伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

小説を発信中

  
  
  
  

  

ジャコシカ181

2021-02-19 18:33:44 | ジャコシカ・・・小説

 「ない。一度も聞いたことがない。大体鉄さんは自分のことは何も話さない人だし、あやさんが

 

知らないことを俺が知っているはずもないよ」

 

 「そうよね。ただね、近頃の鉄さんの様子が少こし変なのは、間違いなくあの手紙が関係してい

 

ると思うの。そう思わない」

 

 「確かに、ぼくもそうだと思うよ」

 

 コーヒーが運ばれて来た。

 

 まだ千恵とたいして変わらない年に見える娘が、束ねた髪を揺らしながら、ぎこちなくカップを

 

置いた。

 

 あやはコーヒーをブラックで口にした。

 

 それを見ながら高志は、スプーンで三分の一杯だけ入れた。

 

 二人ともミルクには手を出さない。

 

 あやは二口目もゆっくりと香りを嗅いでから眼を細めて言った。

 

 「こんな美味しいコーヒーが飲める店があるなんて、知らなかったわ」

 

 「店のイメージとは大分違う」

 

 高志も同意して笑った。

 

 再び無地の白いカップに唇を寄せてから、少こし改まってあやが言った。

 

 「この際だから話すけれど、鉄さんが私達の家に来たのは私が6歳の時の冬で、その後父と母が

 

亡くなったのは10歳の時、そのことはもう知っているでしょう。

 

 両親が亡くなってからは、私達の間に会話は無くなってしまった。

 

 それであの人のことは、父から聞いたことだけなの。父の話しではあの人はジャコシカで、北海

 

道内だけでなく樺太までも流れ歩いていたということだけなの。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手術担当看護師さんから電話&夕食

2021-02-19 16:46:49 | 入院

今日は手術担当の看護師さんから電話

コロナの関係でとても丁寧・・・

熱咳は無いけれど

黙っていても痛い・・・

と返答していた。

私には何にも言わないのにネ

我慢しているんだ。

また・・・我慢できなくなったら救急車で来て下さい・・・と

言われた。

昨日は

野菜も切れ、いろいろと買い出しが必要だったが

何だか疲れ

お昼寝が長くなってしまい買い出しに行けなかった。

そんな日の昨日の夕食

ワンプレートに凝っています。

食パンをチーズとバターで焼き

カット

ハムとタコをちょこっと

ゆで卵など・・・。

カップ麺一個を二人で分け

ニラをトッピンク゜

これが意外と美味しかった。

がパンを二片残す

どうしたの・・・手術で胸が一杯なの

違うよ・・・お腹が一杯なんだよー

 

最近小食になった

私はダイエットで少なめ・・・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする