beautiful」って事で「身だしなみを綺麗にしているオバちゃん」とは
違うのだ。
恐らくお嬢の感じる「こうはなりたくないな~」というオバちゃんは身だしなみの観点からだろう。
そして「わ~ぁ綺麗~歳をとってもこんな風になれたらな~」というオバちゃんは身だしなみプラス
生まれつき美人に生まれているオバちゃんだろう。
「born this way」ってガガの歌があるけれど、そのように、あのように、このように生まれちゃったものは
変えようがない種類の事だ。
身長が低く生まれたら低いままだろうし、日本人に生まれたら日本人のままだろうし、
友達が嘆く色白に生まれなかったら色白にはなれないだろう。
その友達はこういった「若い時は若さで欠点を補えたのに・・・」と。
ある時、このような話もしていた「若いママさん達と飲みに行った時にね、見た目は普通のママさん達なんだけど・・・
若い店員さんは若いママさん達には楽しそうに話しかけるけど私にはあまり話しかけない・・・そういう時に
歳はとりたくないな~って思たわよ」と。
おそらく我々の様な年代は過渡期なのだ。
自分ではまだまだ若い時とそれほど変わらないと思っているのに世間はそうは見ない。
もっともっと歳をとって名実ともに立派なお年寄りになれば諦めも付くのかもだけど
そこに前々回のブログにも書いた友達夫が彼女に「オバチャンになったな」という心無い言葉が
彼女にこれほどの若さへの憧れと自分自身の劣等感が生まれる事への追い打ちだったのではないかと。
無いものは無いのだ
有るものは有るのだ
どうにもならない事で煩わされるより、その様な一見ネガティヴな事柄でも受け入れてしまえばどうでしょうと。
90%のごくごく一般的なオバちゃんが、無い物ねだりをして頑張ってみてもせいぜい90%の上位20%に
近づくだけで、それは客観的に見ればドングリの背比べじゃないかと。
ならばマイナスだと引きずるよりも、そこを受け入れれば自由になれるんじゃないかな~心はねと思うワケなんだ。
そう前々回のオバちゃん論は先天的な問題に対する事であって、
後天的なエチケットの部類を整えている「綺麗なオバちゃん」論ではないのだ。
そういえば面白い例えがあったな~思い出せない・・・
エチケットの講師をやっている元CAさんが言ったのだけれど・・・
「ある年齢になってノーメイクで外に出る事は、よそのお宅にお邪魔する時に
ご挨拶もせず土足でズカズカお邪魔するのと同じ事です。
電車の中でメークする事は、そのように土足で上がったうえに、そのお宅の
冷蔵庫を勝手に開けて物色するくらいに失礼な事です」的な
全く違うかもだけれど私の受け取った印象はこんな感じだ
分かりやすいな~と思ったね~メイクは劣等感からだけするものでは無いだろう。
私等は若い時には外見も内面も劣等感だらけだった
が・・・ある年齢になってそれら全てを受け入れられて身軽になったよ~
要するに、その劣等感を生まない物全てを持っていても私自身の価値とか
幸福とか不幸とかがそんなに変わっただろうかと。
あまり影響しなかったんじゃないかな~と思ったわけだ。
なのでマイナスの物をプラスにしようという努力が無駄に感じちゃうんだよね~
これは外見の事ね。
そんな風に考えているからデブがデブのままじゃないというご批判もごもっとも。
でもね良い事もあるよ~オサレしようと思はないから洋服代が浮く。
私がスタイル良かったら大変よ~お洋服代がね~ただでさえプア老人まっしぐらなのに
火に油を注ぐからね。
要するに美に拘るのなら、それを楽しんで趣味だというのならイイと思うけど、
劣等感などのマイナスを埋める為だけならば無駄だよと。
若い時にはそのマイナスを努力でプラスに転化しその後の人生に影響もあるかもだけれど・・
結果が出ちゃってる私の様なnot getting any youngerなオバちゃんには大差ないよと。
私の様な・・・と書きましたが生まれつき上位10%の方が、そういう努力をしているのを見ると
「そうでしょうね~あのくらい美しいなら失いたくはないでしょうね~分かるわ・・」と思っちゃう
彼女等、彼等は元々、持っているんだから失いたくはないよね~
それに、ここまで保っているんだから、なおさら失いたくはないよね~頑張りを無駄だとは思わない。
元々、持ってない物を望むのが無駄だという事だ。
分かったかお嬢 そういう事だよ。
今日から9月だけれど8月のある日、千疋屋でお楽しみの桃のパフェを食べた。
とても高価なパフェなので清水の舞台から飛び降りる気持ちで食べるパフェだ。
それが長雨の影響だろうかモモがイマイチだった・・・
千疋屋でお得なのは結局フルーツパフェじゃないだろうか・・・これならば1,500円くらいだ。
そして当たりだったのが、最近、お気に入りの「すみだリバーキッチン」のオムライス~
カレーも食べつくしオムライスにしたのだけれど・・・これはタイの発酵ソーセージ入りの
タイ風オムライス。
見た目に華が無くて驚いたのだけれど・・・
これがウマい とってもとってもウマい
ぜひ、吾妻橋を通った時には食べてみてね~