心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

自然エネルギ―利用分野での中国の技術開発と生産は素晴らしい

2023年07月21日 | 世界

 

現在、世界の洋上風力発電の累計設備容量は2022年末時点で57.6ギガワット、うち、中国製の設備による容量は30.51ギガワット、シェアは53%だそうです。

環境では問題多き中国ですが、太陽光発電もそうですが、自然エネルギー利用については中国は熱心ですね。

原子力に依存する日本は、エネルギー分野では後進国(後ろに進む国)ですね。原子力は地球環境汚染の危険、地球温暖化の危険があります。日本は危険問題解決ができていません。無謀です。未来を読んでいません。地球を太陽にする国です。

東京都は屋根を利用した太陽光発電推進に熱心です。素晴らしい方針です。国が後進国でも、国民が自覚して、省エネルギーと、高いと思っても屋根を利用した太陽光発電にお金を回せば、日本はエネルギー先進国になれます。国が駄目だから人々も駄目というのはまずいのではないでしょうか。民主主義で重要なことは個人の自覚と実行です。国より人です。

 

 

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会議、会議、会議、しかも議論が割れる会議ばかり

2023年07月19日 | 世界

情報収集のため会議をやっています。結論を出す歩み寄りはありません。中国は地政学的問題は議題にすべきではないと言いますが、どうやら政経分離論は過去のお話しになりました。中国が軍事力、経済力において、アグレッシブに先進国に追いつき、追い越そうとしているので、先進国は、中国に威圧を感じ、政経分離などと甘いことを言っていられない状態になっています。

G7は先進国会議ですからまだいいいのですが、G20となるともうまとまりません。国連安保理もまとまりません。国連総会は、多数決で結論を出すので結論は出ますが、結論に反対の国は平然と結論を無視します。アメリカあるいはヨーロッパ諸国と、中国あるいはロシアが同席している会議は、双方、言いたいことを言って終わりです。アメリカ、中国などの協力を得たいと思ってこれらの国を招待した会議は、会議荒らしに会ったようなものです。

やがて会議は、会議できる国の間だけでやるようになるでしょう。多極化ですが、多極で世界は安定しません。極争いが激化し、拡大する極、縮小する極が生じます。

先進国はすでに大極をなしています。中国とロシアが先進国に対立する大極になっています。そのほかの新興国、開発途上国は結構目先の国益で複雑な動きをするのではないでしょうか。アメリカと中国の両方から利益を得ようとする打算的な国も多いのではないでしょうか。

幸福度世界トップクラスのアイスランド、ニュージーランド、アイルランドなどは、大国の極争いを気にしながら、平和重視で、各国、幸福維持に努めるでしょう。

極争いは世界平和の迷惑です。私は絶対的平和主義で生きたいと思います。戦争しない決意です。日本人ですから日本が戦争放棄の憲法に自信をもち、安易な同盟論を弱める方向、当面、国連改善にしぶとく努力する国になることを祈ります。国ではない、世界の平和主義者(人)が、国をこえて協力することが世界平和づくりを前に進めることになると確信しています。

国連加盟国ではなく、国連職員の平和的活動を高く評価しています。

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日本は勢いに乗っていると思い上がっている

2023年07月19日 | 世界

対立論、同盟論に乗って勝ち組みに所属していると鼻息荒い日本ですが、世界平和づくりの深慮遠謀はなく、時流に流されているとの印象です。貧困化の現状を考えず、つま先立ちして背伸びしています。

支那事変、太平洋戦争の大失敗を忘れ、貧困化問題を解決しないまま防衛力強化に走っています。憲法改正論は消え、今では憲法無視です。台湾有事は日本有事、今が戦争で北方諸島を奪還するチャンスなど、戦前日本を彷彿させる横暴無法日本です。

衰退中のアメリカ、ヨーロッパは、仲間になりたがりの日本をおだてて、防衛力強化を煽ります。日本はおだてに乗ることが日本の発展にいいことだと思っています。

しかし富裕層は戦争にお金を出しますか。子弟を自衛隊に出しますか。貧困層は防衛のために増税されて喜びますか。家庭を捨てて自衛隊員になりますか。権力者政治家が暴走しているのではないでしょうか。武器産業の暗躍がひどいですね。武器の開発ができないのは武器輸出が認められていないからだと政治家をつきあげています。戦争知らずの評論家が、頭で考えたことを時流に合わせてあたかも説得力があるかのように見せかけて論じているのではないでしょうか。元自衛隊員は二つに割れているようですね。あるべき論で強気の人、自衛隊の弱点を知り、戦争は無理と判断する人。

東富士火力総合演習では戦車は正確に的を砲撃します。自衛隊員は命中と誇らしげに言います。的は見えていますね。動いていないですね。命中して当たり前です。戦場では砲撃する前に敵に位置を把握され、ミサイルやドローンで攻撃されます。鉄の容器の中で逃げ場がないでしょう。

100%の確率で日本はまた大失敗しますね。経験知識に学ばない単細胞生物思考です。

人間は大脳が発達しています。総合的思考をしてこそ、生き残ることができます。国ではない、人がだいじですね。

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朝鮮(北)のキム家は、今3代目、統治力は低下しているのではないか

2023年07月18日 | 世界

初代のキムイルソン時代は、計画経済が発展して人々の生活水準が改善したとの情報があったが、二代目のキムジョンイル時代は食料不足、餓死多発など暗い情報が多くなりました。現在は三代目のキムジョンウン時代ですが、人々の生活水準については明るい情報がない状態が続いています。

朝鮮は、軍事力競争を続ける、アメリカ・韓国の脅しにまけて軍門に下ることはないと言っていますが、軍人も生活が苦しくなっており、現状を変えたいという気持が生じているのではないでしょうか。武器開発部門の人にも同じように希望が薄れ、さらに開発意欲が薄れるとミスが出るようになります。新しい武器の実験をやって失敗することが起こります。上から罰を受けると一段と開発意欲を失います。代わりに新人を持ってくると開発能力はより低く、武器開発は不調になるものです。

最近はキムジョンウンではなく、キムヨジョンが軍事について強気の発言をしていますが、キムジョンウンは何をしているのでしょうか。

朝鮮の現体制は限界に来たのではないでしょうか。何かが起こりそうですが、情報がなく、どのような変化が生じるのか予測がむずかしいのが朝鮮です。韓国は、朝鮮の情報収集体制を構築しており、朝鮮の動きを把握していると思うのですが、あまり朝鮮情報を公表していません。

日本に至っては絶交でよしとし、情報収集しようともしていない感じです。防衛力強化、朝鮮は脅威と言っている割にはのほほんとしています。防衛力強化、朝鮮は脅威と言わなければのほほんでいいのですが、言うので矛盾を感じます。

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岸田文雄総理の政治はただ流されている

2023年07月18日 | 世界

非常に悪い政治だと思います。政治信念がないからです。情緒的に、核兵器のない世界をつくりたいなどと言いますが、方策を考えていなかったようです。つまり、何をやればいいか、わからないのだと思います。

その結果、安倍晋三元総理は偉大だったと言い、彼の政治を踏襲しています。安倍元総理を動かしていた人々に動かされています。アメリカ依存、虚栄的外交(お金のばら撒き外交)、きびしく読むのではなく、甘い期待で動く政治、国民の貧困化問題に取組まず、目的、効果無視の防衛力強化、太平洋戦争失敗の反省ゼロ、東京電力福島第一原発事故対策不充分のまま、原子力重視のいい加減なエネルギー政策(危険軽視)、不良国策的会社の救済を優先、産業論なし、未来産業振興策あいまい、中国の方がはるかに脅威なのに、朝鮮(北)を脅威と強調する変な外交、地球温暖化防止が非常に重要との認識ゼロ、優柔不断、・・・。

岸田総理は人々を貧困と戦争に誘導します。彼は自分が何をやっているかわかっていないからです。政治の目的が人々の幸福改善であることがわかっていません。

たとえば、日本は森林国です。緑の島国です。この特長を活かしてさらに森林面積拡大、新森林産業の企画実行、こういうことを目に見える形で実行する政府の方が人々に希望を与えると思います。世界では森林開発技術が高度に発達しています。苦しい肉体労働産業でありません。日本の人々は木造戸建てを好みます。木の文化を愛しています。木造に対する防災技術も発達しています。木の利用範囲を広げていくことは確かな動きと思います。

木造→コンクリート→鉄骨と変化してきましたが、新木造を追求することは有望です。森林拡大は、保水、炭酸ガス削減、平安な生活環境改善に有効です。

砂漠国は、砂漠の緑化に取り組むと、心が平安を取戻し、戦争より生産を重視するようになります。森林国日本が、防衛だ、戦争だと騒いでいると、森林面積が減り、人々の心がさらに荒れ、武士国家になっていくのではないでしょうか。

先の戦争で日本の山はかなりはげ山になりました。戦後、これはいけないと一生懸命杉を植えました。その杉が大きく育ち、利用されないまま、花粉症の原因になっています。間伐しますが、切り出しても売れないので、その場に倒したままにします。緑の国の意識がなく、森林産業論もないですね。武士が政治ではまた日本ははげ山でしょう。

そう言えば、朝鮮(北)は、国土が不毛化していますね。洪水がおこり、田畑が流されます。軍事力重視と関係があります。民生軽視、森林論がないので、木は切られるだけで燃料になります。朝鮮砂漠が誕生するのではないでしょうか。

 

 

 

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ロシア、穀物合意離脱の理由

2023年07月18日 | 世界

ロシアはクリミア半島保持のため黒海での軍事活動を重視しています。ウクライナの穀物を輸送する船の航行のため、ロシアの海上軍事活動が不自由になることを嫌っています。

これまでは世界穀物安定供給に協力することでロシアに対する批判が和らぐことを期待したと思います。また、ウクライナの東・南部のウクライナ軍との前線が主戦場になっていたのでクリミア半島は比較的静かでした。

今後、ウクライナは、東・南部よりロシアが保持を重視するクリミア半島平定を優先する確率が高いと思います。半島が落ちると、東・南部を死守しているロシア軍の戦意が一段と下がるのではないでしょうか。

ロシアは半島が主戦場になると考えているのではないでしょうか。

ロシアの合意離脱で穀物不足に苦しむ国が増えると、批判はロシア、ウクライナ双方に行くでしょう。早く戦争をやめろと叫ぶでしょう。

ロシアの戦争犯罪は明白です。この犯罪を正すことは必要です。しかし、武器弾薬による戦争が唯一の解決策とは思いません。ロシアの人々の経験知識も上がっています。すでに大半の人々はロシアに正義がないことに気づいていると思います。プーチン大統領に問題があると思っていると思います。このロシアの人々の力がプーチン大統領失脚に具体的に作用するようにロシアの人々を支援する静かな戦法を世界の人々、正義を重んじる国々は考えた方がいいと思います。

無知は犯罪です。戦争は殺し合い、破壊し合いです。重い罪です。国は行政区です。戦争による国土拡大は犯罪です。人は、1人戦没しても悲しむ人間性を失ってはいけません。万の単位、10万の単位で戦没しても、しょうがないと考える政治家は、人々のためになっていないと思います。降参して戦没者がでることを防ぐ政治家の方が人々のためになると思います。

究極、国より人がだいいじです。人は生きることがだいじです。悪い社会は、生きている人々が改善します。国は人々のためになってこそ国です。人は学問し、政治家より賢くなりましょう。

人は、政治家よ、人々のためにもっとまじめに働けと言えるようになりましょう。

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ロシアがウクライナどりの誘惑に負けた理由

2023年07月17日 | 世界

ウクライナに対し敵対的親ロシア派がウクライナ、ウクライナ政府の中に大勢いたからだと思います。クリミア半島は、親ロシア派が非常に多く、戦争をおこすことなくロシアは半島どりに成功しました。

この事件で、ウクライナの反ロシア派は、ロシアの脅威を強く感じ、防衛力強化に入りました。NATOもロシアの脅威を再認識し、ロシア批判を強め、ウクライナ支援に回りました。

ウクライナ東・南部は、親ロシア派が多く、ロシアの支援を受けて武装蜂起し、独立運動を展開しました。ウクライナは軍事的鎮圧をはかりましたが、ロシア軍人か、武装民間ロシア人かよくわからない軍人が親ロシア派の独立運動を助けたので鎮圧はできませんでした。ミンスク合意(停戦合意)にウクライナが応じたのは、ウクライナの軍事力の弱さ、NATOのウクライナ支援の弱さが原因と思います。

ロシアは積極的にエネルギーをヨーロッパに輸出することで、ヨーロッパとの関係を改善していました。ロシアは、ヨーロッパは、ウクライナを支援するためにロシアのエネルギーをあきらめることはないだろうと考えたと思います。

ウクライナの軍事力が上がらない間に、首都キーウを急襲し、親ロシア派政権(独裁政権)をつくり、ウクライナが、東・南部のロシア編入を認めれば、戦争らしい戦争をやらないでウクライナのロシア化などの目的を達成できると思ったと思います。

現実は違っていました。ウクライナとアメリカは、ロシアの意図を読んでいました。ウクライナは、ロシアの陰謀を読み、危機感をもって防衛訓練を重ねてきました。

一方のロシアは、ウクライナに侵攻しないと公言していたし、侵攻すると公言できず、軍には通常の軍事訓練と言って訓練をやっていたのでキーウ攻略の訓練はできていませんでした。

ロシア軍のウクライナ東・南部侵攻は、軍は意欲的、計画的に侵攻したと思います。親ロシア派が協力したので侵攻は容易でした。

キーウに向かったロシア軍はウクライナ軍の待ち伏せを食った形になり、大敗しました。

キーウ攻略に失敗したロシアは軍事力で東・南部の保持に注力しています。先進国、NATOは厳しくロシアを批判し、ヨーロッパはロシアからのエネルギー輸入をやめ、ウクライナ支援を明確にしています。現状肯定の停戦を考えていません。

読みを完全に誤ったロシアは泥沼にはまりました。大損するだけのウクライナ戦争、保持している東・南部は荒廃、しかもロシアに正義なしということで、ロシア人の戦争意欲は萎える一方です。ロシアの人々は、プーチン大統領の責任ということにして戦争をやめるしか方策はないのではないでしょうか。

もしロシアがウクライナ戦争を続けるとロシアの衰亡は加速します。ロシアは未開とのレッテルを貼られ、ロシアの脅威が喧伝され、経済交流は嫌われ、世界で孤立するでしょう。国際会議に出席してもいつも批判され、冷笑され、ロシア代表は、世界に役立つ発言はできないでしょう。孤立がひどくなり、ますます嫌われる国になり、嫌われるようなことばかりする国になるでしょう。

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ロシアはウクライナ戦争の戦線膠着を考え、ウクライナはロシア軍追い出しを考えている

2023年07月17日 | 世界

ロシアはウクライナ軍の反撃に耐え、ウクライナの東・南部の占領地を維持しています。ウクライナ軍は戦車戦で反撃を有利に展開できると考えたが、ウクライナ軍の戦車隊も、ロシア軍の戦車隊同様、役に立たなかったようです。戦車が過去の武器になったことは明白だと思います。

戦線膠着はロシアの望むところです。膠着状態の永続、占領地がロシア領であるとの考えの定着を望んでいると思います。

ウクライナは何とか短期間にロシア軍を追い出したいと考え、NATO加盟国に、より強力な武器を提供してほしいと要望しています。アメリカは、密接にウクライナ軍事支援をやってきており、短期間にロシア軍を追い出すことに賛成ですが、ウクライナ戦争が第三次世界大戦になることを嫌い、慎重になっています。そこでちょっと強力な武器を提供し、ゆっくりと戦線を押し返すようにしています。

ロシアも、当初のウクライナをロシア化するといった野望はあきらめ、現在の占領地保持を重視しています。ウクライナの武器がちょっと強力になったらロシアもちょっと武器を強力にして対抗する考えです。

しかし、ロシアの弱点は、ロシアのウクライナ戦争に正義なしということです。ウクライナおよびNATO加盟国は、わが方に正義ありとの思いでロシアに向かっており、ロシア軍の戦意は、ウクライナ軍に劣っていると思います。

ロシア国内の内輪割れが目立ってきています。ロシア軍人の中にも反プーチン大統領の人が続出しています。反プーチン大統領武装組織も誕生し、表に出て活動するようになってきました。ロシアの富裕層の中には、自由経済を求めて資金を反プーチン大統領武装組織に出している人がいると思います。プーチン大統領が浮き上がっているとの印象が強くなると国民はますますプーチン大統領を批判するようになります。

ロシア軍が、まとまってプーチン大統領に反抗すれば、さすがの彼も万策つきるでしょう。

戦線膠着、何んとなく休戦状態、プーチン大統領安泰は、彼の空しい願望に終るのではないでしょうか。ロシアは暗く、その衰亡は必然です。

なお、私は戦線で交戦がやむことはいいことだと思っています。殺人・破壊は大損です。ロシアの人々が、この戦争は大損と自覚し、団結して反戦になれば、プーチン大統領は絶望すると思います。

ロシアの人々よ、国は行政区、戦争による国土拡大は犯罪と知ってほしい。世界の人々よ、国ではない、まず自分が、世界に通用する法とは何か考える人になろう。日本の暴走を防ぐのは、日本の人々の良識です。権力者然としている政治家ではないと思います。国家公務員ではないと思います。

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中国は歩み寄りの姿勢で隣国との国境問題に取り組むだろうか

2023年07月16日 | 世界

中国は押せ押せの姿勢で隣国を威圧し、限界を見極めて国境を定めていると思います。インドとの国境争そいはそろそろ終わりにしたいと思ったようで、インドと中国が互いに歩み寄り、双方が受け入れられる国境問題の解決方法を見つけ出したいとインドに伝えたそうです。

中国は経済成長鈍化を痛感しているようで、インドとの国境争いはお互い「消耗」になっていると述べています。今後は相互に支持し合うべきと述べています。中国不信のインドが、中国企業の活動を規制する動きを示していることを心配し、差別的でないビジネス環境の確保も求めたそうです。

アメリカが、中国との対立を意識し、従来控えていたインドへの武器輸出を拡大する動きにでたことを中国は非常に気にしていると思います。

アメリカは中国包囲網の強化に取り組んでいます。ヨーロッパも中国を、経済安保上脅威と見て、対抗策を講じる動きです。先進国に加えて新興国のインドまで中国を警戒するようになると中国優位は実現しません。

現在の中国の動きは策略的で真の世界平和を希求したものではありません。化けの皮を隠すことが下手で、新興国、開発途上国から永遠に信頼されるか疑問です。

現実を無視し、尖閣諸島は中国の固有の島と主張し、周辺で漁業を営む日本漁船を海警船で追い回すなど、国連安保理常任理事国の中国のやることではありません。歩み寄りの姿勢で中国が日本との国境問題に取組んでいると思う人はいないでしょう。

中国は、弱くなると、共産党一党独裁に対する国民の批判が強まります。しかし、強い中国を演じ続けることは苦しいことであり、本質、無理があるのではないでしょうか。

 

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石油産出国は石油産業の安定を重視して協力している

2023年07月15日 | 世界

脱炭素で今後石油の需要が減っていきます。過当競争になり、石油価格が暴落することは石油産出国にとって望ましいことではありません。そこで、過当競争にならないように世界の石油産出国が集まって協力し合っています。ウクライナ戦争をやっているロシアも会議に呼ばれ、協力しています。

 
戦争は戦争、石油産業は石油産業と分けて考えられていることがちょっと不思議に感じられます。石油産出国にとっては戦争問題より、石油産業安定の方がはるかに重要ということでしょう。
 
ロシアに対するNATOの制裁がありますが、結果としては石油の安定供給を重視する国々のおかげでNATOの制裁は効果を削がれている感じになっています。
 
そのほか穀物産業も供給の安定が重視されています。
 
しかし半導体産業は、半導体が軍事力に直接関係するため、供給不安定になりやすい産業です。
 
このような現実にロシアが目覚め、国には国を、ひいては世界を安定にする責任があると自覚し、ウクライナ戦争をやめてくれると嬉しいのですが、戦争中止、ロシア軍撤退は独裁者プーチン大統領自身の失脚につながるので、彼は戦争中止ができません。
 
残る希望はロシア国民の自覚です。ウクライナで戦争しているロシア軍人は命令されて戦争していますが、戦争は嫌だというのが本音のようです。軍人を募集してもやはりロシアの人々は戦場に行きたくないと思っているようです。ワグネルの戦闘員だって、武器弾薬食料等の供給不足を経験しているし、万のオーダーの仲間が戦死しているし、ロシア軍の指揮下で勝てるか自信はないため、戦場に戻りたいと思う人は少ないでのはないでしょうか。
 
軍人の戦争意欲低下が、戦場を静かにし、前線からのロシア軍のゆるやかな後退につながるといいと思います。ロシア内も厭戦の雰囲気が満ち満ちるといいいと思います。
 
プーチン大統領が、浮き上がったと実感すれば、実質戦争継続は不可能になります。
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