埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ
イチョウの下のよもやま話
開暦の祥瑞 万里同風なり
開暦の祥瑞 万里同風なり
平成12年の 年頭のご挨拶です。
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平成十二年の初春を迎え、謹んで 至心に三宝を誦し、
併せて 檀信徒の皆様のご清安を 心から祈念申し上げます。
新年祈祷札について
☆戸守り ~ 火防(ひぶせ)・盗賊除(とうぞくよけ)のための
当山独特の御守護札です。
玄関にお祀りして下さい。
☆本山札 ~ 新年に當たり、
天台宗の総本山 比叡山延暦寺から取り寄せた、
当山檀信徒各家の一年間の無事を祈念するためのお札です。
仏壇や神棚(無い家は 茶の間・リビングルーム)等に
お祀りしてください。
☆灰均し ~ 今年は、香炉の灰をととのえる灰均しをお届けします。
毎日備えるお線香の燃えかすを 一時処理するのに
便利な仏具です。
お仏壇の無い方も、これを期に、
気に入ったかおりのお香を求めて、
心のアロマセラピーをしてみては いかがでしょうか。
整備事業中の当山ご参拝・ご利用について、
ご協力をおねがいいたします。
檀信徒の皆様のおかげをもちまして、吉祥寺整備事業の成果が
着々と形に現れてまいりました。
心から御礼申し上げる次第です。
お近くにお出での折には、是非 工事の進捗状況を
覗いていただきたいと思います。
今後の予定では、本年二月中旬には 仮本堂・客殿の
工務店からの引渡しがあり、
本尊の発遣供養 ・ 仮本尊の開眼法要後、
三月初旬より 本尊・本堂の 修理改修工事に移り、
平成十三年初旬までには これが完成、
仕上げとして 境内整備を行なった上、落成式
という事になります。
なお 一層のご理解、ご協力を お願い申し上げます。
さて、事業中の当山へのご参拝やご利用について、
昨年に引き続き いろいろとご不便をおかけいたしますが、
何卒 ご理解いただき、お許し賜りたいと存じます。
特に、下記の点にご留意いただきたく、お願い申し上げます。
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☆本堂は、三月初旬前後に 仮本堂に移ります。
当山でのご法事・ご葬儀は
仮本堂か書院で執行させていただきます。
☆寺務所も 三月初旬前後で 書院から 客殿寺務所に
移動します。
☆事業中は、引越し等で 諸事務処理が混乱しがちになります。
ご法事・ご葬儀等は 従来通り 受付させていただきますが、
そのご連絡・お申し込みは、ご来山いただくより
確実な電話かファックスをご利用ください。
☆事業中、住職に用事があって来山される場合には、
申し訳ありませんが 必ず 電話で 日時を確認してください。
また、インターホンの接続は、工事の都合上
しばらく寺務所だけしか なされておりません。
庫裏へお出でいただいても通じませんので ご注意下さい。
☆ご葬儀のご依頼は、時間を気にせず(深夜でも早朝でも結構です)、
なるべく早く、必ず一度電話で打ち合わせるようにして下さい。
☆中瀬以外の檀徒の皆さまへ → ご不幸がきでた場合は
必ず菩提寺である吉祥寺にご連絡下さい。
日時を調整したうえで 参上させていただきます。
(最近、葬儀社が、菩提寺が遠方である事を理由に、
自由契約の私度僧を導師として紹介し、
その際 ご当家には 不適当な額の布施を請求された
という被害が増えています。
くれぐれもご注意ください。)
☆年始・迎え盆・施餓鬼等々の年中行事、仏遊会等は、
事業中も中断せずに 仮本堂で開催します。
☆ご不明の点や ご相談等 ございましたら、ご遠慮なさらず
お電話やファックスで ご連絡下さい。
≪裏面≫
平成十二年 年回繰出表
吉祥寺への連絡
平成十二年 吉祥寺年間主行事予定
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仮本堂(現在の客殿)での仏遊会。
う~~ん、遠い過去のようです。
それにしても、この頃から
悪徳葬儀社の横行が 激しくなっていたのですね。
状況は 現在も 全く変わっていません。
被害に遭われた方は 本当にお気の毒でした。
それだけ 遠隔地に住んでいる方は
菩提寺を身近に感じる事が難しい、とも言えます。
ということは、取りも直さず、
私達は 菩提寺として 義務を果たしていないのではないか?
と 反省せざるを得ませんでした。
現在でも 努力しているつもりですが、
果たして足りているのでしょうか?
ご意見がありましたら、遠慮なくお聞かせいただきたいと思います。
A4版の紙の片面は 年回繰出し表と 連絡先の電話・ファックス番号、
それに 年間行事予定を書き入れるだけのスペースしかありません。
表に 言いたい事を全部入れる、という 大変 難しい事に
毎年 挑戦しています。