事前にハノイの気候を調べるとベトナム北部のハノイには一応、四季があり
11月~3月が秋冬とされ1,2月が一番寒く、小雨模様の日も多いらしい。
本格的な雨期は5月~9月 で一番暑いのは7月という事だった。
そして事前にRからのいらない情報に踊らされたわけで・・・
Rが赴任地でお世話になっているオッサン(Rがそう呼ぶので・・・取引先の社長らしいけれど)
年に何度かベトナムに行っているので詳しいらしく「ハノイの2月は寒いよ~仙台みたいに寒いよ~」
と言っていたというのだ。
「ハノイは寒いってさ」と何度も釘を刺され、我々も防寒の覚悟をせざるを得なかったわけで・・・
行く直前にネットでハノイの中期予報を見ると小雨続きだった天候が我々の行く日から
晴れに変わり、なおかつ気温が30度まで上がるという事だった。
なのでヒートテックとGジャンとストールで仮に寒い日は凄し、
暑い日は薄手のパーカー&Tシャツ、七分袖の厚手ではない服で調整しようとした。
が・・・・ハノイに着くと、真夏の暑さ
朝夕、若干温度は下がるものの、若干なのだった
日中は外を歩くのが嫌になるくらいの暑さなのだった
2月でこの暑さとすると5月以降はどうなるのだろう???40度になるらしいから
観光は無理だろう。
そして8日に新年を迎えたばかりのベトナムは、お嬢の事前リサーチで11日からは一般の生活に戻り
お店も開くらしいよ・・・との事だったのだけれど。
帰国後調べた結果、今年のテト連休は官公庁などで9連休でそれはちょうど我々が帰国する日まで続いていたのだった。
だいたいフォーの事しか頭になかったしベトナムの事は全く知らないしそのテトを侮っていたのだった・・・
お昼過ぎに現地に着いたので、とりあえず街歩きに出かけ、記念すべき1杯目のフォーを
どこか、できれば有名なところで食べる作戦
ホテルはマーマイ(MA MAY)通りの近くにありそこを降りていけばハノイ観光から外せない
ハノイ大聖堂やホアンキエム湖に出られるのだ。
これがハノイ ゲストハウス ロイヤル近くの風景。
ベトナムは日本でいうところの人力車・・・シクロが多くみられる。
繁華街はシクロ、バイク、乗用車が入り乱れている。
このシクロの値段交渉が難しいと色々なものに書いてあったので一切使わなかった。
ツアーなどだと、このシクロをコースに入れている場合も多いですね。
狭い歩道には、バイクのレンタルとその家の人が座ったり、プラスチックのカラフルな椅子を並べて
お茶に興じる人、はたまた食堂の台所&客席となっているので歩くスペースがごくごく限られている。
道路に出ればバイク軍団、車。
どこを歩けちゅーねん
後門の虎、前門の狼とはこのことだろう。
暑いわ、車に気を遣うわ、うるさいわでハノイ到着後数分で疲れてしまった・・・
そして最後の難関H.GAI、CAU GO通りという繁華街の大通りを渡らねばならない。
タクシーは来るわバイク軍団も来るわバスも来るわで、どのタイミングで渡ったらよいか分からないのよ。
信号は青になっているのに止まる気配もないし・・・
しかしそう言っていては永遠に渡れないのだ
車やバイクの流れが少々切れたタイミングで地元民、ツーリストが渡りだしたので
小走りでその流れについていった。
そして着いたのがハノイ大聖堂。
120年前に建てられたというこの大聖堂はベトナムの高温多湿の影響で黒ずんでいた。
ハノイ大教会と書かれている物が多いけれど「カテドラル」となっている。
中に入ればベネチアから運ばれたというステンドグラスが見事だそうだけれど、入っていない。
そんなに観光に興味ないからさ
ここまで来ればもう一つの目的地ホアンキエム湖は目と鼻の先。
大聖堂からホアンキエム湖に歩いて行くと有名な水上人形劇場ロータス劇場があった。
入り口から中をうかがうとパペットが飾られていた。
パペットって書くと可愛いけれど可愛くないパペット・・・
有名なタンロン水上人形劇場はこの劇場と湖を挟んだ向こう岸にあります。
こちらのほうが空いていてゆっくり見られるのだとか。まあ興味が無いので見なかったけど。
はい~着きました~ホアンキエム湖。
バイク攻撃から逃れられた~安心して歩けることのありがたさを初めて感じた~
西側にはフランス風のカフェなどがあり、少し優雅なハノイが味わえます。
この湖周辺でよく見かける風船売り。
キティちゃん大人気
ハノイに於いてキティちゃん、ドラえもんと並び人気を博していたのがミニオンズ。
この3大キャラの風船、ぬいぐるみが多かった。
赤い橋と左側に小さく見える寺院のような建物は「玉山祠(デン・ゴックソン)」橋は「朝日のさす橋」と呼ばれているそうです。
それではあちら側に行ってみましょう~
湖の北東側はバスなども多く通る繁華街になっていました。
ヨーロッパ系のツーリストが多いハノイでこの玉山祠周辺だけは中華系の人が多かった。
テト(旧正月)の参拝で訪れている人が多いからでしょうか?
そのお堂の入り口~
お堂まであの赤い橋を渡って行くのですが、あまりの人の多さに引き返しました。
このお堂は13世紀に造られた儒教のお寺の様ですね。
「福」「禄」と大きく書かれているので、おめでたそうですもんね
この大聖堂、ホアンキエム湖周辺の地理を頭に入れて置く事はとても大切な事なのだ。
この周辺には評判の良いレストランなどが多いから。
この湖の北側から我々のホテル界隈が旧市街と呼ばれている地域になります。
さあ、さあフォーだ、フォーだ~フォーを探すぞ~