Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

マチュピチュの駅に到着~ちょいと街歩き~@マチュピチュ旅行報告記その16

2017-07-31 08:32:12 | 2017年ペルー旅行

ついに旅の最終目的地、マチュピチュ村に到着~

駅に到着するとホテルのボーイさんが名前を書いたボードを掲げて待っていてくれます。
これは旅行会社を通しても、個人で予約してもこういうシステムみたいよ。
チェックインも早く朝の10:30分からでチェックアウトも早く朝の10時という所が殆どでしょう。
ホテルに荷物を預けて、そのままマチュピチュ遺跡に向かう人が多いからでしょう。

マチュピチュ村の少し小高い所に駅はあります。

ホームからの眺め~

こうして見ると近代的で綺麗な駅舎ね~
帰りに再び、この駅を利用する時にはこの長閑さはなく、まるで難民収容所の様になっているとは、この時にはまだ知らないのであった

街の真ん中を線路が通っています。踏切なども無く普通の道路の様に使っていました。
私達のホテルもこの線路の前でした。ちょうどホテルの前から見た風景。

下の写真の右上が駅になっている。

 

この写真にマイクロバスが何台か連なっているのが見えますが、これがマチュピチュ遺跡まで行くバス。

マチュピチュ村の中心地アルマス広場。アルマスって武器って意味なんだって~

そうか「arms」か英語だと「アームス」でスペイン語だと「アルマス」か

この像を正面から見た所。

この像は第9代皇帝パチャクテクの像だそうです。パチャクテクはインカの古都クスコから南米全体に最大領土を広げた
皇帝だそうです。
因みにマチュピチュ村の初代村長さんは日本の福島県出身の野内与吉さんという方だそうで、
移民としてペルーに渡った日本人は古くは1600年代初頭にすでに公的記録に載っているそうです。
集団移民は明治の終わり位から始まり、山口、広島、新潟出身の方が多かったそうですが、
その後は沖縄、九州出身者が増えて行きましたとさ~
なのでクスコに戻ってネイティヴを見ると若い女性は殆どが宮里藍ちゃんに見えました~
小柄だし顔だちもね~( *´艸`)

教会の前に十字架を飾るのが南米風?昔、昔、西部劇で見た事があるような?

この様に十字架を布で飾るのは南米ぽいよね~

飲食店、お土産屋さん、市場と想像より、色々楽しめるマチュピチュ村でした。


ペルーレイルのビスタドームでマチュピチュへ@マチュピチュ旅行報告記その15

2017-07-30 08:28:46 | 2017年ペルー旅行

今回の旅行で学んだ事は、日本がいかに痒い所に手が届く国かという事だ。
その様な国で生まれ育っているので乳母日傘状態だ。
(ここで「おんばひがさ」の説明~ウチのお子ちゃんのような世代はなじみがない言葉でしょ?
特に幼児期に過保護に育てられるって意味よ~乳母が幼児が暑いと言えばすぐに日傘をさしてくれるっていうね)

何かトラブルが起こった時、「情報は誰かがくれるだろう」「対処は誰かが指示してくれるだろう」
「事の真相が分かるまで待っていれば、そのうちわかるだろう」という待ちの姿勢では何も得られないという事。
積極的に自分自身が動かなければ蚊帳の外に置かれるという事。

トラブルがunder wayでも「全て世は事も無し」に一見見えるという罠。

さて、いよいよ今回の目的であるマチュピチュに向かう朝。
昨夜のエージェンシーからの電話でストライキの影響で、このホテル内にあるウルバンバの駅には
乗車予定のビスタドームは停まらず、車で30分ほどのオリャンタイタンボ駅に行かなければならない事になり、
6:10分にロビーに待機になった。オリャンタイタンボ駅からは8時台の出発だ。

食事も終えチェックアウトを済ませて、再度レセプションで「ロビーで待てばいいのね?」と念を押す。
「ハイ、そうですよ~」という軽い感じ。
既にロビーには数組の旅行客がいて玄関前には中型のバンも停まっており、乗り込み、そして出て行った。

ここが日本ならば、どこかに張り紙などの掲示物で「本日のウルバンバ停車予定のビスタドームはオリャンタイタンボ駅からの
出発となります。乗車予定のお客様はロビーで待機ください。係員が順次ご案内いたします」とかなんとかありそうでしょ?
な~んにもない・・・
特にホテルのスタッフも、その件に関して呼びかけてる風もない。

これがいつもの様に全くの個人旅行で計画を立てていた場合、私はその情報を知りえたのだろうか
ホテル側から、その件に関して案内があったのだろうか
10分ほど早くなったロビー集合を知らず当初の時間にのこのこロビーに現れてもバスは待っていてくれたのだろうか
そして、その時初めて「へーストライキでオリャンタイタンボ発になったんだー」と分かるのだろうか

玄関前にはまた1台中型のバスが横付けになった。
そろそろ私達の時間だ。他の旅行者がロビーに現れてはそのバスに乗り込む。
だからと言って私達に「さー、来ましたよ~お乗りください」と誰も言ってはくれない。
しばらくしてボーイの1人が来て「ここで待っているのはなぜか?」というような事をきいてきたので
かくかくしかじかと話し「レセプションの女性がすべて把握しているはずよ」と言うと、そのボーイは
レセプションに確認に行き、その後そのバスに案内された
こういうのって、こういう事に関わるスタッフに周知されていると思っていた

逆に何も知らずロビーに現れた方が、すぐに「ビスタドームは変更になったのでこのバスに乗ってください」って
案内されたのかもしれない。
そんなこんなでバスも満杯になり、ホテルのスタッフ一名と共にバスはオリャンタイタンボ駅に向かった。

車内はスペイン語で溢れていた。スタッフの説明もスペイン語だ。その後、英語の説明もあったけれど。
30分ほどバスに揺られオリャンタイタンボの駅に到着。
スタッフの案内で駅の待合室まで来た。

この様な待合室がいくつかあった。
乗車予定時間までかなりあるので暇だったよ~
意外な事にここのトイレは綺麗だった。

乗車予定時間が近くなり駅員にチケットを見せると、私のコーチはA号車なのでその近くの待合室で待っていたほうが良いと
案内してくれた。

暖かい時には良さげなスケルトン待合室~ 陽の当たる所は暖かかったけれど。

乗車予定の1本前の列車はエクスペディションという列車。これは一番運賃がリーズナブルなタイプ。
展望タイプではない。


いよいよビスタドームは到着し乗り込むことに~

こうして改めて写真を見るとアジア系の人もいたのね・・・日本人ではなさそうだけれど・・・

 

車内~

おしい事に、最前列の次の席だった・・・それも進行方向とは逆だった・・・

車窓からの眺め~

とても雄大な景色に自然にウキウキ~

途中で朝食が出た。アンデスの織物のテーブルクロスを敷いてくれる。

お土産屋さんでも、この猫柄はたくさん見たな~

お隣とお向かいはご一家で家族旅行のようでした~
家族の会話を聞いていて思ったのは、日本と違って父親はウザがられていないという事。
会話の内容はスペイン語なので分からないけれど、父親は明るくおしゃべりしていた。
どうも足が悪いようで10代中くらいの美形息子が父親の歩行補助器の様なものを
甲斐甲斐しく当たり前のように持ち運びしていたのが印象的だった。

どちらにしてもマチュピチュに行くにはこのペルーレイルを利用するしか交通手段はありません。
車は規制されているようです。
全席指定で値段も高いのですが、この様式になる前は列車強盗などもあったそうで
観光客の安全を守るにはやはりお金という事になるのでしょう。

1時間半ほどしていよいよマチュピチュです~

 

 

 

 


タンボ・デル・インカの朝食~@マチュピチュ旅行報告記その14

2017-07-29 07:32:11 | 2017年ペルー旅行

この日は6時までにチェックアウトと朝食を済まさなければならない。
ペルーはアメリカの中部夏時間と同じ時差なのでジェットラグがキツく目覚ましが無くても
早起きは苦にならなかった。朝までほぼ寝られないのだから

朝食は5:30からなのでレストラン近くで待ち構えていた。

お料理の写真を撮るくらいなら、その時間を食事に当てた方がよほど効率的だろう。
しかし私もブロガーの端くれ・・・記録という意味では消化するより残る方を優先
朝食はディナーと同じレストランです。

ペルーは果物大国、それも美容にも良い珍しいフルーツがあるのだとか・・・
冬季なので少な目かもね???

右上の赤いフルーツ、グラナダはどこのホテルにも置いてあった。この時期に多いのかな?

ベーグル、サーモン、チーズの組み合わせ好きにはたまらないコーナー・・・

ホットミール~

グルテンフリーも超充実!

ハニーカムも~

そして一番、気に入ったのはスムージー 一番って・・・ほとんど食べてないけど

どうにかグリーンの方だけ試す事が出来てジンジャーの味がきりっと効いてて美味しかったわ~

実はお料理もまだまだ準備中で、ぞくぞくと追加されていきましたが、写真よりもやはり食べなくちゃ~と
いう事で、素晴らしいラインナップの朝食の全容はご紹介しきれない・・・

このフレンチトーストが美味しかったな~

テーブルでのオーダー制で他のお料理も作ってくれるそうですが、もちろん利用できず。
後々、分かる事ですがボックスに入れて電車の中で食べている人がいたので、
そうするべきだったなと。昨夜から頼んでおけばよかったというのは後の祭り~

大自然の中で、体に良いオーガニック野菜や果物をふんだんに使った朝食は素敵でした
当初の予定通り2泊して一日はゆったりと味わいたかったです。

ウルバンバにはベルモンド系の高級リゾートもありクスコより高度が低いので寒くも無く
(クスコの朝と夜は寒かったです~といっても東京の冬よりは寒くないかな?)
こんな大自然の中でゆっくりとロングバケーションを楽しむには最高の場所ですね
こんなにゴージャスなホテルでもけっして高くはないのですから~

 

 


HAWAレストランでディナー♪@マチュピチュ旅行報告記その13

2017-07-28 08:18:46 | 2017年ペルー旅行

ランチ抜きなのでさすがにお腹が空いた~
ウルバンバの美味しいレストランを探したら、けっきょくこのホテルのレストランが美味しいと。
広大な敷地なので、外に出るのも面倒だし、外はこのホテルと全く違う雰囲気だし。

この時点で若干、頭頂部あたりが締め付けられる様な気もしたり・・・???
これは高山病の前触れか???
しかし頭痛というほどでもないのだけれど。
妹も同じことを言っていた・・・こちらは本物だったのかもしれない
日本に戻って、時差ぼけが治らず、やはりこの程度に頭部がストレスを感じる事があるので、
旅の疲れだったんだと今は思う

その前にお部屋でくつろいでいるとフロントから電話が入った。
一瞬、南米英語で頭がクラッシュ
な~んてこたないこのマチュピチュ旅行を依頼している旅行代理店からだった。
普通は「代理店からです、お繋ぎしましょうか?」じゃない???
それが「代理店と話したいですか?」だったので一瞬????になったよ~

少し話を戻して~
まだ計画段階の日本での事、旅行代理店からメールがありそれにはこう書かれていた。
「聖なる谷へのご案内ですが当日、新空港の着工を巡る問題への抗議ストが予定されております。
その場合、クスコ近郊の遺跡へのご案内になりますがよろしくご検討ください。」という事だった。
マチュピチュからクスコに戻ってから聖なる谷観光をしようと考えていたのだ。
この前日にクスコに到着した時もまだストがあるかどうかは定かでは無かったわけだが・・・

電話の内容はこういう事だった。
「聖なる谷周辺のストライキについては予定通り、行われるそうですが、それ以外に教職員組合が
ストライキをクスコ周辺で行う事になりました。ペルーではいつも直前になって分かる事なんですが・・・
つきましては、明日のマチュピチュ行きのビスタドームはウルバンバには停車しないそうで、
オリャンタイタンボ駅まで行っていただく事になります。
ホテルが車を用意するので、ホテルの指示に従ってください」との事だった。

なぜに教職員組合がクスコ周辺でストライキを決行するかというとマチュピチュなどはペルーの一番の
観光資源だ。
7月と言えば乾季で世の中はバケーションシーズン、この辺りでストライキを行う事は、一番政府に対して
打撃を与える事なのだ
食事の前にスタッフにきくと朝の6:10分にロビーに来てくださいという事だった。
オリャンタイタンボ駅からは当初、乗車予定の同じビスタドームに乗車できるという事だった。

さあ、ご飯だ、ご飯

お腹が空いたのでディナーは6:30分からオープンのレストランに一番乗り

ロッジ風の天井が吹き抜けのレストラン~この写真はまだ明るい時間に写したもの。

インカ風の石造りの柱が圧巻~

ロビーと同じ石造りの暖炉が巨大!

若干の頭の締め付け感があるけれど、標高2,800mだし明日はもっと低いマチュピチュという事で
高山病には厳禁のアルコールを飲む。

ビールはペルーの誇るクスケーニャ。ペルー滞在中は殆どこのビールだったな~
クスコで作られているの。美味しいよ
お通し的なパン&チーズ&バターが美味しい
これだけで良いんじゃないかって感じ~

そしてまたまたセビーチェを・・・nikkeiというツナ&アボカドにお醤油という日本的なセビーチェ。

これは・・・一般的なセビーチェの方が美味しかったな~
ツナ&アボカドならばポケの味付けの方が好きだな~失敗、失敗・・・('◇')ゞ

そしてリマで食べて気に入ったパスタだけど焼きそば的なパスタ~

まあまあだね・・・リマの勝ち~

ペルーはスープが美味しいと事前情報で知ったのでまたまたスープ。
これは美味しかったわ
近隣野菜のスープ。ここのレストランは地産地消のオーガニックにこだわってるんだって~

スープに付いてきたパンも美味しかったよ~
調子に乗って白ワインまで・・・アルコールを控える気は無し!!!
しかしね~高地ではひょっとして・・ひょっとして気圧の関係かお腹が直ぐにいっぱいになるの・・・
どこに行ってもそうだった。
空いているのに食べられないというか・・・
高地に住むとダイエットに良いかもね?

アンデス音楽の生演奏も有り、これがまた良かったね~
楽器を買って帰りたいと思ったよ~

珍しくジェットラグは続きこの日も朝まで1時間ごとに目覚めてスマホを眺めるという
眠れない夜が続くのであった~

 

 


A room with a viewってこんなお部屋の事ね~♪@マチュピチュ旅行報告記その12

2017-07-27 08:23:45 | 2017年ペルー旅行

アロマテラピーですっかりおめめもトロリンコンとなったタイミングで
よやくお部屋に案内されたのでした~
その前に明日の打ち合わせ・・・

ペルー・レイルの展望列車「ビスタドーム」は6:50分発という事で
乗車予定客は一度、ロビーに集合してホテルスタッフがホームまで連れて行ってくれるという事だった。
明日は6:20分にロビー集合。
またしても気になる朝食~5:30からだという・・・どうにか食べられるか・・・
食事するとお腹が刺激されるので、ほらね、、、食べてすぐトイレ事情の悪い所への移動は
嫌じゃん~

お部屋には若くて明るい男の子が案内してくれました~

英語がダメな私が言うのもなんだけど、南米・・ペルーの英語には戸惑ったわ~
リマのベルモンドなんかは、本体が英国だからまだ普通なんだけれど。
なんていうのかな~母音も子音もはっきり発音しなきゃ気が済まない英語っていうのか・・・
よーくよく考えると英語の何が母音で何が子音かも正確には分かっちゃいないんだけどさ
例えばカードは「カルド」ってな感じでね・・・
理解するまでに時間がかかったよ~後の方で「な~るほど~今、こう言ったのか~」って分かるという

イタリア人は「R」をしっかり発音するけれど、ペルーでは、何もかもって感じ。
ペルー人と英国人に会話させると面白いでしょうね~両極端で。

お~シックでイイ感じのお部屋じゃない
茶系がベースになっているお部屋にインカの織物がとても合っている

おーおーおー眺めも良いの~

今回はどのお部屋にもバスタブがついてたよ~
お水のボトルも2本づつで太っ腹!!!

クローゼットもたっぷり~

やっぱり、ここは2泊したかったわ~

外を眺めてはうっとり~

ホテルのロビーにはアンデス地方の手工芸品を売る女性がいました。
大きなホテルでは、かならずいるのね。

テーブルセンターが欲しくて、色々物色したり、まだ早いと思っていたら、結局、買わなかったいう・・・

でもアルパカは買ったよ~モノホンのアルパカの毛で作られているから、
とーってもフワフワよ~



日本円で1,500円くらい?安いのか高いのかわかんないけど。
でも、可愛いよ~

外が暗くなると暖炉には火が灯るアンデスの夜~

何度か電気が一瞬、止まる事があり電力はこの様な田舎では不安定なのだろうな~と思いました。
なので、このホテル内も昼間でも薄暗く、殆どが取り入れた自然光のみの照明でした。

電気が止まるとネットも途切れるというね~
しょうがないわ・・・