啓蟄、冬ごもりの虫や動物がもこもこと起きだして地上に現れる頃とされる。今年は例年にない寒波でそれが遅れるかもしれないが、季節は間違いなく春を呼び込んでいる。当方も寝床の中で真冬ではなかった布団のなかで少し汗ばむ思いがする。待ちに待った春到来というのに日本の反対側にあるウクライナはロシアに攻め込まれて都市の建物などが無茶苦茶に壊されてこの平和な時代合ってよいものかという悍ましい光景を目にする。西側になびくならばもう徹底に国を潰してしまえと言わんばかりのプーチンのやり方ではないだろうか。どうもあのプーチンの面構えが気に要らないと思っていたがやはり彼の本性を現したかの如くである。
世界地図を広げて見るとウクライナは北緯50度近くで樺太の北半分の辺りと同じでまだ冬の寒さが厳しいものと思う。ロシア軍の戦車部隊の兵士も戦車の中での生活は苦しいものと推察する。攻める方も大変なものでこれを推し進めようとするプーチンの人間として国を任される任ではあるまい。この侵攻が成功しても後は世界中からプーチンが罵倒されてロシアが総スカンを食いそのツケが長期に渡ってロシアを貧困に陥れるものになるに違いない。
午後になって風が強く吹いたがこれは春一番ではないか。暖かい風である。