伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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血圧は微妙

2021-02-26 18:39:41 | 健康

昨夜は眠れず

夜中に血圧を測ったらかなり高い

自分では感情をコントロールしているつもりでも

体は悲鳴をあげているのでしょう・・・

血圧は微妙・・・心を映す鏡

亡き義姉が救急病院へ行った数値。

原因は

昨夜の電話

の入院中なのに

ダブルパンチ

生きているといろいろなことが起こる。

三度めは無いことを祈る・・・。

こんな時

ブログは最高の親友

逃げる場所?があって良かったわぁー

ひさびさに弱気の私でした。

ここで倒れる訳にはいかなぃのさぁー。

 

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ジャコシカ182

2021-02-26 06:41:18 | ジャコシカ・・・小説

たまたま峠で父と会って、それで私達の家に居着いてしまったのだけれど、それには訳があって、

 

これは鉄さん本人の口から聞いたことではないのだけれど、あの人出て行きそびれたのね。

 

 そろそろ腰を上げようかと思っていた時に、突然、父と母が事故で死んじやって、私一人残され

 

たでしょう。札幌の伯母が引き取りたいって言ってくれたのだけれど、私が拒んだの。

 

 鉄さんのこと憎んでいたのにね。

 

 中学を出てからは札幌に出てしまって、次に東京でしょう。

 

 私、すごく勝手な話しなんだけれど、自分は10年間も葉書きの一葉も出さなかったくせに、住

 

所すら報せなかったのに、鉄さんはずっとあの家に住んでいるんだと信じて疑わなかった。

 

 だから入江は、私の育った場所であり、家であり、いつでも帰ることのできる故郷だと思ってい

 

た。

 

 私ってどこまでも自己中心の人間なんだって、良く分かるでしょう。だからね、今さら気が付く

 

のよ、鉄さんはずっと足止めを食わされていたんだって。

 

 私、今度帰って来て、やっとそのことが分かった」

 

 あやは一気に話してから、一息つくようにカップを手にした。

 

 高志はいつの間にか頬杖をついて、あやを見ていた。何も言わないそんな彼をぼんやりと見なが

 

ら、あやはそっとカップを置いた。

 

 「話しを戻して少こし訂正するとね、父から聞いたことは他には何もなかった訳ではないの。

 

 鉄さんは大工さんで、奥さんと小さな女の子が一人いて、ある時何かの理由で二人と別れること

 

になったということなの。

 

 それ以上のことは父も知らなかったみたいだけれど、私の記憶の中にはっきりとあるのは、両親

 

とも鉄さんの昔のことについはあまり触れようとしなかったことよ。

 

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