心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

世界法が作動していない現実の中で世界づくり

2023年02月19日 | 世界
現代、先進国、新興国、開発途上国の対立、対決が目立ち、世界には無法国が充満という印象を与えています。

先進国には威張る問題があります。新興国には焦り、開発途上国には無謀の問題があります。

歴史を見ると急速に発展した国は急速に衰退し、ゆっくりと発展した国はゆっくりと衰退する傾向があると思います。急速な変化に人の思考は対応できないのではないでしょうか。

中国やロシアは新興国ですが、先進国との経済交流で新興国になったと思います。国民の生活水準が上がりました。国民は幸福を感じていました。それなのに先進国との経済交流を軽視し、国威国権国益を重視すると言って先進国と対立するようになったのは短慮だったと思います。遠謀熟慮でゆっくりと先進国になる方が賢明だったと思います。

開発途上国には、先進国や新興国の経済支援、経済交流は、消化不良をおこしやすいと思います。経済支援で建設した施設を維持活用できず、役立たないとか、金融を受けて事業・仕事を始めたが、収益を出すことができず、返済ができないなどの問題をおこしています。消化できる範囲で経済支援を受ける、融資を受けることが大切です。

経済支援ストップ、融資ストップになり、自分を反省するのではなく、先進国や新興国に反感を持つなど行き違いが多発しています。

国連、その他の国際機関は、健全な世界づくりのため、先進国、新興国、開発途上国に対する適切なアドバイスができる世界づくり委員会を設け、世界から有能な人を集めて問題の整理、問題解決策の検討を行っていますが、なかなか各国に対し説得力を持つことができないでいます。

世界づくり委員会活動は間違いない方策と思います。無法国が多い現実に絶望せず、有能な人材を探し、委員会の説得力を上げる工夫努力を続けることがだいじと思います。
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