12月14日は赤穂義士の討ち入りの日としてあまりにも有名である。地元兵庫県赤穂市では盛大な義士祭が挙行される。今年も大石内蔵助役には高橋英樹さんが大役を務められる。東京の泉岳寺でも同様の義士祭がある。ネットで「峠の群像」を見ているがなかなか迫力があり、俳優の見事な演技とNHKの演出力についつい見入ってしまう。忠臣蔵を題材にしたNHK大河ドラマはこれまで多くあるが、私はこの「峠の群像」がいちばん好きである。内蔵助役の緒方拳さんが役どころをうまく掴んでの演技に拍手したい。関連した番組に鈴木健二アナの吉良邸討ち入りの際の解説番組なども面白いのではないだろうか。
英国の下院総選挙でEU離脱派の保守党が過半数を大きく超える議席を獲得して大勝し来月に離脱を確実なものにした。3年半前の国民投票で離脱派が勝利はしたが、多くの反対派から難癖を突き付けられ進捗が止まっていたが、今回の選挙で圧倒的な離脱派の賛成を受けて離脱が確実なものとなった。
思い出すのはこの4月、統一地方選挙で大阪維新の会が大阪都構想を進めるために松井知事と吉村市長が立場を入れ替えてダブル選挙に打って出て見事な大勝を収めたあのシーンである。英国国民も大阪府市民も同じ光景がこれで見て取れるのである。選挙によって国民の意を国政に地方自治に反映させる民主主義が反映されているようで英国も我日本も世界の模範国にふさわしいといえるのではないか。英国の統治下にあった香港だが民主主義の定着が未だというところがあるようで、民度のさらなる上げに注力する必要があるようだ。経済力世界第2位と自慢の中国だが、選挙による民主的な勢力による政治には程遠い独裁政権は国民の民意を反映したものではなさそうで、経済力第2位と胸を張って言えるものではなさそうだ。それが香港の今が物語っている。
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