またひとつテロ支援政権と言われたシリアのアサド政権が崩壊してアサド氏はロシアに亡命した。先のリビアのカダフィ大佐が殺害されテロ支援国家といわれたシリア、リビアと北朝鮮の3か国がこれで残り北朝鮮1国となったが、果たしてシリアのネクストがアサド政権と違う穏健な政府になるのかどうかが今後の焦点であろう。
アサド政権の崩壊はロシアが今ウクライナとの戦争でシリアに構っておれなくなって支援が遅れがちになったとのことだが、なんとも心細い悪の枢軸だったのではと今更ながら思う。ロシアがウクライナに侵攻した当時は短時間にウクライナは白旗を上げるだろうと世界は見ていたが予想に反してしぶとく持ちこたえている姿はもちろん西側各国の絶え間ない援助のせいだが、ロシアの攻め込む勢力が思いのほか弱く、つまり軍事力の脆弱さや兵士の士気能力の低下を見透かされているということだ。そしてプーチン氏は核の使用をちらつかせてはいるが内心米国を恐れて実際の核のボタンを押すことはできない状況にある。ロシアの軍事力は米国とはもちろん中国とも相当の差が生じているのではないだろうか。ウクライナ戦の後のロシアは全世界中からかなり甘く見られてしまう軍事力3流国となってしまうかもしれない。
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