
「ひまわり号は、障害者やその家族・ボランティア・労働組合が中心となって日本国有鉄道の車両を借り切り専用のヘッドマークをつけて上野駅(東北本線・東京都台東区) - 日光駅(日光線・栃木県日光市)を走らせたのが始まり。
当時は車椅子の通れない改札口、階段が多く障害者の利用できるトイレのない駅や障害者の使用しづらい列車の構造(狭いドア、ホームとの段差等)のため、体に障害のある人たちが自由に列車に乗って旅が出来ないという現状のなか「列車に乗ってみたい」「旅をしたい」という障害者の切実な願いを実現させようという声が発端となり「ひまわり号」という障害者専用列車を走らせ、利用しやすい駅作り・街作りへの運動へと発展。
障害者施設・病院・団体等を事務局に障害者とボランティアが中心となって運営されているのがほとんどである。また年1回程度、主に事務局員(障害も含む)を対象とした全国交流会をひまわり号全国連絡会がとりまとめ開催している。」
以上はウィキペディアより。
私も重度心身障害者を支援するNPOの役員としてボランティア的に活動をしておりますが、仕事にかまけて思ったような活動もできずにいます。
実は、この列車の活動のことは知りませんでした。
数日前に連絡を頂いて40の4連見たさに札沼線を訪ねました。
前日に、ひまわり号の趣旨を知るに至り、「ネタ列車」としてではなく見ることになりました。
月形駅では一両がホームからはずれて停車。この駅は3両が所定のようです。
JRの関係者が10名ほど乗降口とホームの間にスロープを架けるなどの作業をしていました。
キハ40は車いす対応していませんし、床面も高いのでスロープの傾斜がかなりきついものになります。乗り降りには相当に気を遣ったものかと思われます。
知り合いのJR社員とラインで話しましたが、40だと相当に大変だろうけど駅員として鉄道マンとしてやるしかないんですと言っていました。
現場の心意気に感動しました(●^o^●)
なお、40の後継H100はスペースもトイレも車いすに対応しています
4か所のドアにスロープを設置しました






