私はアメリカも中国もロシアもいい国と思っていません。先生となる国ではありません。しかし、日本より一ついい点があります。
世界の一国として努力しています。日本は努力していません。日本は世界の一国ではありません。アメリカの属国です。その論より証拠が、在日アメリカ軍の維持です。
アメリカも中国もロシアも外国軍が駐留していません。
アメリカの属国日本が、威張って世界で大きな顔をして外国支援だと言ってお金をばらまいていますから滑稽です。日本の信用が上がる訳がありません。日本のお金は喜んでいただきますが、日本を一国として尊敬しないということになります。
国連は、早く日本は世界の一国になれと思っています。たとえば核兵器禁止条約を批准してほしいと思っています。ところが日本は、日本はアメリカの属国ですから批准できませんと言います。国連は日本を見ていらいらしています。何と自主性のない国と思っています。
ところで、私は、国連は世界機関として永遠性はないと思っています。過渡的世界機関と思っています。国の連合だからです。現代の国は、真に民主主義的に政治が行われていません。政治家になって権力者政治家になったと思い上がっている人が、国民のことを考えないで自分の利害で政治を行っています。その国が、権力者政治家が選んだ代表を国連に送っています。つまり国連では民主主義的世界政治が行われません。
この問題は非常に根が深い問題で解決の見通しがたっていません。問題は大きくなる一方です。そこで私は自由平等平和に目覚めた「人」が国をこえて世界に増えた方がいいと考えています。インターネットなど世界的情報網の発達は自由独立の「人」を増やすと確信しています。
自由平等平和に目覚めた人が世界に増え、ある臨界点をこえたとき、信じられないような世界政治変革がおこると信じています。つまり真に民主主義的な世界機関が誕生すると思っています。
皆さんはそんなのは実現性のない夢だと思うでしょう。私だって、実現は確信していますが、自分が生きている間に実現すると予測できていません。
しかし自分が理想と思う世界を夢見て一生懸命生きていることに無上の生きがいを感じます。世界はよくならないとあきらめて現状に甘んじて希望のない人生を送るよりはるかにいいと思っています。