この日曜日は前日の夜更けから暴風状態。
京都でのカルゲン米の研究会にパネラーとして呼ばれていたので、
出席の返事はしていたものの、瀬戸大橋が通れるかどうかが気がかり。
朝には更に勢いを増し、瀬戸大橋は通行止め。黄砂でどんより曇った空の下、
淡路島経由で自動車で行くことにしました。
会議している間に、私は京都見物にということで女房も同乗。
途中、速度制限はあったものの、吹田を過ぎる頃までは割とスイスイと行けたのが、
京都まで20kmぐらいになってから雨とともに嫌な予感が
・・・・・的中!
残り20kmを1時間掛けてやっと到着。
ところが今度は駐車場がどこも満杯。おかげで会議場に到着したときには、
私が一番聞きたかった名古屋大の岩尾教授の「高齢化社会の食と健康」の講演が始まっていました。(内容は後日、特別版でお伝えします)
それでも、苦労していった甲斐はありました。消費者グループの方の本音や、漬物博士の指導、
農政情報など、有意義な話がいっぱい聞けました。(それも後日、特別版で)
そんなこんなで会議も終わり、約束の時間になったので女房に電話してみると、
なんと、まだ観光のバスの中。
渋滞で5mごとに一休みだとか。
予定の90分遅れで京都駅に着いたはいいけど、探しだすのに更に1時間。
なんといっても、旅行など一人で行ったことのない女房ですから、
地図も読めませんし、京都駅も善通寺駅も同じように捉えているもんですから、
「今、京都駅の前にいるから迎えに来て」
「えっ? 駅のどっち側?」
「真ん前!」
「出口は、なに口?」
「初めて来たのに、そんなんわからへんワ」
なるべく機嫌を損ねないように気をつけないと・・・・
「今、そこからビルのネオンは何が見える?」
やっとのことで、この質問にたどりつき、
「駿台予備校・・・」
何故か、役に立たなかったナビに悪態をつきながら、
女房を拾って、いざ出発。
ところが高速のインターまで渋滞で1時間。
やっと懐かしの我が家についたときには日付が変わっていました。