大阪市ミナミの地価路線価が大幅に下方訂正された。理由はコロナ禍によるインバウンドの訪日客の大幅減少によるという。周辺の京都神戸奈良はそれぞれ変更はないようだ。なぜ大阪市だけが下がったのか。果たしてコロナ禍だけが下げ要因なのかだ。思うにこれは都構想否決の結果ではあるまいかと私は思う。公明党の賛成でほぼ都構想達成と見る当局が将来の成長を見越して地下上昇を見込んだのが昨年の地価価格だった。松井市長もそれをたびたび住民投票前に市民に宣伝して土地を売らないようにと言っていた。大阪市を大発展させようと維新の皆さんの並々ならぬ努力が市民51%の方々が(ざっくりではあるが)無にしてしまったのではないだろうか。地価はバブル時代のようなバカ価格に上がってはならないが適度に上昇して活気あふれる街並みに人が集まる場所はやはりそこそこ値上がりしてもいいはずだ。大阪市中央区安土町2-5-6 の表示と大阪府(大阪都)中央区安土町2-5-6 との表示になんの違和感もないはずである。ミナミの繁華街も心斎橋の賑やかな大通りも同じである。そこに住んでいる住民にとってその場所が買い手の無い場所がよいのか、大勢が欲しく欲しくててならない場所がよいのかどうか。私はやっぱり後者を選ぶ。
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