これが分かればどうなるか?
分からないこそ、人は毎日生きれるということも言える。だが分からないが故に、自分のやりたいことや夢がある場合、その達成に向けた予定が立てられない。
若いころは、自分の人生だけはなぜか永遠に続くものと信じていた。しかし、すでに50歳も超えると、何かを決める時など、その残余期間を意識せざるをえない。
その期間はもちろん永遠ではなく、極めて限定的なことは間違いない。
極論すれば、今日終わるかもしれない。また、まだ20年以上続くのかもしれない。いずれにしても、そこには最後の日が待っている。その日は、人間のみならず生物に平等に与えられた瞬間でもある。
その確実ではあるが、不確実な時に向けて日々を生きる。
「生き様」という言葉があるが、まさに人が人である故の現実といかに向き合っているか、そして日々を生き抜いているか。
見果てぬ夢を!
私自身は、その情念を常に心の奥深くに、下腹にしっかりと持ちながら、今を生き切ることを目指したい。