乗り鉄の車内からメールでちまちまとブログを書いてみました。
8月12日JR北海道苗穂車両工場の周辺を若い鉄仲間と一周。
まず見掛けたのはDMVの試験走行か体験会。
しばらくして、トレイン・オントレインの実験場。10名程の視察団らしき団体が取り囲んでいた。
車両工場正門にはハイブリッド試験車両ITTが停車中。
整備不良を原因としていろいろと批判されるばかりのJR北海道だが、整備体制の再建と確立は当然としても、将来に向けた新技術の開発は進めなければならない。 既存の新幹線も含めて、結局のところメーカー任せ状態の新幹線導入の他社。
その他社には想像もできない厳しい自然に立ち向かわざるを得ない北海道は、独自の技術開発が求められる。
大手メーカーにとって、北海道は市場が小さく、営業的には合わない技術開発は手をだしにくいだろう。
メーカー丸投げの車両を使っている本州他社に学ぶことは多くはない。
281振り子は原形は四国と鉄道総研に頼ったものだ。
しかし、厳しい北海道の冬での実用化に漕ぎ着けたのはJR北の技術力だ。
一部メディアは、JR北の全てが悪のように書き立てている。
たしかに頷ける点も多いが、成果に疑問の多いJR東からの整備技術の援助を賛美するのはいかがなものか。
先般開かれた東日本との連絡会議は、いかにも官の顔を立てるだけの形式的なものに過ぎなかったようだ。
高出力のディーゼルエンジンを持たず、資金力にまかせて車両入れ替えを頻繁にできるが故の故障率の低さは参考にはならない。
東日本においてキハと言えば40と110が中心。同様の車両は北海道でも問題なく動いているではないか。
ところで、苗穂周辺は鉄道の撮影マニアにとってはなかなか魅力のあるポイントのようで、本日もまずまずの写真が撮れました。