埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ
イチョウの下のよもやま話
新年の法令、万里同風なり
新年の法令、万里同風なり
平成14年の 年頭の挨拶です。
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平成14年の新春を迎え、謹んで至心に三宝を誦し
併せて 檀信徒の皆様の ご清安を 心から祈念申し上げます
山主合掌
新年祈祷札について
◎ 戸守り ~ 火防(ひぶせ)・盗賊除(とうぞくよけ)のための
当山独特の御守御札です。
玄関などにお祀りしてください。
◎ 本山札 ~ 新年に当たり、
天台宗の総本山 比叡山延暦寺から取り寄せた、
当山檀信徒各家の一年の無事を祈念するための
お札です。
仏壇や神棚(無い家は 茶の間・リビングルーム)等にお祀りしてください。
(当山のものであるなしにかかわらず、古いお札、お塔婆等は
お焚き上げ供養をします。 お申し出ください。)
吉祥寺整備事業を 魔事なく円成することができました。
皆様のご協力を 心から 感謝申し上げます。
檀信徒の皆様のおかげをもちまして、
吉祥寺整備事業も 無事成就する事ができました。
事業は お寺や住職、役員が完成させたものではなく、
仏縁による檀信徒の力で 成し遂げた
当山歴史上でも 特出した金字塔だと考えています。
その意味で、皆様に 心から御礼申し上げますと共に、
皆様と一緒に 事業の完成を喜びたいと思います。
ありがとうございました。
そして、おめでとうございました。
なお、形のうえでの整備はすべて終了しましたが、
建物登記や 本山、所轄庁への届出書類の提出などの
事務処理が済んでおりませんので、
整備委員会は 存続しております。
従って、分納その他、委員への相談は まだ受け付けておりますが、
5月末日までには 委員会解散の運びになると思います。
ご了解下さい。
今後は、新装なった当山を どうぞ有効にご利用いただきたいと
思います。
相変わらず、よろしくお願い申し上げます。
☆ 法事後の清宴等における無礙光寮(客殿)の使用は
お施主様のご希望によるものです。
過日お配りした(紛失した方は 遠慮なくお申し出下さい)
使用上の内規をご確認のうえ 有効にご利用ください。
(当山から 無礙光寮の清宴利用を 特にお勧めする事は
ありませんので 誤解のないようにお願いします。
また、部屋数、時間等の都合で 利用できない場合も
ありますので、あらかじめ ご了承下さい)
☆ ご法事・ご葬儀等のご連絡、お申し込みは、ご来山いただくより
確実な電話かファックスをご利用下さい。
(メールは見落としがありますので 現段階では ご遠慮下さい)
☆ その他、住職に用事があって来山される場合にも、
必ず電話でご用件と在宅、日時を確認して下さい。
また、ご来山の際には、まず 寺務所のインターフォンを
押してください。
なお、ご法事、会議でご来山の方は、直接 大玄関の
インターホンを押して下さい。
☆ ご葬儀のご依頼は、時間を気にせず(深夜でも早朝でも結構です)、
なるべく早く、必ず一度 電話で打ち合わせるようにして下さい。
☆ 中瀬以外の檀徒の皆様へ → ご不幸ができた場合は
必ず 菩提寺である吉祥寺に ご連絡下さい。
日時を調整した上で 参上させていただきます。
(最近、葬儀社が、菩提寺が遠方であること等を理由に、
自社契約の私度僧を導師として紹介し、
その際に ご宗家には 不適当な額の布施を請求するという
事件が増えています。
くれぐれもご注意ください。)
☆ 年始・大般若・春秋彼岸・迎え盆・施餓鬼会 等々の年中行事、
仏遊会等には、お時間が許せば、ぜひ ご参加いただき、
仏教の法悦、季節の移ろいを 感じ取って下さい。
☆ ご不明の点や ご相談等ございましたら、ご遠慮なさらず
お電話やファックス、お手紙等で ご連絡下さい。
≪裏面≫
平成十三年度 年回繰出表
吉祥寺への連絡
平成十三年 吉祥寺年間主行事予定
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ようやく整備事業が終って 落ち着いてきたはずの正月です。
この前年は、目の回るような日々でした。
ただ 歩くと 抜けた床がふわふわする事もなく、
コピー機を使っても 部屋の照明が暗くなる事もなく、
かじかんだ手で お塔婆が書けなくなる事もなく、
快適な職場環境が出来上がっていて
本当に有り難いと思っていました。
客殿の使用頻度は 想像以上で、それは今でも続いています。
この客殿がなかったら どうなっていただろう!
と 思う事は 日頃から多いです。
さて 今年ももう半月を残すばかりとなってしまいました。
このところ このブログでは ずっと
過去を振り返りつつ 年頭の挨拶を載せています。
新年になった時に 過去の挨拶を載せるのも興ざめ、
それでは 年内に終らせてしまおう、と思っていましたが、
どうやら間に合いそうにありません。
今の私に大事なのは 年を越すために必要な仕事です。
雑事ばかりなのですが、手を抜くわけにもいきません。
それで、こちらは これまで通りに ゆっくり無理をしないで
やっていく事にしました。
古い話ばかりですが、もうしばらく お付き合い下さい。
今日は、ここまで!