伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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ジャコシカ182

2021-02-26 06:41:18 | ジャコシカ・・・小説

たまたま峠で父と会って、それで私達の家に居着いてしまったのだけれど、それには訳があって、

 

これは鉄さん本人の口から聞いたことではないのだけれど、あの人出て行きそびれたのね。

 

 そろそろ腰を上げようかと思っていた時に、突然、父と母が事故で死んじやって、私一人残され

 

たでしょう。札幌の伯母が引き取りたいって言ってくれたのだけれど、私が拒んだの。

 

 鉄さんのこと憎んでいたのにね。

 

 中学を出てからは札幌に出てしまって、次に東京でしょう。

 

 私、すごく勝手な話しなんだけれど、自分は10年間も葉書きの一葉も出さなかったくせに、住

 

所すら報せなかったのに、鉄さんはずっとあの家に住んでいるんだと信じて疑わなかった。

 

 だから入江は、私の育った場所であり、家であり、いつでも帰ることのできる故郷だと思ってい

 

た。

 

 私ってどこまでも自己中心の人間なんだって、良く分かるでしょう。だからね、今さら気が付く

 

のよ、鉄さんはずっと足止めを食わされていたんだって。

 

 私、今度帰って来て、やっとそのことが分かった」

 

 あやは一気に話してから、一息つくようにカップを手にした。

 

 高志はいつの間にか頬杖をついて、あやを見ていた。何も言わないそんな彼をぼんやりと見なが

 

ら、あやはそっとカップを置いた。

 

 「話しを戻して少こし訂正するとね、父から聞いたことは他には何もなかった訳ではないの。

 

 鉄さんは大工さんで、奥さんと小さな女の子が一人いて、ある時何かの理由で二人と別れること

 

になったということなの。

 

 それ以上のことは父も知らなかったみたいだけれど、私の記憶の中にはっきりとあるのは、両親

 

とも鉄さんの昔のことについはあまり触れようとしなかったことよ。

 

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手術日・・・携帯通じぬ

2021-02-25 15:52:26 | 入院

今日はの鼠径ヘルニアの手術日

どんな手術も完璧なことはない・・・と

ドクターに説明されていたし、その通りと自分でも納得していた。

手術終了後看護師さんが電話してくださるとのことだった。

昼食が終わり携帯を見ると何度も病院から電話が入っていた。

日赤の代表番号は先日札幌に行った時、娘に電話帳に登録して貰ったはずだ

が登録とは違う番号からだったので、非通知になっていたので電話が鳴らな

かったのだ。

病棟に電話すると

今無事手術室に入ったとのこと

なんとご親切・・・ 

私は、9年前交通事故で日赤の救急病院に運び込まれ

足が骨折していたので最低の処置はされたが

そのまま帰され、肋骨の骨折と膝が大きく膨れ、痛み

一睡もできなかった。

次の日も満員だと言って受けいれてくれず

イタイメにあった記憶のある日赤だった。

移住して間もなくだったので

悲しかった。

今回ばかりは違った。

看護師さんもドクターも優しく親切である。

なるほど、最近の 日赤は評判がいいんだ・・・と実感。

でも、昨日は担当の医師は午後から三件もの手術があったとのこと

医者不足なんだ・・・と痛感した。

今・・・3時過ぎ看護師さんから無事手術が終わったと連絡が

入った。

無事終了して良かったわぁー。

ありがとうございました。

 

  

 

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手術一日前の入院

2021-02-24 23:23:53 | 入院

今日はの手術一日前の入院

10時日赤へ

正面玄関で検温していたのがMさんで

二人でびっくり・・・

ボランティアで週何回か来ておられるとのこと。

ご苦労様です。

入院の手続きをして

コンビニを物色

病棟の看護師さんが迎えに来られた。

 

5時にまた病院へ

と手術についてドクターの説明を受ける。

コロナのこともあり当日の付き添いはなし・・・

終わったら看護師さんから連絡があるとのこと。

は個室にしたので広いと喜んでいた。

昨日の夕食はトンカツ・・・手術に勝つ

マグロの山かけと日本酒。

 

 

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母熊は強し

2021-02-23 11:36:51 | ちょっといい話

昨日の道新の読者欄

自然映像作家能勢氏の「三本足のヒグマ 人を問う」

を読み感動した。

ここに全文を紹介させていただきます。

 

 近年、ヒグマが市街地に出没する騒動を受け、道は猟期を延長し、捕殺に

よる駆除対策を進めようとしている。安全安心の名の下に野山にすむヒグマ

をどれだけ犠牲にするというのか。

 以前、道東の山林で自動撮影カメラを使った野生動物調査に参加した時

忘れられない光景があった。

カメラに後足が片方ない三本足のヒグマが映っており、後ろから三頭の

子熊が追いかけてきた。ヒグマは三つ子の母熊だったのだ。

 その後もその親子が映っていた。ある時、母熊の背中に大きな傷があり、

皮膚がペロリと剥がれていた。子熊を守るため、他のヒグマと戦ったのだろ

う。

 子熊は全員無事で、苦しそうに太い樹の根元に座る母熊を慕っていた。そ

んな身体で必死に子を守る母熊の強く優しい姿を見て涙が出そうだった。

 北海道の自然はこの親子を生かした。私たち人間の行動が問われているよ

うに思う。

駆除だけに頼る対策は見直すべきではないか。

 

 とっても悲しく切なく・・・母熊の姿に

 感動した。そして生きとし生きるもの・・・

 自然界の厳しさ

 人間の傲慢さに心が苦しくなった。

 の感想

 野生動物と人間との共存はやっかいだ・・・

 鹿・ラッコ・トドなどなど

 共存するにはどうしたらいいか?

そっちですか・・・シビア

明日入院だけれども口だけは達者でいつもの滑らかな

活舌が炸裂・・・いつまでも続く。

外は猛吹雪になった。

 



 

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冬の影を追いかけて

2021-02-22 15:34:02 | 伊達・暮らし

昨日は春のような陽気で

家に長い陽が入っていた。

 

冬は太陽の位置が低く斜め上からさすから

影が長い、子供の頃寒いので陽をおいかけていたよー

さんは子供のころから寒がりだったのネ

のながぁーい影

 

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