Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

熊本県産スィートスプリングが美味しい!

2012-01-31 08:56:20 | グルメ

私の家は3代新聞を購読していない。これは何かしらのポリシーが
あってでは全然ない
成り行き上そうなっただけ。今までは3紙毎朝新聞受けに入っていた
わけだが、今年の元旦からまたまたマイナーな新聞が新加入した。
「日本農業新聞」であーる

どうも4月から社会人になるR関係らしい。新聞を毎日読みレポートを
提出するという課題を科せられているんだって。
私の実家関係にはけっこう遡っても農業に従事している人々は存在しない。
なので、とてもこの新聞は珍しい。おかげでどんな野菜が今週、値上がりし
今高いあのお野菜が値下がりするらしい・・等の情報や鳥肉が軟調ね~
などという情報もGETできる
また、各地の農家の主婦の方がお料理を指南してくださったりもする。
社会人になったら入らなくなるのかしら

夫の実家関係には農業に関係した親戚もいる。すぐ上の兄のお嫁さん、
ようするに義姉の実家も農家だ。で、あんがい農家の方は農業のシステム的な
事をあまり知らないのだな~とびっくり。
「R君、農協に就職するんだってなんで今頃農協なん」と義姉。
「あの~農協に就職するわけではないのですけれど・・・農協ではないんです」
と私。「じゃあ、農協とは関係ないの」と義姉。「関係がないかと言われれば
関係はあるのではないでしょうか?」「でも農協じゃないんやろ
「はい・・そうです・・・」そうなんだ・・そういう認識なんだ・・・
農家の方がわからないのだから、私なんかはもっとわからないわけで。
まあね、分かった事は、おそらく、一般の農家の方とはあまり関わらない組織なんだわね
という事。なんか変ね

この義姉は、独特の就労感を持っているらしく、お嬢達の就職の話題の時も
面白かったずーっと就職の厳しい時期が続いているわけで、女子だと
男の子のようにはスムーズにいかない。(私たちの時とあまりその辺は変わらない
ですね)そうそう贅沢も言ってられないのが実情だと思う。
そのようなお嬢の就職活動の時期に「どういう所に行きたいの?」と義姉。
「そうですね~、贅沢も言ってられないのでまあ、いろいろ受けると思います。
女の子ですから、銀行なども視野に入れなければ・・と言っています」と私。
「銀行 銀行なんか人間の働くところじゃないよ~」と義姉は山口弁のホワーッと
した抑揚で凄い事を言ってのけるのだ
この義姉とは年がかなり離れており、まあ「そうですね~、そうなんですか~」としか
私は言いようが無いわけなんだけれど、「お姉さんじゃあどういう職業が良いのでしょうか?
教えてくださいできれば紹介してください」と思わず言いたくなりました

その山口は柑橘系の果物が県の果物になっているのだけれど、関門海峡を
渡り熊本県も柑橘系の果物が豊富だ。その中で「スィートスプリング」別名
「グリーンオレンジ」というおみかんがとても美味しい

この写真ではわかりにくいけれど、かなり皮が青くても食べどきらしく、
とってもジューシーで甘いの。
八朔と温州みかんの掛け合わせらしいけれど、どちらかというとオレンジに
近い。
私はあまり果物が得意ではない。昨年、突然、私の中にフルーツブームがきて
以前よりは食べるようになったけれど。
冬になり寒くなるとその意欲が低下してしまう。
でも、風邪なんかをひいちゃうと、やはりビタミンCを果物から摂取する事の
大事さも身にしみて分かり、それに肌の為にもね~。待ったなし!だものね。
このおみかんはスーパーやデパートにはまだお目見えしていない。
銀座の「熊本館」でせっせと購入しています。こういう時に地方の
アンテナショップって便利ですね

 


寒い日にはリボッリータ。トスカーナのごった煮スープです!

2012-01-30 08:33:37 | 朝ごはん

昨年一年間の東京都内での現金の落し物は約28億円
その中で落とし主に返されたものが20億。
「最近、お金って落ちてないわね~」などと夫と話したばかりだった。
昔は、もっとお金が落ちていたような気がするのだけれど・・・
でもね、28億円も落ちていたわけですよ。私の見ていないところで。
1ヶ月に2億、都内で拾える計算になる。一日で700万円ですよ
東京ってそこまで広くもないでしょう 
最近、お金が落ちていないと思っていたのはどうも錯覚だったらしい。

フィレンツェから帰ってきて、料理らしい料理をあまり作っていない
ほどなく、風邪にかかり、味覚がおかしくなっていたし、その気力もなかったし。
その帰ってから、風邪にやられる前のほんの少しの間に、
朝食にRibollitaリボッリータを作った。

このRiというのは英語のReと同じで、もう一度・・という意味です。
リッボリータはミネストローネのようなスープに白いんげん豆やパンを
入れたもの。
トスカーナ地方では冬になるとこれを作って何度も火にかけ
食べていたのですね。

リッボリータミックスのような物を買ってきました。
白いんげんともう一種類のお豆、乾燥野菜、ハーブなどがセットになって
いました。お水で戻すとなんとも良い香りがします
各家庭で多少の違いはあるそうですが、必ず黒キャベツとお豆、パンは
入ります。

私はミネストローネ(普通のキャベツを入れました)を作り、水で戻した
お豆を別に煮て柔らかくなってから、ミネストローネに混ぜ、フランスパンを
入れました。
何日間分を作り、何度か火を入れるので、塩味は薄めに
頂くときに、オリーブオイル、塩、胡椒、お好みでパルミジャーノを入れて
召し上がってください。
とても美味しいスープです
写真のようにお豆もとろけるくらいにクタクタにします。
ただお店によってはお野菜の形やお豆の形を残すところもあるようです。

 


パリ発エールフランスで帰国。

2012-01-29 08:35:31 | 冬のフィレンツェ旅行

予定よりも一日長くなった旅行記
無事、予定時刻には機内に乗り込みました。行きと違い帰りの便は
6割くらいの乗客数。確か、エールフランス成田便はボーイング777。
3-4-3の配列なんで、広くはないです
ただ余裕があったので、一人で3席使っている方もチラホラ・・・・
私達は3人なのできっちり3席。それにしても機体が古いな~。
座席についているモニターもKLMと比べると小さい、古い。
ただ、日系キャリアもこの大きさだったな。それに内容がKLMとまったく
一緒でがっかり・・・

予定時刻に乗り込んだと言っても、それから給油を始めたよ~。
こんなに狭いんだからさ、給油終わってから、搭乗させてほしかった。
エールフランスのCAは外国の方でも日本語がお上手な方が多かった。
日本人はかなり年齢高めJALのCAかな~?
今時のCA見てると、なーんか私ですらまだ採用されるのではと錯覚しちゃう。

アペリティフはAF名物シャンパンを頂きまーす。

たっぷり、注いでくれるじゃないの
今回の食事はミールとブレックファスト。
メニューが配られ、和食とラムのなんちゃらから選ぶ。皆、ラム。

飲み物はビールと赤ワイン。おいおい・・・エールフランスといえば、
機内食が美味しいというところが、売りだったはず。
ラムはミートボールでトマトソースで煮てるのかな?付け合わせはマッシュポテト。
コールドミールはクスクスのサラダっぽいのと、チキンだったかな~?
お味噌汁も付きます(具なしね、でもホッとする味)カマンベールとオレンジ。
冷たいフランスパン しょぼくない?これも航空業界の不況によるものだわね。
ただね、マッシュポテトなどのお味はとても美味しかった。しかしショボ・・・
デザート、手を抜きすぎ。オレンジって。

フライトも半ばを過ぎた頃、お待ちかねのカップヌードルターイム

成田には午前中に到着するフライトだから、本当はおとなしく眠っている
時間帯なんだろうけれど、あちら、こちらから美味しそうな匂いが・・・
寝てる場合じゃない!ビーフとスパイシーの2種類。スパイシーを選択。
これ、日本で売って欲しい辛いよ~。パプリカもいっぱい!美味しいのよ。
機内で頂くカップヌードルは格別に美味しく感じます。
その他にサンドイッチやハーゲンダッツのチョコクランチアイスも。
でも、これ以上は入らない・・・眠たいし。
そうそう高緯度を夜飛ぶフライトなので、北欧あたりで、オーロラが見えないかな?
と期待したけれど、まったく見えず。飛行機から見えないの
日本ではとっくに朝なはずだけれど、まだ外は暗いまま。

もう、こんなところまで来ちゃった。

ようやく、そとも朝を迎え、ユーラシア大陸とも終わりを告げる頃、朝食。

完璧なコールドミート。やはりパンも冷たい。KLMは温めて出してたよ!
一回目の機内食の時のチーズはPresidentのチーズだったのだけれど、
バターも同じでPresidentのバターって美味しいのね。チーズは日本でも
売っているけれど、バターはあったっけ?
パンケーキだせ~ ほとんど食べず。(カップ麺を食べたせいでもあるけれど)
珍しいことよ、私が機内食残すなんて。私は案外、機内食がふつーは好きなのだ
無事に成田に到着。東京も寒くてびっくりした

フィレンツェからはこんな食材などを買ってきましたよ!

もちろん、バターも!同じクノールでも海外のクノールは美味しいですね!

エールフランスに乗って思ったけれど、こういう古い機体で、ショボイ機内食を
食べると、いかにエミレーツが素晴らしいか再認識
お食事も満足のいくものだし・・・ただ、南回りは遠いね~。
ドバイまで10時間で、そこからヨーロッパの各都市まで5時間はかかるでしょ?
そこが、短縮されれば、エミレーツ利用したいな~。
カタール航空も乗ってみたいんだけれど・・・南回りは遠い

でもね~、フィレンツェって奇跡の街だと思うんだ。
今時のグローバリゼーションに追従していない。レストランだって
断然、トスカーナ料理にこだわったお店が多くて、どこでも、見られる、
タイ料理、中華料理のケバケバな看板がほとんど見当たらない。
フレンチを出すお店が一件もないなんて
全くの観光地で、リアルな人間の生活がないベネチアのようにならないで!
今はイタリアは経済的にも大変だろうけれど、このような真っ当な街が
きっと生き残っていくと信じたいです。
長い事、フィレンツェ旅行記にお付き合いいただきありがとうございました!
また、今年の後半に海外に行けますように

 


フローレンス→パリ→成田。

2012-01-28 08:05:47 | 冬のフィレンツェ旅行

楽しかったフィレンツェとも別れを告げる日がやってきました
復路はシャルル・ドゴールからエールフランスで成田へ向かいます。
KLMの便はどれも早朝なので、ゆっくりできるフライトが希望でした。
KLMとエールフランス、JALはコードシェアしているので、往復をそれぞれの
航空会社から選ぶことが出来ます。

ホテルの朝食でお嬢が思い切ってスパークリングワインを頼みました

 もちろん全員頂きました

タクシーを呼んでもらって、空港へ向います これがちょっと面白いことに
空港に到着していざ料金を払おう!と思ったら、数ユーロ足りない・・・
コインをほとんど、ベットの上にチップとして大盤振る舞いにおいてきたのです。
市内から空港までは22ユーロ、荷物3個で3ユーロ、それとホテルまで来て
貰ったので合計で27ユーロだったのです。で、子供達にも「ユーロない?」
と催促し、慌ててそれでも3ユーロほど足りなかったのですが、ジャン・レノ似の
運転手さんが「ノープロブレム!」といっておまけしてくれました
フィレンツェの空港は正式にはアメリゴ・ヴィスプッチ(ペレトーラ)空港というらしい。


入口を入るとすぐにこんな感じ。機械でチェックイン。この入口のすぐ近くに
免税払い戻し窓口があります。窓口が2つ並んでいて、レシートを見せて
免税払い戻し書類をもらい、隣の窓口で払い戻しを受けます。
ローマやパリならとても混むので、ここで出来るのは便利ですね!

この程度のお店はあった。

往路のアリタリアの小型よりもさらに小型のシティージェット。機体も古い。
3人で席はバラバラ・・・

「シャモニーバレーが見えます」とのアナウンスが・・・



こんなのをつまんで見えにくい外を見ていたら、あっという間にパリへ。
今回、トランジットが1時間半しかないので、順調に飛んで良かった~。
こういう国内扱いの小さな飛行機はシャルルドゴールでは辺鄙なターミナル
に着くので、国際便のターミナルまで遠いので心配していたのです。
 
ターミナルというよりは、ただのプレハブ小屋みたいなGターミナルに到着。



建物に入るとそこはパスポートコントロール。上に2Eの案内が2Eの
ターミナルに向かうわけです。この写真に髪しか写っていない方は韓国か
中国の方で、最初は何気なく後ろを振り向き、私を見て目が点になるのが
ハッキリわかったのですがこの後、何度も振り向きこれ以上恐ろしいものを
見た事がないというような、びっくり眼で私を凝視するのです
オーバーなドラマのようにビックリされるって・・なんで~?
推測その1、近所のおばさんに私があまりにも似ていた!こんなところに
いるわけがないって感じ(都市部の方っぽくなかったから、田舎では珍しい?)
推測その2、中国や韓国(いや北っぽくもあったな~)に私のような顔は存在しない。
どちらか、なんだろうな~ 左の男の子は息子らしいのですが、パスポートコントロール
で、かなり年齢その他を聞かれ、足止めされてたな~(怪しい匂い・・)

我々はまったく質問もされず「オヴォワーフ!」でハイ出国終了!

ここで、ゲートナンバーを確認。40番前後だったと思うけれど、ナンバーが
多いほうが、近くの2Eで少ないほうが遠いほうの2E。私達は遠いほう。
ここの出口が開くと、そこには空港内循環バスが到着していました。
10分毎に来るみたいですね。なんせGのターミナルは辺鄙なので
けっこうな時間バスに乗るんですよ。20分くらいは乗った。
で、2Eの遠いほうの降車場でバスを降りると、すぐに小さな入口があり、
そこを登ると。

そこはゲートになっていた。パリらしい、ブランドいっぱいの空港内。
出国手続きも済ませているし、少しの間、お店でお買い物をしたり
しました。けっきょく、明日もまた続く・・・

 

 


冬でもジェラートは食べなきゃね!

2012-01-27 08:56:08 | 冬のフィレンツェ旅行

長々と続けたフィレンツェ旅行記。いよいよ今回と次回で終りとなる予定。
帰ってきて思うのは、案外、写真が少ないな・・という事。
ヨーロッパなんていうところは、そこの街に降り立つと、大概どこもかしこも
写真に写したい!と思うくらいに絵になりそうな所だらけで、自然、自分に
ブレーキをかけるわけです。こんなのまで写していたら写真が何枚になる
って。そのうちにその一つ一つが被写体になる風景にも慣れ、
気がついたら、今度は案外、あまり写していなかった・・ってな事になっている。
一応、旅行記らしい写真を。

ポンテ・ベッキオからみた夜景。夜景といえば、飛行機がフローレンスに
到着する直前に見たフィレンツェの夜景が綺麗だったな~。
ドォーモの形がクッキリ分かって、そこから放射線状に広がる夜景が
オレンジ色でこの写真もオレンジ色っぽいでしょ?フィレンツェの夜景は
そのなんとも暖かいオレンジ色に彩られていました。ローソクの炎色か~ぁ

フィレンツェの街は全て徒歩で行けちゃいそうなくらい狭い。だからって、早足で
フィレンツェを通り過ぎないでくださいね!この芸術の街は目立たないけれど、
中がなんらかの美術館になっている建物が多く、見所いっぱい。
それをゆっくりこまめに見れば、何日滞在したら見られるのだろう?
お店もしかり。一件、一件がハイセンスで、スーパーブランドだけではない
素敵なお店がたくさんあります。
だから、あまりバックパッカーのような服装ではイタリアやフランスは行きたく
ありませんね・・・かなりご高齢の方も品の良いおしゃれな感じ。
冬なので、9割がた、老いも若きも黒いダウンコートをお召しになっていたけれど、
ワンポイントの使い方が上手いわね~。ブランドの小物の使い方も上手。
そうそう、ジャージ生地のワンピって私には旅行の必需品
飛行機の中でも楽だし、ワンピなので、羽織るものや小物でレストランにも
行けるでしょう?その中の一枚は以前、コムサで買ったもので、若干、光沢のある
ジャージ生地ですが、シワにはならないし、本当に楽。少々お高かったけれど、
元は十分に取っている今の季節ならニットのワンピも必需品。
それに、120デニールの裏起毛付きのレギンスで寒さもバッチリ

これは、ピノッキオ雑貨のお店。このように眺めるだけでも楽しいお店の
オンパレード。手前のロウソクがおいしそー

 何屋さんかな?



この建物の上にある、6つの点がある紋章はメディチ家の紋章です。
テントウムシに見えるけれど、百合と丸薬を表しているんです。もともとメディチ家は、
薬屋さんだったらしい。ここは朝早いのでしまっていますが、八百屋さん。
もともとは薬局かメディチ家に関係のある建物だったのかもしれませんね。
メディチ→メディカルと医療系の語源でもあるのですね。

後、フィレンツェの特徴として中世からの一大観光都市なのでトラットリアが多い事!
(ただし珠玉混合らしい)美味しそうなパンニーニとお惣菜を売っている
お店も多く、それらを買って、ホテルで食事を摂ったりもしました
海外のデリが大好きなので、必ずトランクには紙皿、割り箸などを入れていきます
これだけの食べ物系のお店が多いので、どこに入ろうか本当にありすぎて悩みます。
陽が落ちると冷えるフィレンツェですが、やはりジェラートは食べておかないとね。

人気の「ペル・ケ・ノ」イチゴもピスタチオもチョコも美味しかったですよ!
ショコラティエのジェラートももちろん美味しかった

初めて冬のヨーロッパに行きましたが、寒いというデメリットを上回る
メリットがあると思いました。とくにフィレンツェのような超人気観光地は
ハイシーズンにはどこも行列でしょうけれど、やはり冬は行列も少ない。
美術館だって、ゆっくり見られる。同じ旅行代金を考えているのなら、
贅沢な内容にできる。夏などは暑さで、歩き回るのもけっこう体力的にキツいですからね。
体調面さへ気を付ければ、冬の旅行もまた良いものです