Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

秋を感じる旅、シメは新蕎麦で!@そばのさと。

2013-11-10 08:01:07 | 蓼科旅行

八ヶ岳の麓の秋を感じた今回の旅で一番のサプライズは
天然鹿の親子を見た事
メルヘンバスで横谷峡に向かっている時に車窓から
道路を横断しようとしている雄鹿、雌鹿、バンビの3頭をまじかで目撃
感動しました~
日本で天然鹿を見たのは初めて。それも家族連れで・・
あたりまえだけどTVで見るのと同じだった
ビックリして、あっけにとられ過ぎて写真には収めず・・残念
可愛かったな~、ほんとに可愛かったな~

さーて、諏訪大社前宮、本宮とお参りし後は評判の良いお蕎麦屋さんで
新蕎麦を食べなくっちゃ

茅野駅近くの「そばのさと」というお蕎麦屋さんが茅野でも1,2位を争う
有名店だという事で行ってみました。
茅野駅からヴィーナスラインに向かったあたりにあります。

到着したのが2時、それでも5,6組は待っていました。

ここの名物は「どうづきそば」というお蕎麦で、一般的なそば粉にしてから打つ蕎麦では
なく、蕎麦の実を水に漬けて、それを打ってお蕎麦にするそうです。
もちろん10割

夫はあいもかわらず天ぷら蕎麦。

どのお蕎麦にも必ず「水蕎麦」がついてきてお蕎麦の風味を楽しんでね!って事でしょう。
信州はどこに行ってもお蕎麦の盛りが良い。これも普通盛りですからね~。

私は「どうずきそば」

やはり殻も一緒に打ってあるので、かなり個性が際立つ。
お塩でもどーぞ・・ということで藻塩が添えてありました。

日本酒にはお塩のお蕎麦がとてもあいまいした。
日本酒は1合380円と、とてもお財布に優しい設定でしたよ

つけ汁はもちろん江戸蕎麦とは違い辛くないタイプ。
鰹の香りも良く私好みだったな~。

殻付きで10割でこんなに滑らかでコシもありこの細さで打てるなんて
凄いな・・・

待っても食べてみるべきお蕎麦です

蕎麦湯はこんな素敵な器で。

若いお客が多いお店でした。

ちょうど入店後から空きだして、まったりしすぎて電車ギリギリでしたーーー。
おかげで野沢菜買えなかったよ~。
お蕎麦屋さんで待っている間にお隣にあった「川魚のお店」
わかさぎの佃煮を買っておいてよかった~
おばあちゃんが接客していて、大手じゃないし美味しい予感
今回のお土産はこれのみ!美味しかったし・・

十分秋を堪能できた旅でした\(^o^)/


諏訪大社本宮とオモシロい周辺スポット。

2013-11-09 09:16:34 | 蓼科旅行

とても静謐で気に満ち溢れている諏訪大社前宮を
後にして、本宮に向かいます
20分ほど歩くと。。なんと、なんと・・諏訪市に出ました~!

へーー、なーるほど本宮は諏訪市になるわけだ。

最初の鳥居を抜けると、なんだか凄い神社が

気が遠くなるくらいの階段の上に鎮座する北斗神社。
北斗神社は北極星を祀る神社。
北極星は北の目印として位置が不動なので、そこから長寿の星として
あがめられ、旅人にとっては大切な星、宇宙の中心と考えられていた。

北極星の信仰ってやっぱりオリエントな感じがする。
ここの諏訪大社の行事は古代から守屋氏が代々取り仕切っており、
この神社も守屋氏の神社だそう。

途中に「武田信玄の墓」というのもあった
諏訪湖周辺は諏訪氏に変わって武田氏が治めていたらしいけれど、
信州伊那周辺で急死した信玄のお墓は実のところどこにあるのか
わからないらしい。全国に数ヶ所あるって・・

大変急な坂を上って辿り着いた信玄のお墓は、小さな石で欠けていて、
錆びたプレートにマジックインキで「↓信玄の墓」とあった
大変風光明美な場所ではあり、廃仏棄釈前までは立派な寺院のあった場所。

足もお腹も喉も疲れたので、途中で買ったランチパックとお茶タイム!

よーやく本宮に到着!
七五三のお参りなどで、観光客オンリーの前宮とは違い華やかな感じ。

この廊下の途中に徳川家康が寄進したという何とか舞台??があった。

苔むした感じが渋い。

樹齢千年ものケヤキの木は大迫力。

どーやっても全体が写真には収まらないよーー

諏訪大社は「日本書紀」に認められる日本最古の神社の一つ。
坂上田村麻呂も蝦夷征伐の時に立ち寄り戦勝祈願したという。
諏訪湖周辺から出土する土器などは量、豪華さ共に日本有数の
質を誇るという。

出雲大社、伊勢神宮が脚光を浴びた2013年でしたが、
諏訪大社もなかなか趣のある神社さんでした。
やっぱり前宮がお勧めかな
さー、美味しいお蕎麦を食べた後は帰るだけ

 


諏訪大社前宮に詣でる。旧約聖書との関係とは?!!

2013-11-08 08:33:58 | 蓼科旅行

諏訪大社が茅野にもあるとは知らなかった。
諏訪にあるものだとばかり思っていた。あるんだから詣でなきゃ

諏訪大社とは全国にある諏訪神社の総本社でもっとも古い神社の一つ。
諏訪湖周辺に4つの境内地を持つ・・なーるほどね~、茅野って諏訪湖周辺だもんね
上社(前宮、本宮)下社(春宮、秋宮)ここ茅野市周辺には上社がある。
諏訪神社は本殿を持たず、上宮は御神体を守屋山としている・・・

行く前にネットで面白い話を読んだ。
この茅野市の前宮は大社の中で一番古く、御祭神が住み着き祭事を
行った場所なんだそうだ。

旧約聖書の創世記第22章にあの「アブラハムの子は7人の子~」の
内の一人イサクがあのわがまま言いたい放題の神からの命令で
火あぶりにされちゃいそうになるという話があるのだけれど、
ここの祭事はそっくりそのまま15歳以下の男の子を捧げものと見立て
木に縛り付けその下には薪用の木々、そして75頭の鹿の頭を捧げる儀式が
昔は行われていたという。

アブラハムが神から無茶ぶりされたのがモリヤの地(今のイスラエル)
で、ここの御神体は「守屋山」・・・

創世記第22章13節には、イサク危機一髪のところで、
雄羊の角が藪にかかってもがいているのをアブラハムが見つけ、
「これをイサクの代わりにしても良いっすかね?」と神に訊ねると
あっさりOKを出されイサクは無事に解放されましたとさ・・って書かれている。

前宮の神事で供される75頭の内1頭は「耳裂鹿」と呼ばれ、口元が
耳まで裂けている鹿の頭が供されるそうだ。
これが藪に角を引っ掛けた雄羊を表しているという説があるんだって。
この地方には古代、羊がいなかったので鹿がこの大事なお役目を負ったらしい。

なーんか古代の方がグローバルだったのかもね

そんな好奇心を掻き立てる前宮は茅野駅からあるけば30分ほど。
バスはほとんど無い
茅野市は観光客に優しくないの・・標識もあんまりないし・・
こんな有名な神社を抱えているのにね~。

名前のわかんない河を渡り、高速の下をくぐりトボトボ歩くと
おおよそ由緒正しき神社があるとは思えない風景に辿り着く。

生コンの会社らしく機械がいっぱい並んでいる。そんならしくない道をまず左へ5分ほど
歩くと・・

確かにあった・・鳥居をくぐると・・

また鳥居・・

イイ感じの神社さん。心なしか気が満ちているようにも感じる・・・

十間廊という昔からある建物。

この十間廊は古代イスラエルの神所と全く同じ寸法、形なんだそうですよ~ワクワク。

後世に造られた本殿。

諏訪神社の特徴である御柱が本殿を囲むように4本たっている。

古代の信仰は今のように立派な神社ではなく、この御柱こそが神聖な
物だったんだろうな。その証拠に神社は「一柱、二柱」と数えるんだそうだ。

鎌倉道っていうのが通っている・・鎌倉に続いていたのかしら?

高台にあるので見晴らし良好!

社務所とかも全く無い、なのでかえって神聖な空気の流れている
御宮でした。

 

 

 


大東園の朝ごはん。

2013-11-07 08:22:38 | 蓼科旅行

朝ごはんを食べる前に温泉に入り、お散歩に出かけた。

別荘地の中のお散歩。

こんな池に出た。

カルガモが2羽気持ちよさそうに泳いでいた。

信州らしい白樺。

イイ感じにお腹もすいて朝ごはん❤

至って普通の朝ごはん。お味噌汁がとても美味しかったな~。

食後は囲炉裏端でコーヒータイム。

立川談志風のご主人と共にいろいろなお話を伺いながらのコーヒータイム。
大旅館では味わえないゆったりした時間・・・

午前中に一本しかないメルヘンバスに乗り、茅野駅方面に
向かいました。


豪族の館 大東園の夕食。

2013-11-06 10:26:43 | 蓼科旅行

待ちに待った夕食
一階のお食事処で頂きます。
この辺りは別荘エリアなので、お食事だけの方もお隣のお部屋に
いっぱいいらした。

で、意外にも著名人の常連さんが多いらしい・・元総理のお写真とかも・・
私が食いついたのはこの方

同じ日に京都の貴船で豪華な旅館に泊まっているらしいRに自慢げに
送りつけてやった
あいつに細野晴臣ですよ。葵の御紋と同じくらい威力があるんだ。

で、待ちに待ったぼたん鍋ーーー

最初はこんな感じねテーブルの上。

イワナはやっぱり美味しいね~。ここ茅野は「寒天の古里」として有名らしく
トコロテンっぽい酢の物や山菜など・・これらは至って言う事もなし!

でもね~、さすがにぼたん鍋で評判のお宿らしくイノシシちゃんは美味しかった~
お味噌が絶妙ね。
味噌味のお鍋ってあまり好まないけれど、これは美味しかったな~

イワナや山椒、野菜などでお出汁を取っているそうで、もちろんお味噌は自家製。
イノシシの脂って甘くて独特なナッツの香りがしてオイヒー

もうひとつのここの名物イワナの姿造り。

とても大きなイワナで、そしてとーっても美味しいの
イワナのお造りってこんなに美味しいんだ・・・

で、すこしガッガリがこれまた初体験、夢にまでみた「イワナの骨酒」

思ったよりイワナが小ぶり・・そして少々お魚臭い・・・
フグのひれ酒みたいに美味しいのかと思ったのに・・
夫の話しによれば岐阜方面で飲んだのはもっともっとイワナが大ぶりで
しっかり焼いてあり、ひれ酒とはまた違う美味しさがあったという事だから、
焼きがあまかったのかもね?

珍しいリンゴの天ぷら。これはありね。

信州サーモン寿司とお蕎麦。

もうお腹がいっぱいになっちゃって・・
締めはお雑炊だったのだけれど、あまり入らなかった・・・
めちゃくちゃ美味しいお雑炊だったのに~
持って帰りたかったよ・・・

イノシシやイワナには大満足したけれど、もっとワイルドに野山のキノコとか
出してほしかったな~。
最初のお上品に出された小鉢はいらないなーーー。
ボンボンボボーーンと田舎っぽい何かを期待しちゃってだって豪族の館だよ!
ワイルドにワイルドに!

それからそれから・・
信州だから勝手に馬刺しが出ると思ってたの。
でもなかった残念。

それを夫に言ったら
「あれ以上、食べられなかっただろうーー」
おっしゃる通り