あれから27年

2022-01-17 09:11:56 | 日記
 阪神淡路大震災の日から27年が経つ。もうそんなに経過したのかとこの間の出来事を思い出しているが私の人生で一番濃密な期間だったのではないかと思う。それは「まさか」が起こりえた時だったのではということだ。京阪神には地震がない、高速道路は倒れない、サラリーマンは定年まで勤められる、銀行は潰れない、給料は年々上がるなどなどが全部否定された出来事のそれは元年だったようだ。そしてとどめを刺したのがあの東日本大震災と東電の爆発原発事故だった。
 サラリーマンは気楽な稼業ではなくなった。バブル崩壊後は凄まじい首切りだったがそれは最近の企業でも多くの大企業も希望退職という名の首切りが行われていて人を押しのけ押しのけ出世街道へと我先に進んでいった時代がその人たちはそれの意味すら成さない時代へとなり我が人生はこうだったと胸を張って言われそうにないのではとふと思う。
 阪神淡路大震災と東日本大震災という二つの巨大地震が平成30年という短い期間のなかで起こったのは何かを警鐘している出来事のように思えてならない。

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