ロシアのプーチンさんが中国に軍事物資の応援を依頼しているとかのニュースが飛び込んできてあれれ?そんなにウクライナ攻略に手間暇がかかっているのかと驚いたのは私ひとりではあるまい。日頃ロシアは軍事大国だ、核を持つ核大国だと世界に言いふらしているお方がお隣の小国ウクライナに攻め込んでの話である。断片的な映像だけでの即断は禁物だが戦車が無防備な街に入り込み戦車砲で一般の住宅に向けて破壊を繰り返しているようである。第二次世界大戦末期でのベルリン市街戦と同じ光景を見ているようでそうか、やっぱりロシアは戦争の仕方もモデルチェンジしていないのかと思うのである。
米陸軍は今対戦車ミサイルFGM-148ジャベリンと地対空ミサイルステインガーが実用段階に入り94%の命中率で重宝がられている。ジャベリンは打ちっぱなしであとは自動的に目標に向かって飛行して命中する。昔、バズーカ砲という対戦車砲があった。これは戦車のキャタピラを破壊して無力化するものだったが、兵士が戦車の前面にでて発射しなければならない危険を伴うものでしかも命中率も高くなかった。ジャベリンは飛距離が500メートルもあり兵士が肩に担いで目標の方向に発射すればよいのでリスクは高くない。仮にウクライナに大量のジャベリンが投入されれば戦車対歩兵戦で戦車隊が全滅する戦が展開されようか。ロシアが中国に支援を申し込んでいる理由もひょっとしてこれなのかもしれない。