:今朝の北海道新聞に「 急行はまなす廃止だと札幌発最終「8時半」西胆振に困惑」
と言う記事が載った。
記事を参考にしながら考えてみたい。
よそ者が経営の主導権を握ってしまったJR北海道。
多くの利用者の存続の期待に背き来年3月に廃止する方針の、札幌―青森間を毎日結ぶ夜行列車「急行はまなす」は、札幌から青森まで運行区間全てを利用する方々ばかりでなく、途中駅までの利用、途中駅から利用する客もいる列車なのだ。
記事によると、室蘭市・伊達市・洞爺湖町などを中心とする西胆振の住民から「札幌での滞在時間が短くなる」と困惑する声が出ているとのこと。札幌発の最終列車は、はまなすの午後10時発から室蘭行き特急すずらんの午後8時32分発と早まり、札幌での買い物や商談などに影響がありそうだ。
特に、近年は観光客の急増で札幌市内はホテルの予約が取りにくく、廃止後の夜の宿泊にも不安がある。
室蘭から見ると、札幌は完全に日帰り圏であるし、登別に母がいて頻繁に往復する私の感覚も同じである。
室蘭方面への高速バスもあるが、所要時間の問題や、JRの往復割引切符を利用する人が多いので、帰りだけバスを使うのは現実的ではないし経済的ではない。
室蘭までのすずらん82号という臨時列車を定期列車にすれば良いという声も聞かれるが、現状でも夕方の室蘭行きは東室蘭で2編成が夜間泊まって翌日室蘭支線を普通列車で往復するなどして札幌へ戻ってきている。ここでさらに1編成を東室蘭に泊まらせることになれば、札幌・旭川の特急カムイにも使用される785.789系の運用や整備に影響が出てくるのは必至だ。
だからと言って遅い時間に室蘭発で運用しても、札幌方面への利用客は多くは期待できない。さらに回送は論外だろう。
結局は札幌・函館間の夜行列車を運行するのが現実的な考え方だろうし、おそらくJRHも検討しているのではないかと思う。
新函館からの始発と終着の新幹線に接続する形で運行すれば、西胆振地区の利用客にも便利だし、新幹線利用の利便性にも貢献するだろう。
急行はまなすは、50%の乗車率と見積もって計算しても年間10億円以上の運賃収入を上げているはずだといわれる。確かに少し電卓を叩くとこのくらいの数字にはなる。この金額は600億円強の運輸収入でさらに赤字経営のJRHにとっては小さくはない数字だ。
それを単純に埋めることにはならないかも知れないが、新幹線と接続した夜行列車の運賃収入が、減収を相当額埋めることが出来るであろう。
車両はキハ183の「よさげ」(笑)なものでよろしいのではないか。現在回送や試運転用に使われているお座敷列車のキハ183-6000番台の利用も楽しいと思う。
テーブルを取り払って、カーペット車にしたらどうかなヽ(^。^)ノ。客車をはさんでも面白い(笑)。
なお、夜行バスで十分と言う声もあるが、バス1台のキャパシティは知れているし、運転手不足の今、バス各社が簡単に増便するとは思えない。
なにより、年寄りの立場から言わせてもらうと、夜行バスは命を縮めるだけの乗り物だ。アレは金の無い若者が乗るもの。特にバス好きの方には良いかもしれない・・・。
私は夜行バスで函館に行きたいとは思わない。エコノミークラス症候群で命を落としたくないから。
と言う記事が載った。
記事を参考にしながら考えてみたい。
よそ者が経営の主導権を握ってしまったJR北海道。
多くの利用者の存続の期待に背き来年3月に廃止する方針の、札幌―青森間を毎日結ぶ夜行列車「急行はまなす」は、札幌から青森まで運行区間全てを利用する方々ばかりでなく、途中駅までの利用、途中駅から利用する客もいる列車なのだ。
記事によると、室蘭市・伊達市・洞爺湖町などを中心とする西胆振の住民から「札幌での滞在時間が短くなる」と困惑する声が出ているとのこと。札幌発の最終列車は、はまなすの午後10時発から室蘭行き特急すずらんの午後8時32分発と早まり、札幌での買い物や商談などに影響がありそうだ。
特に、近年は観光客の急増で札幌市内はホテルの予約が取りにくく、廃止後の夜の宿泊にも不安がある。
室蘭から見ると、札幌は完全に日帰り圏であるし、登別に母がいて頻繁に往復する私の感覚も同じである。
室蘭方面への高速バスもあるが、所要時間の問題や、JRの往復割引切符を利用する人が多いので、帰りだけバスを使うのは現実的ではないし経済的ではない。
室蘭までのすずらん82号という臨時列車を定期列車にすれば良いという声も聞かれるが、現状でも夕方の室蘭行きは東室蘭で2編成が夜間泊まって翌日室蘭支線を普通列車で往復するなどして札幌へ戻ってきている。ここでさらに1編成を東室蘭に泊まらせることになれば、札幌・旭川の特急カムイにも使用される785.789系の運用や整備に影響が出てくるのは必至だ。
だからと言って遅い時間に室蘭発で運用しても、札幌方面への利用客は多くは期待できない。さらに回送は論外だろう。
結局は札幌・函館間の夜行列車を運行するのが現実的な考え方だろうし、おそらくJRHも検討しているのではないかと思う。
新函館からの始発と終着の新幹線に接続する形で運行すれば、西胆振地区の利用客にも便利だし、新幹線利用の利便性にも貢献するだろう。
急行はまなすは、50%の乗車率と見積もって計算しても年間10億円以上の運賃収入を上げているはずだといわれる。確かに少し電卓を叩くとこのくらいの数字にはなる。この金額は600億円強の運輸収入でさらに赤字経営のJRHにとっては小さくはない数字だ。
それを単純に埋めることにはならないかも知れないが、新幹線と接続した夜行列車の運賃収入が、減収を相当額埋めることが出来るであろう。
車両はキハ183の「よさげ」(笑)なものでよろしいのではないか。現在回送や試運転用に使われているお座敷列車のキハ183-6000番台の利用も楽しいと思う。
テーブルを取り払って、カーペット車にしたらどうかなヽ(^。^)ノ。客車をはさんでも面白い(笑)。
なお、夜行バスで十分と言う声もあるが、バス1台のキャパシティは知れているし、運転手不足の今、バス各社が簡単に増便するとは思えない。
なにより、年寄りの立場から言わせてもらうと、夜行バスは命を縮めるだけの乗り物だ。アレは金の無い若者が乗るもの。特にバス好きの方には良いかもしれない・・・。
私は夜行バスで函館に行きたいとは思わない。エコノミークラス症候群で命を落としたくないから。