**美しいエリアーヌの愛した仏領インドシナ** vol.4
関連映画:『インドシナ』(1992)
その③につづき
食べるのに忙しくて、景色を見る余裕もなかったんだけど、気がつけば……、おぉ、あの『インドシナ』で見た覚えのある光景が広がっているではないですか!!
映画『インドシナ』では、ドヌーヴ演じるエリアーヌの養女カミーユと、エリアーヌのかつての恋人ジャン・バチストが駆け落ちして、船に乗って彷徨うシーンの舞台となっています。シーンとしては追い詰められているんだけど、背景のハロン湾の景色は、それはそれは美しい。映画の中では、フランス語だからか字幕が「アロン湾」となっていますが。
ああ、ここでロケしたんだな~~~、、、と、しばしうっとりしてしまいました。
ここからは、とにかくハロン湾の景色をご覧ください。


右奥に見える奇岩のふもとの建物は水上生活をしている人たちのもの

たくさんのクルーズ船、、、

犬の形に見える岩だそうで、、、

ハロン湾で一番有名な(?)闘鶏岩

魚(クエ系だね、多分)の形に見える岩だって
○○に見える岩、ってのが色々あって面白い! こじつけ?っぽいのもあったし。闘鶏岩などは、ほんの一瞬確度が違うと、ゼンゼン違うものに見えます。現地ガイドのタカさんは「闘鶏というより、チューしてるみたいに見えますネ!」とおっしゃっていました。

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で、食事が終わって30分くらいしたところで、洞窟めぐりのため、下船します。

下船したところからハロン湾を見る

ティエンクン鍾乳洞の看板
ティエンクン鍾乳洞。ティエンクンとは、「天宮」という意味だそうな(ガイドブックによる)。
で、階段を100段ほど上り、鍾乳洞へ、、、。階段はまあ、それほどでもないんだけど、100段上った挙げ句に入った鍾乳洞が、、、もうね、ものすごい湿気で蒸し暑いのなんの、、、。サウナでした、ほとんど。
割と最近(1993年)発見されたそうで、発見した人は、タカさんの説明によれば、たいそうなお金持ちになったんだとか。ハロン湾にはいくつも鍾乳洞があって、このティエンクン鍾乳洞は観光用に整備されたメジャーなもの。でも、鍾乳洞を一つ発見すると、その規模にもよるけど、結構お金が入るらしい。なので、タカさんは「私もいつか発見して、日本に行って、レクサスを買います!」と言っておりました


あの穴から、この鍾乳洞を見つけたんだって!


ライトアップされていました
鍾乳洞を出たら、もうほぼクルーズは終了で、すぐに船着き場まで戻ってきました。3時間ほどでしたが、なかなか充実感を味わえましたよ。最初の旅行なら、これで十分かと。
ちなみに、クルーズはいろいろメニューがあって、中には2泊3日とかの豪華クルーズもあるらしいです。あと、水上飛行機で空から見るツアーもあるんだそうな。もう一度行くなら、私は空から見るツアーかな~。きっと、スゴい美しいと思うので。
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また4時間かけてハノイに戻ってくれば、もう夜です。……というわけで、本日はベトナム高級コース料理、とのこと。

こちらがディナーのお店

珍しくメニューがありました!(メニューがあったのはここだけだった)

フォー

豚肉の揚げたの

なすの焼いたの

生春巻き(お皿がキレイじゃなくてすみません、、、)
またしても、コース料理だというのに一気に運ばれてくるという、、、。これがベトナム式のコース料理なんでしょーかね。写真も全部は撮れませんでした、、、。でも味はどれも美味しかったですよ! 写真撮りそびれたんだけど、チャーハンが意外にも絶品でした!
デザートは、初日と同じく、甘~~いお粥。Green bean sweet soupとメニューにはありますが、お米も入っていたゾ。
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宿に戻って、一息ついて外を見たら、ものすごい雷雨!!

いよいよ明日は帰国日。午前中は、焼き物で有名なバッチャン村に行くので、雷の音を聞きながら、アッと言う間に眠りにつきましたとさ、、、。
その⑤につづく