関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

活動報告やうつについてのお話を提供するblog
大阪、京都、兵庫で開催しております!

うつ病と減薬

2008年04月28日 | うつについて
大阪担当です。今回はうつ病と減薬について少し。
いわゆる寛解期に入るともう大丈夫と思い込み、自己判断で薬を少しだけにしたり、飲まなくなる方がいます、ここまできたのだから少しでも副作用を抑えたい、薬を飲むのはもうごめんだ、そう思う方もいます。しかし寛解期はあくまでの回復の兆しでしかないのでまだ気分の上昇や下降は残ったままですのでこの時期に薬の変化をもとうとすると再び体や心に不調をきたしたり薬があわなくなってきたりします。
なので減薬は医師の見聞と意見よよくよく聞いておくのが一番です。しかし医師としては寛解期を抜けて回復に至っているのかどうかは患者さんでしかわからないし患者さんですら自覚していない場合があります。
なのでお医者さんは減薬について非常に慎重ですし時間をかけようとします。幸い私の場合は医師から2年くらいかけて減薬を初めてみようかという話が出たのでそこいらの問題はわりと簡単にクリアできたのですが、これは医師と患者がどれだけコミュニケーションしているか、信頼関係を築いているかによると思うのです。
つまり言いたいのは自分は患者だから医師におまかせというわけではなく、自分の症状を説明し、医師とのコミュニケーションを図って欲しいと思います。私の通っている心療内科は2時間待ちの5分診療ですがそれでも2年かけての意思の疎通は十分できていると思います。
信頼関係の持てる医師との関係を築き、しっかりと相談した上で減薬を始めましょう。ゆめゆめ自分で勝手に減らしたり飲まなくなったりしないように。。。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都担当:4月グループセラピ... | トップ | 関西うつ自助会@オンライン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

うつについて」カテゴリの最新記事