いつもの様にネットのニュースを見ていたら、
クマの赤ちゃんと思われていた動物が狸の赤ちゃんと判明とのニュース。
そんな・・・バカな・・・と思ったけれど、画像を見ると確かにあれでは判別できないかもね
私は新見南吉が好きだ。
息子には新見南吉の大好きな作品の中からいただいた名前を付けたくらいだ。
そして「ごんぎつね」は何度読んでも泣ける~
南吉作品ではないけれど「泣いた赤鬼」と同じくらい泣ける~
先日漫画を読んでいてひょっとして「ごんぎつね」がヒントになったのではと思われる
落語を知った。
この漫画はビッグコミックオリジナルの落語家が主人公の話。
毎回、一話づつ落語が紹介され「なーるほど~」と興味深いのだ。
三田純市より書き下ろされた3代目桂米朝の新作落語「まめだ」
そうです、きつねではなく狸のお話し。
むか~し、むかし大阪のミナミの観音さんの前に膏薬屋「本家びっくり膏」というお店がありましたとさ。
そこの息子は右三郎といい歌舞伎の下っ端の下っ端役者。
花形役者が見栄を切ると、周りでトンボを切る役どころ(トンボを切るとは宙返りの事ですね)
あーた・・・宙返りなんてーのはそうそう上手くいくわけではございません
練習にも余念がなく、満身創痍・・・その度に家のびっくり膏をオカンに塗ってもらっていました。
努力のかいもあり、小さな役も付くようになったのでございます
ある雨の夜でした。家に帰ろうと太佐衛門橋を渡ると、なにやら傘にバサッと落ちてきます。
「ありゃりゃ・・・なんやら落ちてきたんかいな???」と傘を見てもなーんにも落ちていません。
歩き出すと、またバサッ・・・何度も続きまして傘を見ますと子狸の毛が
「こりゃあ、まめだ(子狸)の仕業やな・・・わいをからかってるんやな~いつでもかかって来いや~」
等と思っていると、ドスンと来たので得意の宙返りで一回転・・・まめだはドンと落ちてギャーっと言って退散しましたとさ。
翌日からも芝居や稽古に右三郎はいつものように通いました。
芝居も終わり家に戻るとオカンがそろばん片手に溜息をついております。
ワケを尋ねると売れた貝の数と(軟膏は貝に入っておりました)銭の数が合わないとな。
貝一つが一銭、一銭が足りない、その代わり銀杏の葉が一枚。
三津寺さんの銀杏の葉。
思い当たるのは、なんやら気色の悪い子供が軟膏を買いに来る、しかし一銭は確かに受け取ったと。
それから毎日、同じことが続きました。
何日かそれが続いた後、オカンが銭を勘定すると今まで足りなかった全部の銭の勘定が合っている
その代わり銀杏の葉は一枚もなくなっているじゃあーりませんか
そして絣を着た奇妙な男の子も来なかったという事でした。
その翌日も右三郎が芝居小屋に向かおうと家を出ますと「大変や~三津寺の境内でまめだが死んでんで~」
と近所の人の声が聞こえます。
右三郎や他の人々も「なんや・・・豆狸一匹死んどったくらいで~」などと思っていましたが、
話を聞くと、それはけったいな死に方やったそうで・・・
体中にいっぱい貝殻をつけて死んでいたそうです。
「毎日、薬買いに来たんはお前やったんかこのまめだを殺したのはワタイです~
傘に乗ってイタズラするからトンボ切って地面に叩きつけてやりました」
そこに右三郎のオカンが現れしみじみと冷たくなったまめだに語りかけます。
「アホやな~薬は貝から取り出して塗るもんや・・・
貝を体に乗せたかて効かんのや聞いてくれればワタイが塗ったたのに」
右三郎は子狸をお寺の端っこでも、きちんと弔う約束をしました。
その時です。
子狸の上には次から次へと銀杏の葉っぱが舞い落ちました。
「オカン見てみ・・・狸の仲間からぎょうさん香典が寄ったがな」
貝殻の中の軟膏を塗らず、貝殻をつければ治ると思っていた子狸が
可笑しくもあり、その可笑しさがなおさら悲しいですね~
オカン狸もいない子狸だったのでしょうね~
さて~革製のチャームを買いましたが、お店でこんな可愛いチャームを発見
レオ・レオニのお話し「フレデリック ちょっとかわったねずみのはなし」のフレデリックのチャーム
可愛いでしょ~買わずにいられないわ・・・
フレデリックと一緒にこれみよがしに映っているのはキャリーオンバッグについていたタグ。
今私が使っているキャリーバッグは十分に大きくはないので、旅行の帰り、あれこれ考えると
買わずにすませなきゃいけない物もでてくるわけよ。
かといってキャリーバッグを二つガラガラっていうのもね~
航空会社によっては、荷物も一個だけってところもあるし。
それで、いざという時には受託荷物にも出来て、はたまたいざって時には機内持ち込みにも出来て、
行きはキャリーバッグに収納できるキャリーオンバッグが欲しかったの。
今、持っているのは、よくあるナイロン製の安物。
サンフランシスコからの帰り、受託荷物にしたんだけど(液体が入っていたので)心配だったよ~
一応、厚手のビニールで覆ってくれてたんだけどね。
あれこれ見て歩き、やはりナイロン製のある商品が気に入ったのだけれど(少しだけ厚手だったので)
この商品を発見
それがANAとMILESTOの共同開発商品、3WAYボストンバッグ。
しかしこのお値段が可愛くないったらありゃしない・・・
今持っているナイロンのペラペラの10倍もするのだ~
しかし旅行のエキスパートANAが関わっているのだから高くても我慢するかと
清水の舞台から飛び降り、買いました。(機内販売もしてるね?ANAショップで買いました)
色はね、黒、ネイビー、クリームだっけな???3色で黒はほんとにビジネスバッグみたいだし、クリームは
すぐに汚れそうだったので消去法でネイビー。
持ち手に繋がる真ん中の2本のラインは滑走路を現しているんだって・・・ムリクリやん
なんかね、高校生とかが教科書を入れるバッグの素材みたい・・・その割に高いな~
とはいえ、ナイロン製よりはしっかりしてるよ。ポリエステルで持ち手には本革が使用されている。
本革じゃなくてもいいんだけどね・・・もっと安ければ・・・
中はこんな感じ~
PCを入れるポケットにはクッションもついているの。入れないけど・・・
厚みはこんな感じ~
側面のポケットにはリュックにしたり、ショルダーにしたりするベルトが収納されているの。
キャリーに乗っけるとこんな感じ~
横に乗るようにしてほしいわ
受託にする場合に備えて鍵でも買うかな。まあ気持ち程度の事だけどね。
35L入るそうで。
小さい受託荷物って心配なんだよね~
空港で見たことあるもの、カートにいっぱい詰まれた荷物が電車の様に飛行機に向かっていくんだけど、
上に乗っかっている荷物が落ちたのね。
そこにはだーれもいなかったよ~あの荷物どうなったんだろう
見回りの人とかいるのかな
こういう小さく軽いのって絶対に上に乗っけられるもんね。
そうなったら運を信じるしかないだろうけど
なるべく液体物とか入れず、少し高級な商品などはこれに入れて機内持ち込みにしたいけどね~
機内持ち込みだけならば、今までの安物ペロペロでいいんだけどね~
やはり、あれかしらね?こういう事で悩んでいるトラベラーはいるんでしょうよね