こんばんは。
朝から良いお天気となりましたが、風が強く吹いてもおりました。
少し冷たいかなと思いつつもほんのわずか、温もりを感じ取れそうなそんな風でもありました。
一日の後半をほぼ建物の中で過ごしておりましたので、あまり寒さも感じずにはおったのですけれど。
朝は申すように綺麗な空が広がっておりました。
後半は建物の中、と書いておりますが昼から広島現代美術館で開催されておりました広島市立大学の芸術学部の卒業・修了展というものに行って
参りました。
息子がおりました所ですのでいわば後輩に当たる方達の卒展という事になります。
毎年大体、この現美と呼ばれております美術館と大学の二箇所で開催されます。
これまでは概ねそのどちらへも足を運んでおりましたが、やはり車がないため;なかなか二箇所共に参るのはしんどいなと思い、この美術館の方
だけに絞りました。
このところ市内の主要な観光ルートを通りながら循環する「めいぷるーぷ」というバスがありまして3ルートの路線があります。
その中にこの現代美術館へも運行しているルートがあり、それを利用して行ってみました。
案外この現美へ行くのは公共の交通機関が少なく、行ったとしても比治山という少し小高い山の上にあるその場所までは下の電停の停留所を下りて
だらだらと坂を登らねばなりませんでした。
それがこのバスが出来てからは1時間に1本という間隔でがありますが美術館の建物のすぐ下まで乗りつけてくれ、かなり便利になっているようです。
ということでそのバスを使い行くことに致しました。
最近はこのバスを利用されるのはその殆どが海外からの旅行客の方達です。
案内には停留所ごとに英語でアナウンスされますけれど、その途中に解説される広島の街の様子は当然のように日本語だけです。
せっかくこうして海外からの方々をお乗せすることが増えてきているのならば、どうせならその解説に英語も付け加えれば良いのにな、と聴いて
いて感じました。
それほど車内は日本人は少なかったですね。
着くと目の前に美術館へと昇るかなりの急な階段が現れます。
これも果たしてどうなんだろう;とも感じるのですけれどね。
車で此方へ来ますと無料の駐車場が相当数用意されておりますが、足の不自由な方にはその場所から此方までが結構な距離もあり、これも果たして
どうなのかと思うところでもあります。
公共の建物という割には今の時代にはかなり「優しくない」;感じがしてしまいます。
ともあれそんなことをちらりと感じながらも展示を見て回ることに致しました。
今回の作品は、写真の許可を頂いておりますので此方へその幾つかをご紹介させて頂きます。
デザイン工芸科という科の中で金属造形というコースがありますが、その中のお一人の作品ですね。
素材は銀、アメジスト等の宝石を題材に彫金、鋳造の技法を用いて作っておられたようです。
女性の方の細やかさが際立った作品でした。
ご覧のとおり、イカ、烏賊なのですけれどまるで生きている烏賊が本当に怒ってこんな色をしているところをそのまま作品にしたような感じでした。
技法は乾漆、漆の作品ですね。
此方も細かく色付けされしばらく見入っておりました。
やはり漆のコースを選択される学生さんはどの方も繊細さを備えておられるようで、逆にいえばそうでなければこのような作品は出来ないのかも
しれません。
かなり大きな作品でした。
素材は鉄。
あたかも古代の恐竜の骨をそのまま現代へ持ってきたかのような迫力が感じられた作品です。
此方は日本画。
どの方の作品もかなり大きく、そのどれもが魅力的ですけれどこちらの絵は見るなり気持ちが引き付けられました。
実際の人間よりも画面上で若干大きめに描かれておりますがあたかもそこへ人が座っているような、そんな感じを受けた作品でした。
此方は抑えた色味が多い作品の中でも一際鮮やかな色使いがされており、それだけでも見る者を温かい気持ちにさせてくれるようでした。
油絵の作品です。
作者のおじいさんかしら?そんな風に思える絵に感じました。
無防備に此方を見ているようですけれど、どことなく優しさを感じさせる眼差しがモノクロの絵の具で描かれた作品であるにも関わらず、心落ち
着くように思えました。
この他、まだ多くの素晴らしい作品ばかりが展示されており、そのどれをもご紹介したいのですけれど悲しいかなこれ以上は写真を撮っておりま
せんでした、申し訳御座いません;。
毎年その年の卒業生並びに修了生(院生)さんらの作品を拝見させて頂いておりますけれど、やはり不思議とその年のカラーというのか全体を
通して感じられる雰囲気がありますね。
今年は皆さんの作品の半分しか存じませんので、これまた素人の自分が申すことでもありませんが全体的に落ち着いた感じを受けました。
大学へ足を運べば、また違う感想を思うのかもしれません。
期間は明日までです。
こうなったら明日は大学へも行ってみるかな;。
見終えて、思っていたよりも早く済みましたので予定していた帰りのバスの時刻よりも相当時間がありました。(もっと後のを考えてました)
どうするかねぇと思いつつも来た時と同じバス停まで行ってみると(美術館のバス停前はループ状になっており、乗り降りは同じ場所からとなって
おります)お二人ほど先客がおられました。
とは言え、このお二人は海外からの若い男性でした。
時刻表から見てみると今しがたバスが出たようで、次のバスの時刻を見ると40分以上待つようです。
片言の英語で話しかけるとどうやら彼らもそのバスを待つようでした。
次の行き先を聞けばもう一度街中へ戻るとのこと。
う~ん;、40分待つならば下まで歩いておりた方が早いんじゃ?とも思い、そのように手振りを交えながら申しましたけれどやはり待つとのこと
でした。
自分もどうしようかなぁ;と考えておりますとどうやら出たはずのバスが10分ほど遅れて来たようでした。
これはラッキーと思い、そのお二人と共にバスに乗り込みました。
そのお二人、どちらから?と尋ねるとジャーマニーとのこと。
ドイツねと思い、更にドイツのどこ?と恥を知らぬオバサンは尚も聞いてみますと;ハノーバーとの答えを頂戴致しました。
もう一人の方はドイツ語で答えて下さったのですけれど、さすがにわからず、先の英語で話して下さった方が手振りを交えながらもう少し北の方
と教えてくれたのでした。
ドイツは日本よりも寒いのだろうなぁと思いながらもその英語力が無く;、そこまでは聞けないオバサンなのでした;。
乗り込んだバスは広島駅まで行き、そこが終点となります。(美術館を出た後は駅までは停まりません)
その後をどうしようかなぁ、路面電車に乗り換えてもう一度街中まで戻るかなぁと思いながら運転手さんに伺うとこのカードを次のバスの運転手に
見せればバス代は掛かりませんと言われ、そのカードを受け取りました。
因みに自分自身は広島市内を走るバス共通のカード、パスピーというもので支払っておりその兼ね合いもあったのかもしれません。
また一日乗車券として400円を支払えば、その「めーぷるるーぷばす」には乗り放題というものもありますのでお越しになられた方はこの方がお得
かと思います。(一回の乗車賃は200円ですのでかなりお得です)
ともあれ、街中までもう一度戻るのはそのカード提示で無料ならこれを使わない手はないと考え、今一度次のバスを先のお二人と共に待ったの
でした。
このめーぷるバス、既存のバス路線とはかなり違うルートを通りますので乗る路線によっては時間の節約にもなるようですし第一ほぼ観光地に
停まりますのでかなり便利かと思います。
ただし難点はそれほど本数が多くないこと。
よく確かめてはおりませんでしたけれど、1時間で4本くらいかと思います。
それでも効率よく目的地に着くのではと思いますよ。
そんな感じでいつもとは違うルートのバスに乗り込み(車ではごく普通にその道は通っておりますが)いつもとちょっと違う感覚を覚えながら
県立美術館の前で下りました。
次にまた美術館?と思われたかもしれませんが、此処で下りるのが自分が行きたい場所へ一番近かったからですね。
なお、先ほどの彼らはまだ少し後のバス停で下車のようでした。
久しぶりで街中までその辺りを歩いてみました。
此処もいつもは大抵車でものの2、3分で通り過ぎる場所ですけれど学生の頃はそれこそこの道をしょっちゅう歩いては街中から県立美術館まで
行っていたものでした。
車で通り過ぎる景色と歩いて見る景色、見ているものは同じはずなのに店先に並べられた花の鉢を眺めたり途中にある女学校の生徒さんらのはしゃ
ぐ声が聞こえてきたり、やはり違うものだなと思いながら歩を進めておりました。
街中でなにするの?と聞かれてもそれほど用があるわけではなく、疲れた足と乾いた喉を潤すのに少し喫茶店へ入り、後はこれも毎度の事ながら
食料品の買出しをして帰りのバスに乗り込んだのでした。
今日はこんな感じのオバサンのお出かけ日記と相成りました;。
読み返してもまるで小学生の絵日記みたいなものですよね、本当にすみません;。(苦笑)
大神様の言葉も受け取りましたけれど、また明日にでも揚げさせて頂ければと思います。
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
朝から良いお天気となりましたが、風が強く吹いてもおりました。
少し冷たいかなと思いつつもほんのわずか、温もりを感じ取れそうなそんな風でもありました。
一日の後半をほぼ建物の中で過ごしておりましたので、あまり寒さも感じずにはおったのですけれど。
朝は申すように綺麗な空が広がっておりました。
後半は建物の中、と書いておりますが昼から広島現代美術館で開催されておりました広島市立大学の芸術学部の卒業・修了展というものに行って
参りました。
息子がおりました所ですのでいわば後輩に当たる方達の卒展という事になります。
毎年大体、この現美と呼ばれております美術館と大学の二箇所で開催されます。
これまでは概ねそのどちらへも足を運んでおりましたが、やはり車がないため;なかなか二箇所共に参るのはしんどいなと思い、この美術館の方
だけに絞りました。
このところ市内の主要な観光ルートを通りながら循環する「めいぷるーぷ」というバスがありまして3ルートの路線があります。
その中にこの現代美術館へも運行しているルートがあり、それを利用して行ってみました。
案外この現美へ行くのは公共の交通機関が少なく、行ったとしても比治山という少し小高い山の上にあるその場所までは下の電停の停留所を下りて
だらだらと坂を登らねばなりませんでした。
それがこのバスが出来てからは1時間に1本という間隔でがありますが美術館の建物のすぐ下まで乗りつけてくれ、かなり便利になっているようです。
ということでそのバスを使い行くことに致しました。
最近はこのバスを利用されるのはその殆どが海外からの旅行客の方達です。
案内には停留所ごとに英語でアナウンスされますけれど、その途中に解説される広島の街の様子は当然のように日本語だけです。
せっかくこうして海外からの方々をお乗せすることが増えてきているのならば、どうせならその解説に英語も付け加えれば良いのにな、と聴いて
いて感じました。
それほど車内は日本人は少なかったですね。
着くと目の前に美術館へと昇るかなりの急な階段が現れます。
これも果たしてどうなんだろう;とも感じるのですけれどね。
車で此方へ来ますと無料の駐車場が相当数用意されておりますが、足の不自由な方にはその場所から此方までが結構な距離もあり、これも果たして
どうなのかと思うところでもあります。
公共の建物という割には今の時代にはかなり「優しくない」;感じがしてしまいます。
ともあれそんなことをちらりと感じながらも展示を見て回ることに致しました。
今回の作品は、写真の許可を頂いておりますので此方へその幾つかをご紹介させて頂きます。
デザイン工芸科という科の中で金属造形というコースがありますが、その中のお一人の作品ですね。
素材は銀、アメジスト等の宝石を題材に彫金、鋳造の技法を用いて作っておられたようです。
女性の方の細やかさが際立った作品でした。
ご覧のとおり、イカ、烏賊なのですけれどまるで生きている烏賊が本当に怒ってこんな色をしているところをそのまま作品にしたような感じでした。
技法は乾漆、漆の作品ですね。
此方も細かく色付けされしばらく見入っておりました。
やはり漆のコースを選択される学生さんはどの方も繊細さを備えておられるようで、逆にいえばそうでなければこのような作品は出来ないのかも
しれません。
かなり大きな作品でした。
素材は鉄。
あたかも古代の恐竜の骨をそのまま現代へ持ってきたかのような迫力が感じられた作品です。
此方は日本画。
どの方の作品もかなり大きく、そのどれもが魅力的ですけれどこちらの絵は見るなり気持ちが引き付けられました。
実際の人間よりも画面上で若干大きめに描かれておりますがあたかもそこへ人が座っているような、そんな感じを受けた作品でした。
此方は抑えた色味が多い作品の中でも一際鮮やかな色使いがされており、それだけでも見る者を温かい気持ちにさせてくれるようでした。
油絵の作品です。
作者のおじいさんかしら?そんな風に思える絵に感じました。
無防備に此方を見ているようですけれど、どことなく優しさを感じさせる眼差しがモノクロの絵の具で描かれた作品であるにも関わらず、心落ち
着くように思えました。
この他、まだ多くの素晴らしい作品ばかりが展示されており、そのどれをもご紹介したいのですけれど悲しいかなこれ以上は写真を撮っておりま
せんでした、申し訳御座いません;。
毎年その年の卒業生並びに修了生(院生)さんらの作品を拝見させて頂いておりますけれど、やはり不思議とその年のカラーというのか全体を
通して感じられる雰囲気がありますね。
今年は皆さんの作品の半分しか存じませんので、これまた素人の自分が申すことでもありませんが全体的に落ち着いた感じを受けました。
大学へ足を運べば、また違う感想を思うのかもしれません。
期間は明日までです。
こうなったら明日は大学へも行ってみるかな;。
見終えて、思っていたよりも早く済みましたので予定していた帰りのバスの時刻よりも相当時間がありました。(もっと後のを考えてました)
どうするかねぇと思いつつも来た時と同じバス停まで行ってみると(美術館のバス停前はループ状になっており、乗り降りは同じ場所からとなって
おります)お二人ほど先客がおられました。
とは言え、このお二人は海外からの若い男性でした。
時刻表から見てみると今しがたバスが出たようで、次のバスの時刻を見ると40分以上待つようです。
片言の英語で話しかけるとどうやら彼らもそのバスを待つようでした。
次の行き先を聞けばもう一度街中へ戻るとのこと。
う~ん;、40分待つならば下まで歩いておりた方が早いんじゃ?とも思い、そのように手振りを交えながら申しましたけれどやはり待つとのこと
でした。
自分もどうしようかなぁ;と考えておりますとどうやら出たはずのバスが10分ほど遅れて来たようでした。
これはラッキーと思い、そのお二人と共にバスに乗り込みました。
そのお二人、どちらから?と尋ねるとジャーマニーとのこと。
ドイツねと思い、更にドイツのどこ?と恥を知らぬオバサンは尚も聞いてみますと;ハノーバーとの答えを頂戴致しました。
もう一人の方はドイツ語で答えて下さったのですけれど、さすがにわからず、先の英語で話して下さった方が手振りを交えながらもう少し北の方
と教えてくれたのでした。
ドイツは日本よりも寒いのだろうなぁと思いながらもその英語力が無く;、そこまでは聞けないオバサンなのでした;。
乗り込んだバスは広島駅まで行き、そこが終点となります。(美術館を出た後は駅までは停まりません)
その後をどうしようかなぁ、路面電車に乗り換えてもう一度街中まで戻るかなぁと思いながら運転手さんに伺うとこのカードを次のバスの運転手に
見せればバス代は掛かりませんと言われ、そのカードを受け取りました。
因みに自分自身は広島市内を走るバス共通のカード、パスピーというもので支払っておりその兼ね合いもあったのかもしれません。
また一日乗車券として400円を支払えば、その「めーぷるるーぷばす」には乗り放題というものもありますのでお越しになられた方はこの方がお得
かと思います。(一回の乗車賃は200円ですのでかなりお得です)
ともあれ、街中までもう一度戻るのはそのカード提示で無料ならこれを使わない手はないと考え、今一度次のバスを先のお二人と共に待ったの
でした。
このめーぷるバス、既存のバス路線とはかなり違うルートを通りますので乗る路線によっては時間の節約にもなるようですし第一ほぼ観光地に
停まりますのでかなり便利かと思います。
ただし難点はそれほど本数が多くないこと。
よく確かめてはおりませんでしたけれど、1時間で4本くらいかと思います。
それでも効率よく目的地に着くのではと思いますよ。
そんな感じでいつもとは違うルートのバスに乗り込み(車ではごく普通にその道は通っておりますが)いつもとちょっと違う感覚を覚えながら
県立美術館の前で下りました。
次にまた美術館?と思われたかもしれませんが、此処で下りるのが自分が行きたい場所へ一番近かったからですね。
なお、先ほどの彼らはまだ少し後のバス停で下車のようでした。
久しぶりで街中までその辺りを歩いてみました。
此処もいつもは大抵車でものの2、3分で通り過ぎる場所ですけれど学生の頃はそれこそこの道をしょっちゅう歩いては街中から県立美術館まで
行っていたものでした。
車で通り過ぎる景色と歩いて見る景色、見ているものは同じはずなのに店先に並べられた花の鉢を眺めたり途中にある女学校の生徒さんらのはしゃ
ぐ声が聞こえてきたり、やはり違うものだなと思いながら歩を進めておりました。
街中でなにするの?と聞かれてもそれほど用があるわけではなく、疲れた足と乾いた喉を潤すのに少し喫茶店へ入り、後はこれも毎度の事ながら
食料品の買出しをして帰りのバスに乗り込んだのでした。
今日はこんな感じのオバサンのお出かけ日記と相成りました;。
読み返してもまるで小学生の絵日記みたいなものですよね、本当にすみません;。(苦笑)
大神様の言葉も受け取りましたけれど、また明日にでも揚げさせて頂ければと思います。
本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。