盆前の涼しい日を選んで、室蘭本線を走る711系電車の乗りました。
10月27日を持って、札幌に配置換えとなり、その後はキハ143のワンマンになると発表されましたが、ホームを駆け回る車掌さんの姿は見られなくなるんですね。
せっかくの電化区間なのに、電車は「785系特急すずらん」だけになるのですね(>_<)
そのうち、架線を撤去(そのまま電気を通さない?)して、「すずらん」もディーゼルのなるのかな。それも、北斗のお下がりとか(T_T)
今後のJRは、全てのエネルギーと資金を新幹線完成に投入していくんでしょうか。
新幹線開通の後、しばらくしたら、残っているのは、小樽・旭川間の函館線と札幌周辺の千歳線と札沼線の一部とか室蘭本線は苫小牧と長万部間だけかな。
函館・長万部間は結局は廃線かな。だから貨物もやめちゃったりして。JR貨物は、企業が整理解散されるかも。
東室蘭と長万部間には新幹線乗り継ぎのためにわずかな快速が、古くなった261系を使って走る。・・・なんて
JR北海道は、北海道の大学生の就職希望ランキングの上位だそうです。このまま、縮小していく企業だと思えば、私が非常勤講師をしている学校の学生には、薦めたくないですね。
あいも変わらず、特急の遅延運行を「平然」と続けている「サービス業」感覚の欠如した企業風土。暫定的なダイヤを設定しないから、乗り継ぎの不安のために、道東方面は旅客数の減少に歯止めがかからない。
当該企業が語る、「高速道路の影響」は一部にしか過ぎないのではないですか。やはり、バスと乗用車は疲れる乗り物なんですよね~。
第一、エネルギー効率が悪い!
DMVなんて、特に悪そうだけど。あの乗り物、なんか無理を感じて、とても実用的とは言えないと感じるのは私だけでしょうか。早く手を引いたほうが良いかも。
北海道は鉄道ともに開拓、発展してきた地域です。まだまだ鉄道の果たす役割は大きいはず。エネルギー効率の点でもそのはず。
この後、数十年後、市街電車のように見直されて、多額の資金を投入して路線再敷設なんて、不経済かつ非効率なことをしているのかもしれません。
交通政策は、目先の利益だけでは決められないものなんですがね。