心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

植田和男日銀が金融緩和大幅修正に動く確率大

2023年12月12日 | 世界

市場の動きがあわただしくなってきました。

黒田東彦前日銀総裁は、安倍晋三元総理と組んで大金融緩和の大博打をうちましたがことごとく失敗し、日銀の国債保有残高が異常に増え、日銀を追い詰めるという厳しい状態になっています。

これまで金利ゼロで、政府は安易にお金を借りることができたので安易な政治、つまり借金政治を続けることができました。この仕組みは、政府が絶対倒産しない仕組みと絶賛した経済学者が出るほどでした。

ところが世の中はそんなに甘くありません。円は世界通貨ではありません。円の評価が下がり続け、私の経験知識ではドル100円が相当と思いますが、とうとうドルが150円レベルになりました。この円安は日本経済を直撃し、貧困層拡大に拍車をかけました。食事を十分とれない子供達の増加、学費を払えない学生の増加、大人まで食に苦しむ人が増加と、ここって本当に日本と思うような深刻な社会問題が発生しています。

ところが岸田文雄総理は、泣いている国民を一顧だにせず、防衛費を10兆円規模にする、憲法第9条に自衛隊を明記する、税制の不条理はどうでもいい、増税できればいいという乱暴ぶりです。

折りから自民党、岸田内閣の腐敗堕落が明るみに出て、日銀には岸田内閣を助けなければならない理由がなくなりました。まずは自分(日銀)を助けなければ、円安問題を解決しなければ、輸入の安定化をはからなければ、物価の高騰をおさえなければ、円の信用を回復しなければという思いが優先してきました。

安易な政治ができていた日本にとって植田日銀の方針変更は激震になると思います。防衛だけではありません。社会福祉が大混乱する恐れが大きいと思います。

何が何でも食で苦しむ人を当面助けることはやらなければなりません。国内生産拡大基調は決して狂わせてはいけません。政府も人々も合理化に注力し、人々が生きるのに「必要な」もの・サービスの保持に全力を投入して変化を乗り切ることがだいじと思います。

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南シナ海を我が物顔にする無法中国

2023年12月12日 | 世界

中国自然資源省が2023年8月28日に発表した「標準地図」の南シナ海部分

やや太い点線で囲まれた海域を中国の固有の海・島と主張しています。

完全な周辺国無視ですね。周辺国が怒るのは当然です。最近シーチンピン中国主席が、海警局を訪問し、南シナ海の管理強化を指示しました。そこでフィリピンに対し、対処方法の段階を上げた具体的行動をとっています。それが放水銃攻撃です。

フィリピンは対抗すると言っています。今は、放水銃の攻撃を受けながら、実効支配している島に補給船による補給活動を続けるという形で対抗していますが、フィリピンも放水銃を使うようになるかもしれません。

世界は中国の強欲に驚き、中国の一帯一路政策に世界支配の悪意があると読み、警戒を深めつつあります。アメリカはフィリピン支援を強化するでしょう。オーストラリア、カナダ、韓国、日本はフィリピン支援に回るでしょう。中国は東シナ海における利権追求についても段階を上げてくると思います。放水銃を使う段階に入るのではないでしょうか。日本漁船はやられますが、巡視船は対抗するでしょう。中国との経済交流は縮小ですね。

中国は外交に失敗していることは明白なのに一向に方針変更を考えません。シーチンピン共産党は、「強い中国」を演じていないと党が崩壊するという危機感にとりつかれています。現時点では中国人は「強い中国」に満足していると思います。やがて中国の孤立、経済低迷がはっきりしてくると、共産党は打つ手がなくなります。

中国は間違いなく衰退の動きです。

中国は日本の経済交流先として一番になっています。中国との経済交流縮小を予測し、輸入先変更、国内生産強化に取り組んでほしいと思います。国の指示待ちではなく、民間は自分でよく考えて、投資、事業・仕事変更を考えてほしいと思います。国の対中国外交努力に期待していると裏切られる恐れが大きいと思います。

中国は当面対日本外交を重視していますが、東シナ海での利権追求はやめません。最後は日本との経済交流を犠牲にして国土拡大戦略を露骨に進めると思います。

なお、中国共産党が崩壊すれば、予測は変わります。まだ崩壊しないでしょう。

 

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私には罪はない、派閥安倍派のキックバック裏金化に関与した閣僚が悪いはないでしょう

2023年12月12日 | 世界

岸田文雄総理は、総理に就任するとすぐ、安倍元総理は偉大であったと言って彼を国葬に付しました。国葬にするまで偉大と理解していたのですから、安倍元総理が公的にも私的にも何をしていたかよく知っていたと思います。派閥安倍派でキックバックが裏金化されていたことも知っていたと思います。岸田総理自身、キックバックの裏金化を犯罪と認識していなかったのではないでしょうか。だから安倍元総理は偉大だと言って国葬に付したのだと思います。

自民党政治家は、今、次の総理とうわさされている有名政治家も含め、政治資金パーティー、パーティ―券の販売、キックバック、キックバックの裏金化を重い罪と理解していなかったと思います。

すでに自民党政治家は国民から遊離し、雲上人になっていました。国民は、自民党は腐敗堕落したということをしっかりと認識しないと、政治の改善改革はないと思います。日本の低迷、国民の貧困化が続きます。

安倍派閣僚を処分するだけで国民が岸田内閣を信用すると思うのは国民を馬鹿にしすぎです。

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オスプレイの危険性に関し松野博一内閣官房長官は国民をだましている

2023年12月12日 | 世界

今大問題になっているキックバック裏金化に関しても松野長官は事実を国民に隠しています。この人は、人々のためという政治の目的がまったくわかっていない不法悪徳の政治家だと思います。

先日海上に墜落して搭乗員8人が全員死んだローター機とプロペラ機のあいの子輸送機オスプレイについては、このブログでも設計上無理があり、安全率が低いことを指摘しました。

このほどアメリカ国防総省がオスプレイについて調達を終了する方針を示し、2026年に生産ラインが閉鎖されるとアメリカのメディアが報道したことについて、松野長官は、「米軍が調達を予定しているオスプレイは、既に必要な機数の予算措置が完了している。事故など安全性等の原因で、生産が中断されるものではない」と述べました。

この人は政府の失敗や罪を国民に隠す、腹黒い人です。「陸自が取得する残り3機についても、既に予算措置は完了し、米国において製造中だ」と言いました。国民をだまして日本がいい国になるなら問題ないが、彼のやっていることは日本のためにも、自衛隊のためにも、国民のためにもなりません。

岸田文雄内閣の失敗・罪を糊塗しているだけです。

オスプレイの安全性を問題にし、注文中の3機については契約解消の交渉に入るのが常識です。すでに買ってしまった13機についても賠償交渉していいと思います。日本で修理しながら安全に飛ばすことは危険です。

岸田内閣即時総辞職を要望します。この内閣の政治は悪すぎです。

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