心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

平和世界は夢でしかないが、個人は決心すれば人間的に生きることができる

2020年07月16日 | 世界
世界平和は非常に重要な問題ですが、第二次世界大戦の反省に基づき設立された国際連合は、早い段階から機能せず、現在は一国主義がはびこり、各国軍事力競争に明け暮れています。各国の戦争エネルギーはどんどん高まり、第三次世界大戦がおこる恐れが出てきました。

一番悪いのは、強大国アメリカ、中国、ロシアです。国連安保理常任理事国でありながら、世界平和を一番軽視している無法国です。その軍事力が非常に大きいので、弱小国は歯が立ちません。どこかの強大国の仲間になることで自国の存続を考えることを強いられています。生産に注力して独立中立して生き残っている国は少数です。尊敬に値する国々です。

日本は、在日アメリカ軍に頼るだけでなく、さらにアメリカの核兵器などの強大な軍事力に頼って中国・ロシアの脅威に対抗しています。中国は東シナ海で利権を追求して日本と対立しています。ロシアは、北方諸島を領有し、隙あらば北海道をとるかもしれません。アメリカは、今は目立って日本叩きをやりませんが、独立中立の動きを示すと意地になって在日アメリカ軍を維持し、日本はアメリカの下と思い知らせてくるでしょう。

強大国は、すべての国が平和を考えることができないような状態にして自分の存在を見せつけていると思います。

しかし、個人は、国とは違います。国といえども人の心の中まで管理することはできません。世界や国が理想から遠くても個人は決心すれば人間的に生きることができます。今はどこの国でも人間的な人が増えることが一番重要です。権力者を浮き上がらせることができるほど人間的な人が増えれば新世界づくりの道は開けます。
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